ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma)はツール・ド・フランスでの個人TTからの落車からの回復に努めている。
2度の手術により、遅れていた回復は懸命なリハビリにより日々改善しているようだ。
Stravaを見ても毎日70kmはライドしているようで、順調に外乗りも進んでいる。
バイクだけの回復でなくて、身体の体幹トレーニングも着々と進んでいるようで、ツイッターで回復ぶりを報告してくれた。
歩行も正常に走れるまで回復
以下のツイッターですでに普通のアスリート並みのトレーニングを見せてくれている。
My rehab is in full swing. Proud on what I achieved already & grateful for all the support I had 🙏🏼
Credits: @movetocure pic.twitter.com/y2zVUV3puG— Wout van Aert (@WoutvanAert) November 14, 2019
スクワットは、軽い重量だなあと思ってみていたら、下は不安定なトランポリンのような床の上で行っていた。
バランスを取りながらのスクワットは正常な人でも難しいだろう。間違いなく私にはできない(^^;
さらに、ダンベルを持っての体幹トレーニング。
ツイートの後半の動画では、シクロクロストレーニングをしている様子がわかる。
日付が11月9日なので、すでに1週間前の動画だ。
Staravaで確認すると、平坦基調の道をタンタンと走っているようだが、実践的なシクロバイクトレーニングもすでに取り入れているようだ。
ワウト・ファンアールトの当面の目標は、12月11日のチームのウインターキャンプに間に合わせること。
1か月前には、1日1時間のバイクトレーニングに制限されていて、右足の筋力の回復が大きく遅れていた。
回転数は100回転を維持することが出来ない状態だったことを考えると段違いな回復状態だ。
この調子ならば、かなり戻せてきそうな感じにみえる。順調に回復出来ているようで、まずは一安心だ。
Flandrien 2019
ワウト・ファンアールトはFlandrien 2019に選ばれている。
これはその年のベルギーの最高のライダーを選ぶ賞だ。5人が候補として挙がっていた。
これは仲間のサイクリストから投票されて選ばれる賞で、2位はレムコ・エヴェネプール。3位はフィリップ・ジルベールだった。
ワウト・ファンアールトはサイクリング界の伝説、フランチェスコ・モゼールからトロフィを受け取っている。
ワウト・ファンアールトはジルベールが選ばれるだろうと思っていたという。
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