マチュー・ファンデルプールの所属するAlpecin-Fenixは来シーズン、すべてのワールドツアーに自動的に招待されるはずだ。
現在、Alpecin-Fenixはシーズン終了2週間前の時点でArkéa-Samsicを73ポイント上回っている。
2019年からプロチームランキングでトップになった場合、すべてのワールドツアーイベントに参加する権利を得るルールとなっている。
今年はTotal Direct Energieがランキング1位で自動招待だったが、来シーズンはAlpecin-Fenixとなりそうだ。
マチュー・ファンデルプールの活躍が大きい
Wat deze cijfers van @AlpecinFenix betekenen, lees je in dit verhaalhttps://t.co/asXEwc5WnF pic.twitter.com/5h6PFSavgU
— WielerFlits.nl (@WielerFlits) October 6, 2020
マチュー・ファンデルプールがチームポイントの36%・1290ポイントを稼ぎだしている。
これはビンクバンクツアーの逆転総合優勝で450ポイント獲得したのが、大きく貢献している。
プロチームランキングだけを見てみると
- 12位 Alpecin-Fenix 3492ポイント
- 14位 TEAM ARKEA – SAMSIC 3419ポイント
- 17位 CIRCUS – WANTY GOBERT 2625ポイント
残りのレースは10あまり。
だが、Alpecin-Fenixは
- De Brabantse Pijl – La Flèche Brabançonne 10/7
- Gent-Wevelgem in Flanders Fields 10/11
- Ronde van Vlaanderen – Tour des Flandres 10/18
- Paris-Roubaix 10/25
に参加する。
しかも、マチュー・ファンデルプールは全てに参加するのだからポイントの加算は間違いない。
ワイルドカードをすでに取得しているので、Alpecin-Fenixはとても有利に展開できる。Arkéa-Samsicの逆転はあり得ないと言ってもよい。
これにより、Alpecin-Fenixは来シーズン全てのワールドツアーに自動招待となる。
これは、ワールドツアーメンバーシップに伴う必要な予算の増加とライセンス料を回避することが出来るメリットもある。
さあ、来シーズンはグランドツアーで活躍するマチュー・ファンデルプールの姿が見れるはずだ。全てのグランドツアー参加は無理だろうから、やはりツール・ド・フランス出場となるのかな。
ただ、東京オリンピックとかぶるので、どちらを優先するかによるけれども。まだ気が早いか(^^;
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