ジロ・デ・イタリア第15ステージは、またたま終盤に大きな展開がありました。
レース最後の3級山岳チヴィリオの頂上手前から、ニバリがアタックをかけて、下りも爆走!
後方にいる最大のライバルのプリモシュ・ログリッチに対しての攻撃になったのですが、ニバリ自身は、ログリッチェが遅れていることについては知らなかったと言ってます。
集中するために行ったこと
3級山岳チヴィリオの頂上手前からのアタックで、ニバリは周囲の雑音を騒音を遮断することにしたのです。
それは、残りの10kmで攻撃に身を投じた後、アタックに集中するためにラジオイヤーピースを外したのです。
ニバリの頂上からの下りの速かったこと、速かったこと。見ていた人はわかると思いますが、
後ろにいた
- マリアローザのリチャル・カラパス(モビスター)
- ヒュー・カーシー(EFエデュケーションファースト)
- 少し頂上で遅れていた、サイモン・イエーツ(ミッチェルトン・スコット)
この3人を引きちぎったかと思うほどのスピード!
下り終わってからもニバリは引き続け、ついに先頭の二人と30秒まで迫るほどのベースアップ。
さらに後方にいた、ニバリのチームメイトのドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、ライバルのプリモシュ・ログリッチ(ジャンボ – ヴィスマ)が下りでクラッシュしたという知らせをラジオできいてました。
ポッツォヴィーヴォはログリッチに追いつかれないようにペースを保って9位でゴール。
ニバリは、最終的にはゴールラインを6位でフニッシュしたために、ボーナスタイムはつきませんでした。ですが、これまでタイムが縮まらなかったログリッチェとの差が40秒縮まって1分の差になったのは大きい!
「最後の10kmでの攻撃に集中していたため、ゴールでイヤーピースを出したんだ。だからレース中はログリッチェについて何も聞こえなかった。
気を散らすものなど何も望んでなかった。私は最後に聞いただけです」
- ボトルを渡してチームカーはトイレタイム
- トイレから戻るとログリッチェからバイク交換の要請が~
- チームカーは一番後ろで戻れない~
- チームメイトのアントワン・トールクのバイクに乗り換え
- 下りで突っ込み過ぎて、ガードレールと接触
- 40秒のタイムロス
Never give up @rogla 👊 #Giro pic.twitter.com/kogP8wyu2z
— Giro d’Italia (@giroditalia) 2019年5月26日
その他のニバリのインタビュー
サイモン・イエーツも回復しているのを見ている。彼とは5分の差があるが決して多くに逃がせてはいけない男だ。
カラパスもニバリも、第21ステージのタイムトライヤルまでに1分以上はログリッチからタイムを稼いでおかないと厳しくなります。逆にログリッチは彼らをマークさえしていれば、最後に勝てるので無理なアタックはしない堅調な走りを繰り返すはずです。
やっぱりアタックがバンバンかからないと面白くないですよね。ニバリのアタックさらに見たいです!
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