5月1日からTeam Skyはオーナーが代わり、Team INEOSとなることは皆さんご存じと思います。
その、Team INEOSの新しい所有者ジム・ラトクリフは、またまた新たなスポーツチームを獲得しようとしています。
Daily Mirrorの報道によると、多国籍の化学および石油会社のIneosのボスは、フランスのサッカークラブOCGニースを買うために入札を開始したことが確認されたそうです。
彼の兄弟Robert Ratcliffeを送って、ニース市長のChristian Estrosiとクラブの計画について話し合ったと言われています。
現在の所有者に拒否されたようですが、その金額はなんと7,700万ポンド!
日本円にすると110億円!
個人的な税金を減らすために英国からモナコに移住しているラドクリフは、すでにスイスのサッカーサイドのローザンヌを所有しています。
マンチェスター生まれのビジネスマン、ラドクリフは、America’s Cupセーリングプロジェクトに1億5000万ポンドを投資しています。
これは額面でサイクリングファンにはそれほど重要ではないように思われるかもしれません。ですが、英国の唯一のWorldTourチームとツール・ド・フランス史上最も成功したチームを継承する人物についてもう少し詳しく説明します。
第一に、それはラドクリフが所有者として行動するための富を持っているだけでなく、それを使用することに何の躊躇もないことを証明します。
フットボールチームの運用コストは、何十億ドルもの規模で運用されることが多く、これはどのサイクリングチームよりもかなり高額です。
それはラドクリフが2020年に、チームの予算を増やすように設定されているという理論にも役立ちます。
チームスカイは現在、年間約3400万ポンドで運営されており、そのうち2500万ポンドがプライマリースポンサーであるスカイによって提供されています。これはプロサイクリングで最大の予算です。
しかし、フットボールクラブを運営するためのコストを考えると、間もなく発表されるTeam Ineosの予算を年間5000万ポンドに増やすことでさえ、増やし過ぎには思えません。
ただし、これにより、1つのチームの予算が、現在年間1500万ポンドの年間予算を持っているDimension Dataなどの他のWorldTourチームの予算の3倍以上に増加することが予想されます。
どれだけ、お金持ちなんでしょうか? さらにチームが発展していくことは間違いないでしょうね。
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