延期されたジロ・デ・イタリアは10月3日から10月25日の開催となった。
レースを主催するRCSスポーツは、トッププロ16人が参加したThe Challenge of Starsバーチャルレースを開催して楽しませてくれた。
今年のジロ・デ・イタリアは秋の開催予定となったが、一体誰が勝つのか全く予想がつかない。
まず第一にイタリアで開催出来るのかが一番の問題だけれども。これまでのマリアローザを彩ったバイクの数々を見てみよう。
ピンクに染まるマリアローザバイク リチャル・カラパス
昨年、優勝のリチャル・カラパスは全部ピンクで統一のCANYONで登場。
ジロ・デ・イタリアのマリアローザ獲得者も、最初からみんなピンクのバイクに乗っていた訳ではなくて、当初はハンドルバーテープをピンクにする程度のカスタマイズが主だった。
クリス・フルーム
クリス・フルームの伝説の一日といわれた2018ジロ・デ・イタリア第19ステージ。
ここで、トム・デュムランを突き放したクリス・フルームは80kmの独走劇を見せてマリアローザを引き寄せた。無謀とも思えたアタックは実は綿密に計算されていた勝利だった。
第20ステージではまだフレームは間に合っていない。Pinarello Dogma F10 X-LightとMOSTコックピットに微妙なピンクのデカールを貼っていただけ。
Fausto Pinarelloがトップチューブに署名して、ローマの最終ステージにピンクカラーで登場した。
トム・デュムラン
トム・デュムランは2016年控えめにパイオニアのパワーセンサーカバーをピンクに。
ハンドルバーとパイオニアのメーターカバーをピンクに。
ヴィンチェンツォ・ニバリ
2016年ニバリはAstana Pro Teamのエースとしてジロ2度目の制覇。この時にはS-WORKSに乗っていた。
フレームにボトルケージ、ハンドルバーがピンク。
ローハン・デニス
ローハン・デニスは2018ジロで第2ステージから4日間マリアローザを着用。BMC Teammachine SLR01をピンクに。
マンセル・キッテル
マンセル・キッテルは2016第3ステージで着用。バーテープとシューズをピンクに。
ステフェン・クライスヴァイク
2016年に4日間マリアローザ着用。ビアンキオルトレXR2は、象徴的なジロピンクとビアンキチェレステカラー。
チェレステとは
ビアンキの自転車は伝統的にチェレステ(イタリア語:Celeste、碧空、天空)という緑色に近い青色で塗装される。
ヘッドチューブがピンク。
山岳TTでBianchi Specialissimaを使用。バーテープとパイオニアパワーセンサーをピンクに。控えめですね。
アルベルト・コンタドール
2015年に総合優勝した時のバイク。Tinkoff – Saxoから出場。
うまく塗り分けてますね。
まあ、これが有名か? ボスのオレグ・ティンコフが髪をピンクに~。
2015年ジロ最終日。
コンタドールは2008年の総合優勝の時にはピンクのバーテープとピンクのヘルメットにグローブでコーディネイト。
ナイロ・キンタナ
2014年総合優勝したキンタナ。全身ピンクですね。BORAのデカールもピンクに。
フレームにしっかりとジロのサインが。
ボトルキャップもピンク。
Campagnoloは、ブレーキフードもピンクに。
コンチネンタルのピンクのチューブラータイヤ。
サドルもピンクのfizik。
マイケル・マシューズ
マイケル・マシューズは2014年ジロで第2ステージから6日間マリアローザ着用。落車の影響で11ステージを走ることなくリタイヤ。
Scottのバイクをピンクに塗り分け。Shimanoのホイールのデカールもピンクにしてますね。
マリオ・チッポリーニ
マリオ・チッポリーニの2002年のバイク。チッポリーニにしては控えめか?
ウェアも普通にピンク。
1997年に、すでにピンクのバイクとウェアを着用。
マリオの奇抜なユニフォームの数々は下記の記事で少し書いてます。罰金払ってでも着て走っていたというからさすが。
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