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ニバリがジロ・デ・イタリア第15ステージで集中してアタック出来た理由は?

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ジロ・デ・イタリア第15ステージは、またたま終盤に大きな展開がありました。

レース最後の3級山岳チヴィリオの頂上手前から、ニバリがアタックをかけて、下りも爆走!

後方にいる最大のライバルのプリモシュ・ログリッチに対しての攻撃になったのですが、ニバリ自身は、ログリッチェが遅れていることについては知らなかったと言ってます。

それは、何故だったのでしょうか?
 
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集中するために行ったこと

http://www.cyclingnews.com/news/vincenzo-nibali-only-winning-counts-at-the-giro-ditalia/

3級山岳チヴィリオの頂上手前からのアタックで、ニバリは周囲の雑音を騒音を遮断することにしたのです。

 

それは、残りの10kmで攻撃に身を投じた後、アタックに集中するためにラジオイヤーピースを外したのです。

 

http://www.cyclingnews.com/news/vincenzo-nibali-only-winning-counts-at-the-giro-ditalia/

ニバリの頂上からの下りの速かったこと、速かったこと。見ていた人はわかると思いますが、

後ろにいた

  • マリアローザのリチャル・カラパス(モビスター)
  • ヒュー・カーシー(EFエデュケーションファースト)
  • 少し頂上で遅れていた、サイモン・イエーツ(ミッチェルトン・スコット)

 

この3人を引きちぎったかと思うほどのスピード!

下り終わってからもニバリは引き続け、ついに先頭の二人と30秒まで迫るほどのベースアップ。

さらに後方にいた、ニバリのチームメイトのドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、ライバルのプリモシュ・ログリッチ(ジャンボ – ヴィスマ)が下りでクラッシュしたという知らせをラジオできいてました。

ポッツォヴィーヴォはログリッチに追いつかれないようにペースを保って9位でゴール。

 

ニバリは、最終的にはゴールラインを6位でフニッシュしたために、ボーナスタイムはつきませんでした。ですが、これまでタイムが縮まらなかったログリッチェとの差が40秒縮まって1分の差になったのは大きい!

 

http://www.cyclingnews.com/news/vincenzo-nibali-only-winning-counts-at-the-giro-ditalia/

「最後の10kmでの攻撃に集中していたため、ゴールでイヤーピースを出したんだ。だからレース中はログリッチェについて何も聞こえなかった。

気を散らすものなど何も望んでなかった。私は最後に聞いただけです」

 

つまり、重要な場面ではラジオなんかいらない。本能のままに走る。ニバリだからこその集中した走りですね。
 
ちなみにログリッチのタイムロスの原因をさらっと書いておくと
  1. ボトルを渡してチームカーはトイレタイム
  2. トイレから戻るとログリッチェからバイク交換の要請が~
  3. チームカーは一番後ろで戻れない~
  4. チームメイトのアントワン・トールクのバイクに乗り換え
  5. 下りで突っ込み過ぎて、ガードレールと接触
  6. 40秒のタイムロス

 

ログリッチェには、不運が3つ重なったバットディでした。
 

その他のニバリのインタビュー

マリアローザを着ているリチャル・カラパス(モビスター)とも利害関係が一致しており、二人でアタックをかけてログリッチェに対しての攻撃をしているのは、とても良い関係だと思っている。
 
自分の調子は疲れによって少し落ちているのかと思って登りで反応を見ていた。コルマ・ディ・ソルマーノ(距離9.6km/平均6.6%)で自分がアタックした時に、後ろと数メートルの差がついた。
これで、自分の調子が良いことが分かったんだ。
 
最初の週は平坦ステージだったので、クラッシュを避けたり、遅れを取らないようにすることが重要だった。2週目に山岳が始まり、ログリッチはとても堅実であることを証明し、カラパスも、山岳で爆発的で彼とタイム差をつけたのは失敗だと思っている。
だけど、あの時は自分だけが追う必要はないよね。
 
http://www.cyclingnews.com/news/vincenzo-nibali-only-winning-counts-at-the-giro-ditalia/
 

サイモン・イエーツも回復しているのを見ている。彼とは5分の差があるが決して多くに逃がせてはいけない男だ。

カラパスもニバリも、第21ステージのタイムトライヤルまでに1分以上はログリッチからタイムを稼いでおかないと厳しくなります。逆にログリッチは彼らをマークさえしていれば、最後に勝てるので無理なアタックはしない堅調な走りを繰り返すはずです。

やっぱりアタックがバンバンかからないと面白くないですよね。ニバリのアタックさらに見たいです!

 

こちらは、ラスト3.5キロからの下りです。息詰まるような下りのチェイス!  ニバリ速い!
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こちらは、総集編です。

こちらは、DAZNの総集編。パソコンだと日本語音声で見れます。スマホは見れないかもしれません。

 

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