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2026 ツール・ド・フランス 不可能を可能にしたマッズ・ピーダスン

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山岳賞もそうだけど、ポイント賞も今年は本当に白熱した。

今年からポイント賞の配分が変わり、平坦スプリントでは70ポイントとなった。このため、Soudal – Quick Stepのティム・メルリエは、3勝をあげて210ポイントの満額を獲得。

だが、それだけではポイント賞トップにたつことは不可能だった。中間スプリントや50ポイントとなるスプリンターステージでも、勝てないと取れなかったのだ。

それを可能としたのが、マッズ・ピーダスンとジャスパー・フィリップセンだ。

 

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熾烈な争いを力でねじ伏せる

 

二人の戦いは第17ステージで7ポイント差まで狭まった。中間スプリントをマッズ・ピーダスンが25ポイント獲得したが、最終ステージをジャスパー・フィリップセンが勝利したからだ。

 

だが、ここからマッズ・ピーダスンが信じられない行動を起こす。第18・19・20ステージ共に山岳を乗り越え、中間スプリントポイントをトップで通過するというミッションインポッシブルを成功させたのだ。

これはちょっと、信じられないほどの走り。これだけマッズ・ピーダスンが登りも上がれるというのは信じられないことだった。

Lidl-Trekのチームメイトの全面的バックアップがあったからだけど、その後逃げから落ちてきた時には、逆に総合勢のマティアス・スケルモースイェンセンやフアン・アユソーが引いているのだから凄い。

文句なしのマイヨベールだ。

 

第20ステージ後のインタビュー

 

素晴らしい1週間、そして素晴らしいツールになりましたね。

本当に素晴らしい。キャリアにおける目標の一つが達成されたので、今日でひとつの区切りをつけることができて信じられないほど嬉しい。あとは明日のステージを無事にフィニッシュするだけだ。

 

今日の上りも凄まじかったですね。一時は集団から遅れたかと思いましたが、そこから見事に挽回しました。

上りのふもとで無理をしたくなかったので、自分のペースを守って走っていたんだ。

そして、ある時点でプロトン(メイン集団)のペースが少し落ちるという、まさに思い描いていたシナリオになることを願っていた。

残り5キロで少し平坦になることは分かっていたから、そこでチャンスを掴んで、下りをうまくこなさなければならなかった。それが今日報われて、本当に最高な気分だ。

 

マイヨヴェール(ポイント賞)はあなたのものになりました。明日はもうプレッシャーもありませんし、ステージ優勝に向けて全力を尽くすということですね。

ああ、今はもう不運やパンクのことは考えなくていい。明日はただ、勝利のためにすべてを懸けるだけだ。

 

これでマッズ・ピーダスンは、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャのポイント賞を全て勝ち取った。

そして、マッズ・ピーダスンはブエルタもマティアス・スケルモースイェンセンと共に出場すると言っている。連続で取るつもりだ。そうなるとジョナサン・ミランはどうするのだろうか。

 

 

コメント

  1. Aki より:

    2026年ツール・ド・フランスは最終ステージに近づくにつれて山岳賞、ポイント賞、ステージ優勝が白熱していきましたが、マッズ・ピーダスンのポイント賞は今まででは考えられないような内容でしたね。
    超級や1級を超えて、先頭集団に入り確実にスプリントポイントを奪取する。他チームのスプリンターがノーチャンスでステージを走り切るのもやっとのステージで挑戦を続けてそれをやり切る勇気と実力は本当に感動させられました。
    今年のポイント配分やステージの特性がピーダスンに合っていたと言えばそれまでですが、近年のツールはクライマーですら厳しい山岳ステージが増えていると言うくらいの構成になっている中での快挙は無条件で拍手を送りたいです。
    連日のヴァチェクとクイン・シモンズの並外れたサポートも含めての勝利ではありますが、本当に努力に値するものでした。

    • ちゃん より:

      その通りですね。チームの首脳陣が言ってましたが、マッズ・ピーダスンがやると言ったやる人だと。
      ただ、1級山岳で集団から抜け出して前を追うというのは、これまでのマッズ・ピーダスンでは考えられないほどの走りだったかと。

      新しいフェーズに入ったというか、これからのスプリント賞を取る人の条件が変わってくるような感じのポイント賞でしたね。
      もし、仮にジョナサン・ミランが出たら取れていたかというも難しかったでしょう。次のブエルタ・ア・エスパーニャもマッズ・ピーダスンが出るようなので、好調を維持したままだと凄いことになりそうです。

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