タデイ・ポガチャルがUAE ツアー最終ステージで優勝し総合優勝も決めた日に、Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーもヴォルタ・アン・アルガルヴェ最終ステージで優勝し、総合優勝を決めた。
ヨナス・ヴィンゲゴーの場合には第2ステージのクイーンステージでは6位となっており最終タイムトライヤル前まで、総合6位だったのを一気に逆転したのだから素晴らしい。
その要因の一つに短いクランクの使用があったのかもしれない。
ヨナス・ヴィンゲゴーも短いクランク使用か?
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残念ながら、ヨナス・ヴィンゲゴーが短いクランクを使っているのが確認できる写真は見つからない。
しかし、Team Visma | Lease a BikeのGM、リチャード・プラグはUAE Team Emirates – XRGの真似をしたことを認めている。
リチャード・プラグは、2013年にGMになっているけれど、これまでも他のチームの良い点をまねしていたことを認めている。
「コピーすることは常にあることだ。 盗むことは悪いことではない。駆け出しのチーム監督として、2014年はOrica GreenEDGEをよく見ていた。
その後、Team SKYとINEOSが手本になった。 昨年、UAE Team Emiratesがナンバーワンになったのは、私たちが他のチームを注意深く観察していたのと同じように、彼らが私たちから巧みに物事をコピーしたからだと認識している。
ポガチャルやUAE Team Emiratesの選手たちが短いクランクでレースをしているのを見たんだ。
一見しただけでは気づかないだろうが、この短いクランクの使用は、UAE Team Emirates – XRGとの間に開いた差を縮めるはずだ。」
情報では、Team Visma | Lease a Bikeの29人のうち27人が短いクランクに交換したと言われている。
Team Visma | Lease a Bikeは、SRAMを使用してるので、クランクの長さは色でわかるようになっている。
- 黄 : 175 mm
- 緑 : 172.5 mm
- ピンク :167.5 mm
- 赤 : 165 mm
- 青 : 160 mm
ただ、ヨナス・ヴィンゲゴーのクランクの長さはわからない。ヨナス・ヴィンゲゴーのクランクはヤスリで削られ、何も読めないように再塗装されているからだ。
噂では、160mmよりもさらに短いのではと言われている。そうなると、ヨナスのクランクは、メーカーが特別に開発したものとなるはず。
短いクランクでは、登りが早くなるとも言われている。
今回、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ最終ステージの個人タイムトライヤルでヨナス・ヴィンゲゴーが最後の登り区間でトップタイムを出したのも短いクランクの成果かもしれない。
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