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2019年ドーフィネの悲劇 クリス・フルームが語るキャリア最大の転換点と引退への思い

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先日、正式に現役引退を表明したクリス・フルーム。

 

ツール・ド・フランス個人総合優勝4回を誇る偉大な王者は、自身のキャリアにおける最大の転換点として、2019年のクリテリウム・デュ・ドーフィネでの大クラッシュを挙げた。

現在、アンバサダーとして2026年のツール・ド・フランスを訪れているフルームが、落車後の苦悩と引退への思い、そしてキャリアへの誇りを語っている。

 

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現実を受け入れるまでの葛藤

 
 
 
 
 
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2019年6月、ツール・ド・フランスの数週間前に起きたクリテリウム・デュ・ドーフィネでの落車は、フルームのキャリアを大きく変える出来事となった。

壁に激突した彼は、大腿骨、肘、股関節、肋骨を骨折する重傷を負った。

当時、彼はジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノー、ミゲル・インデュラインに並ぶ、史上最多タイとなるツール5度目の制覇を目指していた。

しかし結果として、2018年のジロ・デ・イタリアでの総合優勝を最後に、彼がグランツールで勝利を挙げることはなかった。

Team Skyで全てのグランツール制覇を果たした後、2021年からはIsrael-Premier Techに移籍し、キャリア最後の5シーズンを過ごした。

昨年8月末のトレーニング中の落車で肋骨骨折、肺気胸、背骨の骨折という重傷を負い、さらに2025年2月にも鎖骨を骨折したことで、引退を発表するタイミングを逃していた。

 

偉大なチャンピオンは、度重なる怪我と向き合いながら自身の引き際を受け入れ、現在はブランドのアンバサダーとして2026年のツール・ド・フランスに帯同している。

 

あの時辞めていたら、一生後悔していただろう

 

2019年のクリテリウム・デュ・ドーフィネでの大クラッシュは、ご自身のキャリアにどのような影響を与えましたか?

あのドーフィネでの落車は、私のキャリアにおいて非常に大きな転換点だった。あの落車を後悔している。5度目のツール・ド・フランスに向けて戦うための、素晴らしい状態にあったのだから。

 

大怪我を負った後も、2019年以降キャリアを続けたことについて、今どのように感じていますか?

もしあの時辞めていたら、残りの人生ずっと「もしかしたらもう一度ツールで勝てたかもしれない」と考え続けていただろう。

それはおそらく、私にとってよりダメージの大きいことだったはずだ。現実を受け入れるのには確実に時間がかかった。おそらく少なくとも2、3年は、まだ夢を追いかけていた時期があったと思う。

 

近年も度重なる怪我に見舞われましたが、引退という決断についてはどう捉えていますか?

これが最後の契約になることは分かっていた。昨年8月末に落車したため、引退について話す機会がなかったんだ。あのような命に関わる怪我を望む者はいない。度重なる落車を経て、引退は私が待ち望んでいた瞬間でもあった。

 

輝かしいキャリアの中で、最も記憶に残っている瞬間を教えてください。

ツールに出場するチャンスをただただ熱望していて、2013年はすべてがうまく噛み合った。マイヨ・ジョーヌを着てパリに到着した時のあの素晴らしい感覚は、決して忘れることのない一日だ。

 

コメント

  1. よかあし より:

    これはビンゲゴーにも言える事で、2024年のイツリアバスクカントリーの落車が無ければ、ツールではどうなっていたのか分からないですね。
    さらに言うと、2023のツールが、今年のコースならばポガチャルに有利だったという話もありますね。

    たらればの話しですね〜

    • ちゃん より:

      まあ、ほんとに事故さえなければ、フルームが5勝クラブに入っていたでしょうから、わからないものですね。
      こればっかりは運命としかいいようがないですね。

  2. 毎日読者K より:

    ロードレーサーに怪我はつきものだといわれればそれまでですか、トップ選手の全盛期の命をも危ぶむ大怪我は残念でなりません。フルームはまだまだ頂点に君臨できたでしょうし、同じようにベルナルも全盛期での復帰不可能と思われる大怪我。ベルナルがマリアローザを獲得したジロでの登りとグラベルでの強さをみたとき衝撃を受けたのを覚えています。全グランツール制覇もいけていたのではないかとおもってます。ケガがなければポガチャル、ヴィンゲゴー、ベルナルの三つ巴の時代が続いており、見たかったファンは私だけではないと思います。少し話はそれてしまいましたがフルームほどの選手が引退セレモニーなどもなく去っていくのはさみしいですね。

    • ちゃん より:

      ほんとにそうですね。エガン・ベルナルは若かったこともあり、なんとか復帰して勝利も飾っていますが、結局フルームは全く勝利には届かなかった。
      ツール・ド・フランスのクイーンステージで3位になったのが事故後の一番の成績でしたね。

      ほんと、せめて引退セレモニーはしてもらいたいですね。

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