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2022 UAEツアー第5ステージ  スプリント勝利はマーク・カヴェンディシュかジャスパー・フィリップセンか?【追記】

海外情報
Photo credit: gordontour on VisualHunt
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UAEツアー5日目は再びスプリンターステージ。

昨年のアルマルジャンでのステージではサム・ベネットが勝利している。だが、今の所は第1ステージの2位が最高順位だ。

第1ステージ、ジャスパー・フィリップセン、第2ステージ、マーク・カヴェンディシュ。果たして3回目のスプリンターステージは誰が制するのか?

 

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第5ステージ ラスアルハイマコーニッシュ~アルマルジャン島 182.0 km

コースマップ photo theuaetour

 

ラスアルハイマからスタートし、最初にジュベルジャイスの麓に向かう。

ライダーは再び登ることなく、南西に向かい、一部は砂漠の中をまた通る。ウンムアルカイワインに向かい、その後、ルートは北に戻る。

最後は、観光名所のアルマルジャン島に到着してスプリントとなる。

 

第5ステージ photo theuaetour

 

昨年は200kmを越えるステージだったけど、今年は182km。高低差は全くないけど、今日こそはファン攻撃が見られると面白いのだけど。

ただ、一番動きそうなQuick-Step Alpha Vinyl Teamは、マーク・カヴェンディシュとミケル・モルコフが落車しているからないかな。

 

  1. スプリントポイント Sprint1
  2. スプリントポイント   Umm al Quwain

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

落車してしまったマーク・カヴェンディシだがレース前チェックでも問題なし。今日もスプリントで爆発するかな?

 

ジャスパー・フィリップセンは今日もスプリントに絡めるか。混戦のスプリントほど、良い位置取りをして勝利するので今日も注目だ。

 

ディラン・フルーネウェーヘンもワールドツアーでの今季初勝利を狙う。

 

4人の逃げ

今日からリーダージャージはタデイ・ポガチャル。ジャスパー・フィリップセンはポイント賞ジャージを確定させたいところだ。

 

リアルスタートからアタック!

 

すぐに4人の逃げが完成。

第2ステージで逃げたロシアのGazprom – RusVeloのトリオに、逃げ屋のアレッサンドロ・トネッリの4人。

  1. 55 アレッサンドロ・トネッリ Bardiani-CSF-Faizanè
  2. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo
  3. 82 ミハエル・ククルレ Gazprom – RusVelo
  4. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo

ディミトリ・ストラコフは、中間スプリントジャージを確定させるつもりだ。

 

Alpecin-Fenixがファン攻撃を仕掛ける。タデイ・ポガチャル一緒に上げまくる!

 

Alpecin-Fenixによるファン攻撃で集団が割れる!

 

この攻撃で逃げが潰される。

 

先頭には、タデイ・ポガチャル、サム・ベネット、ジャスパー・フィリップセンが乗っている。最大の犠牲はイネオスで、総合2位のフィリッポ・ガンナが遅れている。

 

タイム差は10秒程度だけど、ほっておいたら大変なことになる。

 

スプリントポイント Sprint1

先頭4人を捕まえたジャスパー・フィリップセンが1位通過でボーナスタイム3秒と8ポイント獲得。

  1. ジャスパー・フィリップセン 8ポイント・3秒
  2. タデイ・ポガチャル 5ポイント・2秒
  3. アレクサンドル・ウラソフ 3ポイント・1秒

 

2位で通過したタデイ・ポガチャルは、フィリッポ・ガンナと4秒差となった。前にいて警戒していたタデイ・ポガチャルはボーナスタイムを獲得できて目的達成だ。

 

ガンナが自ら引いて集団は元に戻る。

 

集団が一体となった所で、4人が逃げだす。

 

再び、最初に逃げていた3人が入る逃げが出来る。

  1. 51 ジョナタン・カニャベラル Bardiani-CSF-Faizanè
  2. 55 アレッサンドロ・トネッリ Bardiani-CSF-Faizanè
  3. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo
  4. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo

 

残り110kmでタイム差は2分29秒。集団はAlpecin-Fenixのスコット・トウェイツと Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxが引いている。

 

スプリントポイント   Umm al Quwain

2回目のスプリントポイントはディミトリ・ストラコフが獲得。

  1. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo 8ポイント
  2. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo 5ポイント
  3. 55 アレッサンドロ・トネッリ Bardiani-CSF-Faizanè 3ポイント
  4. 51 ジョナタン・カニャベラル Bardiani-CSF-Faizanè 1ポイント

 

現在は、イネオスなどすべてのチームが前面に出てきている。ガンナも先頭で引く。次のファン攻撃を警戒しているのかな。

 

残り69kmでタイム差は、2分18秒。

 

残り65kmで1分13秒と急速にタイム差を縮められている。まあ、ディミトリ・ストラコフ(Gazprom – RusVelo)は目的を達成したので、いつ捕まってても大丈夫だ。

明日に備えて、早めに捕まるかも。

 

おっと、ガンナも復讐のファン攻撃か?

 

ガンナは前でベースを上げまくる。時速60km/h!

 

イネオスは全員で引く。だが、風が弱いようだ。集団の分断が出来ない。

 

猛烈なペースアップで逃げは60.7kmで吸収。

 

まだスピードは落ちない。

 

ようやく落ち着いたかな。

 

パスカル・アッカーマンがサポートカーに戻ってボトルを貰っている。今日の勝利はあるかな。

 

サム・ベネットはシェーン・アーチボルトと話しながら走っている。

 

残り40kmとなってAlpecin-Fenixが再びファン攻撃だ。

 

Alpecin-Fenixがペースを上げる。

 

お~、中切れが~。

 

今度はガンナに、アダム・イェーツも参加。

 

引きのばしたけれど、また合体。風が弱いので決まらない。

 

ロットのマシュー・ホームズが飛び出したけど、誰も反応しないのですぐに戻る。

 

次に単独で、最初に逃げていた、ミハエル・ククルレ(Gazprom – RusVelo)が逃げる。

 

集団は見送りモード。

 

タデイ・ポガチャルは集団先頭付近にいる。いつファン攻撃があってもいいように。まあ、もうないだろうけど。

 

チェコロードチャンピオンは50km/h近いスビードで逃げ続ける。あっという間にタイム差は2分10秒も開いた。

 

残り17.5kmで2分28秒差。そろそろ追わないとギリギリで捕まえることになる。Team BikeExchange – Jaycoのサム・ビューリーとダミアン・ハウゾンが引く。

 

ペースが上がってきた所で後輪パンクのヨリス・ニューエンハイス(Team DSM)。ケース・ボルのスプリントのアシストは出来そうもない。

 

残り11.2kmで1分32秒ある。中々タイム差が縮まらない。

 

ミハエル・ククルレは、結構いいペースだ。残り9.4kmで1分14秒。400W以上のペースで踏み続けている。

 

残り7kmで、タデイ・ポガチャルがパンクでバイクチェンジ。これはやばいのでは。

 

タデイ・ポガチャルは、いらない足を使ってしまいそう。

 

先頭を走るミハエル・ククルレから、ポガチャルは58秒遅れている。

 

タデイ・ポガチャルは、チームメイト全員が待っている。なんとか集団が見えてきた。

 

ポガチャルは無事に集団復帰。

 

ミハエル・ククルレは、迫られてきた。

 

ミハエル・ククルレ(Gazprom – RusVelo)は残り3kmで吸収される。

 

Israel – Premier Techが先頭を固める。

 

残り1.5kmでもIsrael – Premier Techが先頭を譲らない。

 

800m手前で、Israel – Premier Techが3人で前を固める。

 

Israel – Premier Techは右からスプリント開始。

 

先頭はBORA-hansgrohe。

 

BORA-hansgroheのダニー・ファンポッペルがサム・ベネットを引く。

 

サム・ベネットの後ろから、ジャスパー・フィリップセンがまくってきた。

 

サム・ベネットとジャスパー・フィリップセンが並んだ。ジャスパー・フィリップセンの後ろかオラフ・クーイが上がってくる。

 

ハンドルを投げた~!

 

そのままジャスパー・フィリップセンが伸びて勝利!

なんとフィリップセンはUAEツアー2勝目を決めた。2位にはジャスパー・フィリップセンのホイールを選んだオラフ・クーイが入る。3位はサム・ベネット。

これで、ブロチームのAlpecin-Fenixが2勝目をあげることに。マーク・カヴェンディシは83位と全くスプリントに絡むことが出来なかった。やはり、ケガの影響があったのだろうか?

明日もスプリンターステージなので、ここでもフィリップセンが勝つとなると昨年よりも大きく進化していると言わざるを得ない。

 

追記

 

マーク・カヴェンディシはラスト1kmでマシントラブルでスプリントに参加出来なかった。これは残念。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第5ステージ リザルト

ジャスパー・フィリップセンのコメント

私たちはチームとして良好な状態にあり、良い計画を立てていたが、最後の1キロで、私のリードアウトのジョナス・リカールトに問題があった。

彼のチェーンが外れたので、良いホイールを見つけるのは少し混乱した。でも結局はすべてうまくいったので、とてもうれしい。

勝つことは決して退屈ではありません。数日前と同じアドレナリンを手に入れた。

横風のためにパックを壊すチャンスがあった。そして、中間スプリントの直前に、フライトを取り戻した。もちろん、追加ポイントを獲得できれば、やってみる。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 40 4:17:05
2
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 15 ,,
3
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 6 ,,
4
 MALUCELLI Matteo
Gazprom – RusVelo   ,,
5
 BARBIER Rudy
Israel – Premier Tech   ,,
6
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers   ,,
7
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   ,,
8
 DAINESE Alberto
Team DSM   ,,
9
 KANTER Max
Movistar Team   ,,
10
 BRUSTENGA Marc
Trek – Segafredo   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 6 18:19:37
2 2
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers   0:04
3 3
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe   0:14
4 4
 YATES Adam
INEOS Grenadiers   0:17
5 5
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost   0:25
6 6
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   0:30
7 7
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious   0:37
8 8
 RODRÍGUEZ Óscar
Movistar Team   0:40
9 9
 GUERREIRO Ruben
EF Education-EasyPost   0:42
10 10
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team   0:43

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 71
2 2
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 41
3 3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 34
4 16 ▲12
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 28
5 8 ▲3
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 28
6 4 ▼2
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost 21
7 5 ▼2
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 20
8 9 ▲1
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 18
9 15 ▲6
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers 17
10 6 ▼4
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 16

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 18:19:37
2 2
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 0:30
3 3
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 0:49
4 4
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 1:02
5 5
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech 1:20
6 6
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 1:35
7 7
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 1:45
8 8
 ZOCCARATO Samuele
Bardiani-CSF-Faizanè 2:40
9 9
 PRONSKIY Vadim
Astana Qazaqstan Team 3:35
10 10
 COVILI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè 4:31

 

 

 

 

 

 

 

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