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コルナゴはColnago PrototipoをUAE Team Emiratesに提供 これが新型のロードバイクとなるか?

機材情報
Image credit: colnago
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タデイ・ポガチャルが新型と思われるコルナゴに乗っているのが目撃されていた。

 

今回は、正式にコルナゴがUAE Team Emiratesに新しいレーシングスバイクを提供している。Colnago Prototipoというのが、正式な名称になるのかは不明。V4Rとなるかも。

コルナゴは発売時期や価格については述べていない。

 

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Colnago PrototipoもしくはV4R?

Image credit: colnago 以下同様

 

コルナゴは、CannondaleとBMCでデザインチームを率い、Cannondale SystemSixとBMC TeammachineをデザインしたノルウェーのTorgny Fjeldskaarを招き入れた。

Colnago V3RSの伝統的な形状に対し、角ばったヘッドチューブなど、新しいコルナゴのデザインにはTorgny Fjeldskaarのデザインの特徴がはっきりと見て取れる。

コルナゴによると、このプロジェクトでは、今年初めに発売された新しいコルナゴC68をテストミュールとして使用し、全く新しい工法が採用されている。

 

 

Prototipoはモノコックフレームだが、モジュラーで別々のパーツから構成されているC68フレームを構成するパーツで、Prototipoの一部のカーボンファイバーの異なるレイアップをテストすることができたそうだ。

 

 

つまり、今回のPrototipoでは、デザイナーが通常モノコックのようにフレーム全体を扱う考えではないという。

フレームの一部を個別に扱うことができるため、カーボンチューブの異なるレイアップを「より迅速かつ検証可能な順序で、より短い時間枠で」研究でき、より早く結果を出すことができたと言う。

コルナゴは、UAE Team Emiratesがテストする5つの最終バージョンを選択。

5つのプロトタイプでレースを行い、将来的に販売される最終バージョンに到達することを目指している。

 

 

コルナゴはV3RSと比較した新しいバイクの性能、重量、剛性、エアロダイナミクスの詳細を提供していない。

見た目では、よりプロファイルされたヘッドチューブでよりシャープでエアロダイナミックな外観になっている。

 

 

シートチューブとシートステイの接合部も、より角張った印象に見える。

チームが使用するコックピットは、C68でデビューした新しいデザインのCC.01ではなく、Deda Alaneraワンピースバー/ステムであるように見える。

正確な比較は難しいが、ボトムブラケット部分はより大きく、より頑丈であるように見える。

 

 

フロントフォークには、UAE Team Emiratesのロゴが。

ジオメトリーはV3RSに近いと思われる。写真を見るとフロントホイールとダウンチューブのクリアランスが少し広くなっているように見える。

コルナゴは前日に、高級靴ブランドのTop’sと共に「イタリアンライフスタイル」バイクを発表していた。

 

今回は、タデイ・ポガチャルがツール・ド・フランスで優勝するためのバイクだ。

ポガチャルは山岳ではリムブレーキモデルを使っているが、今回の新型で重量の問題がクリアーしていれば、これをそのまま使用するはずだ。

まずは、レースで新型が見られるのでじっくりと見てみたい。だけど、プロトタイプが5つもあるのでは、どれが製品版になるのかはわからないですね。

コクピットなども、製品版ではコルナゴのものになるでしょうし。

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