Silcaは3Dプリントされた、チタンMTB / CX / Gravelクリートを作成した。
重量は従来の2分の1で、耐久性は真ちゅう製クリートの4倍になるという。
チタン製クリートの主なメリットは強度の向上であり、これらは標準の真ちゅう製クリートの約2倍の強度があると言われている。
チタンクリート
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photo silca.cc
ほとんどの場合、MTBクリートはスチールまたは真ちゅうに限定されている。
TimeやCrankBrothersのような真ちゅう製のクリートを使用するペダルの場合、真ちゅう製の素材はかなり早く摩耗する可能性がある。
Shimano SPDクリートの軟鋼は通常、摩耗しにくいが、真ちゅう製のクリートと同様に、かなり重い。
そこでSilcaは、より軽く、より耐久性のあるクリートを作る方法を考え出した 。
ジャイロイドと呼ばれる内部格子構造を利用して、Silca 3Dプリントでしか不可能な工法を利用することができた。
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photo silca.cc
その結果、真ちゅうや軟鋼よりも2.25倍強く、3倍硬いと主張する6AL / 4Vチタンクリートが得られる。
Silcaは、6/4チタンは、ペダルの構造に使用されている工具やばね鋼よりもわずかに柔らかいため、理論的には、クリートはペダルよりも早く摩耗し、クリートだけを交換できると主張している。ペダルはそのままだ。
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photo silca.cc
Shimano、Time ATAC、またはCrank Brothers互換で利用可能で、各バージョンはインディアナポリスで3D印刷される。
重量は22〜26gであり、各バージョンがストッククリートの半分未満の重量となる。
真ちゅう製のクリートの4倍の寿命が本当に得られるのであれば、軽量化する価値があるだろう。
クリートは11月24日に出荷を開始。
- Shimano SPD 24g 30g軽量
- クランクブラザーズ22g 24g軽量
- Time 22g 26g軽量
- 6V / 4ALチタン
- インディアナポリスで3Dプリント
- 真ちゅうクリートの4倍の平均寿命
- 価格 85ドル(約9600円)
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