チームのスボンサーが決まったNTT Pro cyclingは、来シーズンからTeam Qhubeka ASSOSとなる。
まずは、エーススプリンターのジャコモ・ニッツォーロ(Giacomo Nizzolo)が2021年シーズンの契約を結んでいる。
そして、チーム存続が決まったことにより、100人を越える契約のないライダーが殺到しているようだ。それだけ、今年の市場は厳しいということか。
1年契約
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ジャコモ・ニッツォーロは2019年にTrekから移籍して3勝。
今年は、ヨーロッパチャンピオンに、イタリアチャンピオンの2冠を達成した。2020の勝利数は4勝。
これにはパリ~ニースでの勝利も含まれている。ツール・ド・フランスでは残念ながら第1ステージの落車でレースを続けることが出来ずリタイヤ。早いシーズンの終わりを迎えてしまった。
来シーズンの目標は、シーズンの初めに、まずスプリンターのクラシック、ミラノ〜サンレモに目を向ける。
次にジロとツールを行う。ジロでヨーロッパチャンピオンのジャージをイタリアチャンピオンとして着用する予定だ。
グランドツアーでの勝利が最大の目標となる。
チームには100人が殺到
チームがTeam Qhubeka ASSOSとして存続することになってから、連日オフィスの電話が鳴りやまないらしい。
チーム管理者は現在、2021年に向けてチームをまとめるのに忙しい。
私たちは毎日多くのボックスにチェックマークを付けているが、プロセスは絶えず変化しているため、原則としてそれは決して終わらない。
しかし、過去数週間は忙しかった。多くのマネージャーが私とダグラス・ライダーに連絡してきた。チームの一員になりたいと思っている約100人の名前のリストがある。
私たちは現在、適切な構成を作成し、大きなラップに十分な経験豊富なライダーがいることを確認しようとしている。
同時に、石畳やアルデンヌのクラシックでも競争力を持ちたいと考えている。そしてもちろん、私たちは大きなラップでスプリンターを演じることができると知っている。
とスポーツディレクターのラースマイケルセンは語っている。
チームでは、EF Pro cyclingのサイモン・クラークやUAEのファビオ・アルとも接触している。
その他の選手は、最低年俸での契約となるかもしれない。
それでもワールドツアーチームなのだから、活躍すれば来シーズン以降の契約につながる。多くのライダーが殺到するのは無理もないだろう。
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