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マテイ・モホリッチが事故軽減を提案するも我々はプロフェッショナルだと主張

インプレ
Photo credit: sjrowe53 on VisualHunt
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ロードレースのスピードは年々上がっており、それに伴い事故も多くなっている。あってはならない死亡事故もなくならない。

これについて、UCI会長やGroupama – FDJのGMマイク・マディオなどもレースにおけるスピード制限について提言をしている。

 

事故対策について、Bahrain Victoriousのマテイ・モホリッチも提案をしている。

 

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幅広の低速タイヤ

 
 
 
 
 
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マテイ・モホリッチは、ポッドキャストGoing Longでツール・ド・フランスでのステージ優勝や、現在のロードレースで問題となっている安全についての提言もしている。

 

マテイ、現在のロードレースでは全体のレベルが上がりマシンの性能も向上して、レーススピードが上がっており事故も増えている。ギア制限などの案も出ているけど、どう思う?

不可能なことだ。 ギアを制限することは、最も効率的なオプションではないが、ひとつの選択肢だと思う。 ギアを制限することでライダーが分散している時間も少なくなるから、逆に接触が多くなるんだ。 これ以上速く走ることができないから、重要なコーナーの手前でライダーが束になってしまう。

より効率的な選択肢は、すべてのライダーにタイヤ規制を義務づけることだと思う。

全員が同じ低速でドラッグの多いタイヤを履くようにするんだ。 そうすればスピードは落ちる。しかし、それではスペクタクル性を失うことになる。 いい解決策はないんだ。

私たちは常にバイクレーサーであり続ける。誰もレースをより安全にするために1センチたりとも譲らない。

 

下りや、カーブで少しでも隙間が出来たら前に入り込もうとするライダーが多い。

ディスクブレーキになったことでギリギリまでブレーキングのタイミングも落とすことができるからだ。さらに昔のようにベテランや格上のライダーに対する敬意も若いライダーには少ない。レースにおける位置取りの変化もある。

幅広タイヤでスピードが落ちれば事故は減るかもしれないけれど、スピード感ある疾走など見れなくなるので、これも面白くない。昔のようにみんなで休憩したり、のんびり走ったりというレースは少なくなっている。

危険な下り、コーナー、狭い道を減らし、安全な誘導などを工夫していくしかないのかもしれない。

 

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