2022 グラン・カミノ第1ステージ　復活したスペインのステージを制したのは?

1933年に初開催され、2002年に一旦終了していたスペインのステージレース。

今シーズンから、1クラスのレースとして復活した。歴代優勝者には、

• ミゲル・インドゥラインデューライン
• アブラハム・オラーノ
• マルコ・パンターニ
• クラウディオ・キゃプッチ

など歴史的サイクリストの名前が並ぶ。

今回は、スペインで行われる4日間のステージレースだ。

 

第1ステージ　オ・ポリーニョ～ビーゴ　165km

 

第1ステージはスペイン北西部のガリシア地方で行われる。コースはゴール手前28kmの位置にある3級山岳で大きく動くだろう。

ただ、頂上からゴールまでは28kmあり、勾配3.2%とゆるいためスプリンターでも越えられる。第1ステージはスプリントで決着しそうだ。

 

1. スプリントポイント　Ponteareas
2. スプリントポイント   Nigran
   
3. 3級山岳　6.9km・2.8%   Chandebrito
4. 3級山岳　2.2km・3.2%   Cuvi

 

注目されるライダーは

•  Movistar Team　アレッサンドロ・バルベルデ、イバン・ソーサ
•  Israel – Premier Tech　マイケル・ウッズ、ヤコブ・フルサン
•  Cofidis　ヨン・イサギレ、ヘスス・エラダ
•  EF Education-EasyPost　マグナス・コルトニールセン、ヒュー・カーシー

ワールドチームの参加は4チーム。

 

スタート前

注目はアレハンドロ・バルベルデ。チームのコロナプロトコルで中々レースに出れなかったけど、ようやく復帰だ。

第2ステージには登りゴールが待っており、マイケル・ウッズとの登り対決が期待される。

 

Israel – Premier Techに移籍したヤコブ・フルサンも優勝候補だ。

 

 

EF Education-EasyPostは、ヒュー・カーシー、マグナス・コルトニールセンで狙う。

 

スペインは、少し曇り空かな。

 

パレード走行。

 

スプリントポイント　Ponteareas

スタートから9.2kmのスプリントポイントを通過。まだ集団のままだ。

1.  171 Jose Goncalves (W52/FC Porto)
2. 33 Ruben Fernandez (Cofidis)
3.  82 Jetse Bol (Burgos-BH)

 

 

逃げは8人

逃げでいるのは8人。残り64.2kmでタイム差は1分22秒。

1. 53 Antonio Angulo (Euskaltel-Euskadi)
2. 64 Jon Barrenetxea (Caja Rural-Seguros RGA)
3. 72 Jordi Lopez Caravaca (Equipo Kern Pharma)
4. 82 Jetse Bol (Burgos-BH)
5. 104 Brandon Rojas (Drone Hopper-Androni Giocattoli)
6. 127 Daniel Viegas (EOLO-Kometa Cycling Team)
7. 152 Joaquim Silva (Efapel Cycling)
8. 171 Jose Goncalves (W52/FC Porto)

 

け

逃げが決まってアレハンドロ・バルベルデはゆっくりと走る。

 

最大2分30秒あったタイム差は縮まり続ける。

 

先頭はワールドチームが交代で引く。

 

アレハンドロ・バルベルデはチームメイトに守られて進む。

 

先頭から一人アタック。だが、これはすぐに捕まる。

1.  152 Joaquim Silva (Efapel Cycling)

 

3級山岳　6.9km・2.8%   Chandebrito

先頭集団は登りに入ってばらけ始めた。

 

二人が先頭集団から前に出る。

1. 53 Antonio Angulo (Euskaltel-Euskadi)
2. 64 Jon Barrenetxea (Caja Rural-Seguros RGA)

 

3級山岳を通過。

1. 64 Jon Barrenetxea (Caja Rural-Seguros RGA)　3ボイント
2. 53 Antonio Angulo (Euskaltel-Euskadi)　2ポイント
3. 171 Jose Goncalves (W52/FC Porto) 1ポイント

 

残り35kmで集団が迫ってきた。

 

ここで二人が頑張って逃げを続ける。

1. 72 Jordi Lopez Caravaca (Equipo Kern Pharma)
2. 152 Joaquim Silva (Efapel Cycling)

 

集団はIsrael – Premier Techが引く。

 

3級山岳　2.2km・3.2%   Cuvi

頂上に向けて先頭で動きが。

 

先頭は一人で通過。コンチネンタルチームのジョアキム・シルバだ。

1. 152 ジョアキム・シルバ (Efapel Cycling)　3ポイント
2. 64 Jon Barrenetxea (Caja Rural-Seguros RGA)　2ボイント
3. 57 AZURMENDI Ibai( Euskaltel – Euskadi) 1ポイント

 

集団もタイム差数秒で通過。

 

集団から逃げているのは一人だけとなる。

 

ジョアキム・シルバ (Efapel Cycling)単独で逃げ続ける

 

だが、残り23.1kmで集団に吸収された。

 

もう、こなると下ってゴールなのでスプリントに向けて集団は進む。

 

一人が逃げだした。ゴンサルベス・ホセ(W52 / FC Porto)。

 

後ろの集団を引き離せない。まあ、当たり前か。

 

残り4.7kmで捕まってしまった。

 

モビスターとコフィディスが左右に分れて引く。

 

モビスター先頭に。

 

EOLO-Kometaが前に出てきた。

 

残り1.1kmでも、EOLO-Kometaが先頭を譲らない。

 

左から、コフィディスのライダーがアタックをかけるが逃げれない。

 

これはバンチスプリントだ。

 

カーブを曲がって、先頭にたったのはマグナス・コルトニールセンだ。

 

後ろからアレハンドロ・バルベルデも追い込むが～。

 

マグナス・コルトニールセンがゴールを駆け抜けた～!

2021ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ3勝をあげたスプリンターにかなう相手はいなかった。ちょっと足が違ってましたね。

EF Education-EasyPostは、UAEツアーのシュテファン・ビッセガーの勝利に続いてチーム2勝目。明日からはリーダーチームとしてレースをコントロールする。

明日は登りゴールなので、アレハンドロ・バルベルデと対決となるかな。でも、激坂はバルベルデ得意だからなあ～。

 

 

リザルト

第1ステージ　リザルト

マグナス・コルトニールセンのコメント

私は本当にとても幸せです。チームは今日素晴らしい走りをした。

私は完全な自信を得て、チームは本当に私のカードを引っ張った。誰もが自分の仕事をした。それは本当に特別なことだ。終わらせてよかった。

リーダーのジャージを保持できるか？

私は強い登山家と競争しなければならない。やってみるつもりですが、自分がお気に入りだとは思わない。

 

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞