サガンは2019世界選手権で、終盤先行する4人に向かって集団からアタック。
しかし、距離がありすぎた。4人に追いつくことなくを5位でフニッシュしたが、凄く調子が良かったことがわかる。
戦術的なミスと、あまりも追走のメンバーが少なかったのが原因ですね。
そんな、サガンの来年の予定だが東京オリンピックではマウンテンバイクには出場しないという。
資格取得の時間とエネルギー
サガンは、東京オリンピックでのロード出場については明言していないが、マウンバイクについては出場しないと言っている。
理由としては、マウンテンバイクでオリンピックにスロバキアを代表して出場しようとすると、レースに出場して上位入賞をしないと出場出来ないからだ。
資格を得るためには、レースをする必要があり多くのエネルギーと準備が必要になる。
ロードレースをやりながら、マウンテンバイクのレースに出場するスケジュールはとても難しい。
将来的には、またオリンピックを目指したいが、今回の東京のコースはクライミングが多く、体重の重いサガンには不利だ。
サガンは、たまにマウンテンバイクでトレーニングをしていることもある。トレーニングというよりも、楽しんでいる感じですけどね。
マチュー・ファンデルプールの場合には
マチュー・ファンデルプールは、東京オリンピックではマウンテンバイクで金メダルを狙うと公言しており、その為にレーススケジュールを調整している。
アムステルゴールドまではロードバイクレース。そこからはマウンテンバイクのワールドシリーズに出場しており、第2戦では優勝している。
サガンが語るロードとの違い
SAGAN 💥💥
— UCI (@UCI_cycling) September 29, 2019
The former World Champ 🌈 gave everything out there today! 👏 @petosagan #Yorkshire2019 pic.twitter.com/VCsqYrmdam
これについてサガンは
「(残念なシーズンとして)そのようには見えません。まだやる気があり、まだ目標がある。
年の初めにいくつかの胃の問題があり、体重が減ってしまった。回復するのに少し時間がかかったが、ツールでは良く走れたしね」
とサガンは答えて悪いシーズンではなかったと答えている。
サガンは来年1月には30歳となり、新世代のスプリンターが出てくると大きな勝利を収めることが難しくなってくる。
彼のライバルの一人であるマチュー・ファンデルプールと比べてサガンは、専門分野での違いを述べている。
シクロクロスとマウンテンバイクの場合には、1時間全力で戦う。だが、ロードレースの場合には経験が必要で、頭を使わなければいけない。
これは、マウンテンバイク出身のサガンだからこそ分かる事実。
常に本能だけで勝てるとは限らないという。この点で、サガンはロードレースにおける自分の優位性を語っている。数々の勝利は伊達ではないのだ。
来シーズン、マチュー・ファンデルプールと激突する場面を是非見てみたいものだ。
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