ヨーロッパ選手権が開催されている。
自転車のレースだけではなく、様々な競技が行われている。イネオスのチームパーシュート金メダリストのフィリップ・ガンナは個人タイムトライヤルとロードレースに参加する前に、男女ミックスドリレーに参加している。
まずは、前哨戦と言った感じだけど見事に勝利している。
ミックスドリレーで勝利
Congratulations to @GannaFilippo and his five Italian teammates 🇮🇹.
They took gold by 21 seconds in the #EuroRoad21 Mixed Relay TTT 🥇 pic.twitter.com/RAZBjBo937
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) September 8, 2021
ミックスドリレーは、男子3人、女子3人で行われ、22.4kmずつの計44.8kmを走った。この競技ではオランダが強いのだけど、今回メンバーに恵まれていなかった。
イタリアのメンバーは
- フッリッポ・カンナ INEOS Grenadiers
- アレッサンドロ・デマルキ Israel Start-Up Nation
- マッテオ・ソブレロ Astana-Premier Tech
- エレナ・チェッキーニ SD Worx
- マルタ・カヴァリ FDJ
- ロンゴ・ボルギーニ Trek-Segafredo
男子3人が24分10秒のトップタイムを刻んで、女子がそのリードを守り切った。ゴールタイムは51分59秒。av51.709km/h。2位のドイツに21秒のタイム差をつけて勝利している。
「一人で6人に勝つことはできない。誰もがこのタイトルに貢献した」とガンナはフィニッシュで控えめに語っている。
チームメイトのマッティオソブレロは
彼はアイドルであり、真のチャンピオンだ。彼は私とアレッサンドロの走りを楽にしてくれた。私たちがリラックスできるように、より長く前を引いてくれた。
ミックスドリレーでスタートしたかった
🇮🇹 Italy dominates Mixed Relay at #EuroRoad21#Trento #VisitTrento #cycling #ciclismo #trentino #roadcycling pic.twitter.com/sxiGBUAvgM
— UEC_cycling (@UEC_cycling) September 9, 2021
個人タイムトライヤルで勝利を狙う、タデイ・ポガチャル、レムコ・エヴェネプール、シュテファン・キュングは、ミックスドリレーに出ていない。
ベルギーは参加国が8チームしかないためにチームを派遣していない。スロベニアは、最後にタデイ・ポガチャルと彼のガールフレンドがキャンセルして出場していない。
ロードレースと重なっておりリレーのメンバーを揃えることの出来る国も少ない。
フィリッポ・ガンナは
今日は、私にとって素晴らしい週の始まりだったと思う。本当にこのレースでスタートしたかった。
ここ数年テレビで見ていて、このレースに魅了されたんだ。チーム監督に打診された時には、とても興奮した。
2日連続でタイムトライヤルに乗るのは理想的でない。
ガンナは、オリンピックチャンピオン、4度の世界追跡チャンピオンだけど、イネオスで走っている時も、イタリア代表チームのジャージで走っている時もチームプレーヤーのままだ。
普段から気取らず、チームの雰囲気を和ませてくれる人でもある。彼の個人タイムトライヤルでの活躍も期待しておこう。
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