クリス・フルームがIsrael Start-Up Nationのロードキャプテンとしてツール・ド・フランスに出場することが正式に発表された。
これは、マイケル・ウッズがリーダーとなることが発表された24時間以内の発表となった。
どうせならば、一緒に発表して貰いたいところだけど。
クリス・フルームは、中々調子が上がらないことから、チーム内からも出場を疑問視する声は上がっていたのだけど、無事に3年振りのツール出場となる。
ロードキャプテンとして
And here it is!
We are happy to announce that @ChrisFroome, will line up for this year’s Tour de France in the blue and white colors of ISN.
🎙️“After two years away from the Tour de France I can’t wait to get back.”
Full announcement: https://t.co/2oYPvUor4v
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🇫🇷 #TDF2021 pic.twitter.com/26NNBsD7HX— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@TeamIsraelSUN) June 15, 2021
クリス・フルーム自身、ツール5勝目を狙えるコンデションでないと認めている状態。アシストとロードキャプテンとして参加することになる。
ツール4回の優勝と経験を過小評価することは出来ないとチームの公式サイトでは述べられている。
本来ならば、ロードキャプテンはダリル・インピーがなるはずだった。だが、ダリル・インピーは、ブエルタ・ア・アンダルシア最終ステージで落車。
5月22日のことだが、ダリル・インピーは、東京オリンピック欠場も発表しており、未だに復帰レースも決まっていない状態。かなり激しく落車したので、腰の痛みなどがあるのだろう。
チームとしては、要となるライダーが欲しかったということか。
So incredibly happy to be back at @LeTour #TDF2021
Thanks to everyone who made it possible @TeamIsraelSUN 🙏
Never stop believing 👊 pic.twitter.com/VcLeKHJGXl— Chris Froome (@chrisfroome) June 15, 2021
事故からの様子を短い動画でまとめてくれている。全く歩けなかったことから考えると普通に走れているのが不思議なくらいだ。
ISNの残るメンバーの正式発表はまだだが、今年はケガで欠場が多いのが気にかかる。
クリスツ・ニーランズもジロで鎖骨骨折している。だが、暫定リストには名前が上がっているので、出場するのだろう。
ジロで、マリア・チクラミーノを着たアレッサンドロ・デマルキも、カールフレドリク・ハーゲンもケガが治っていないので、出場出来ない。チーム的にはかなりピンチだ。
マイケル・ウッズがリーダーとなったが、山岳でアシスト出来そうなのはダン・マーティンしかいない。
チームとしては、やはりステージ優勝をどこかで狙うしかないだろう。フルームはツールとブエルタの連続出場の予定となっている。
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