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One Kから930gの超軽量ホイールOne K Wheelsが2022年に登場する

機材情報
phtoto one-k-wheels.com
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ONE-Kは、カイザースラウテルンにあるライプニッツ複合材料研究所のスピンオフ企業であるEVOLIME GmbHのブランド。

技術と情熱を結集し、軽量構造と安定性が相反しない、1,000g以下のホイールセットを開発した。

2022年春まで発売されないが、1,000g以下というホイールは軽量マニアに取っては興味のある製品だ。

 

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One K Wheels

phtoo Tyler Benedict

 

軽量化の秘密は複合スボーク構造を使用した、カーボンスポークシートにある。これにより、ホイール全体の重量を20%以上削減できる。

 

phtoo Tyler Benedict

 

片面に2枚のスポークシートがあり、すべてのスポークシートを一方向に向けて配置し、その上にもう1枚のスボークシートを重ねて、もう一方向にスポークを配置するという設計になっている。

 

phtoo Tyler Benedict

 

このシートは、カスタムハブの小さなくぼみにはめ込むようにあらかじめ成形されている。独自の設計だ。

 

phtoo Tyler Benedict

 

上の写真だとわかりやすいが、1枚のスポークシートは全て繋がっている。これが軽量化の秘密にもなっている。これでスホークシートと呼ぶのがお分かりだろうか。スポークが一体化しているのだ。

そして、2枚のスポークシートをニップルにループさせると、ハブをその間に挟み込み、空回りしないようにする。つまり、ハブの力でスポークを回転させ、ホイールを回している。

これまでのホイールスボークの概念と全く違う構成となっている。

 

phtoo Tyler Benedict

 

スポークの端には、チタン製のニップルに挿入されるループがある。

 

phtoo Tyler Benedict

 

リムからボルトを通すことで、すべてが引き締まり、ホイールの組み立てて真っすぐにすることが出来る。

 

phtoo Tyler Benedict

 

ハブはNon Plus Components製で、One Kのカーボンスポークシート用にフック付きのフランジをカスタムメイドしている。

ホイールの出荷は、2022年春で価格は未定。標準のスポークニップルの直系に一致するチタンニップルとボルトを使用しているため、システムはどの標準リムと互換性がある。

発売では、更に詳細な情報がわかるだろう。楽しみにしておこう。

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