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元世界チャンピオンのトム・デュムランとトニー・マルティンがタイムトライヤルで揃って罰金となった理由

海外情報
Photo by Cory Woodward on Unsplash
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ツール第20ステージは、プリモシュ・ログリッチが57秒差でスタートするという圧倒的有利に立ちながらタデイ・ポガチャルに負けてしまった。

Jumbo-Vismaは、ゴール後に更に痛手を受けてしまう。

Team Jumbo-Vismaには、二人の元世界選手権個人タイムトライヤルチャンピオンがいる。

トム・デュムランとトニー・マルティンだが、二人はゴール後に揃って同じ罰金を受けてしまった。

二人の罰金の理由とは?

 

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正しい見せ方

 
 
 
 
 
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That was a brutal TT😶 Strong ride! 📸 2: A.S.O./Alex Broadway • • • #tdf2020 #tomdumoulin #woutvanaert #ridebianchi

Team Jumbo-Visma cycling(@jumbovisma_road)がシェアした投稿 –

トム・デュムランはバイクチェンジすることなくタイムトラヤルを終えてタデイ・ポガチャルから1分21秒差の2位。

とても良い成績だったのだけれど、ゴール後がいけなかった。と、いうよりもスタート前から罰金対象だった。

 

その訳は、UCI規則第1.3.064条による。

http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2016/06/RIDERS-APPAREL-Ver20160501.pdf

UCI規則競技者の服装より

長袖と半袖の場合の例だが、長袖の場合には袖口にレインボーのデザインがないといけない。

トム・デュムランもトニー・マルティンも袖口に表示されていない。端から35mm以上は離れているのだけど、これは正しい位置ではない。

まだ、これは良いのだけど表示の仕方が正しくなかった。

 

 
 
 
 
 
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As you can imagine, we are sad about todays result. But still I’m really proud of @primozroglic and the whole @jumbovisma_road ! We had great three weeks @letourdefrance and we will come back to fight again for yellow!

Tony Martin(@tonymartin_procyclist)がシェアした投稿 –

 

二人の首回りのデザインだが、半分しか表示されていない。袖も襟もぐるっと1周回してデザインしていないといけない。
 
レインボーが途切れて良いのは、UCIのロゴがあった場合だけ。トム・デュムランの場合には、Vismaのスポンサーの名前で途切れている。
 
デザイン的には、カッコよいのかもしれないけれど、方向によっては見えない場合もある。規則によるとスタート前にUCIに提出が必要と書かれているはずなのだが。

彼らは2000スイスフランの罰金となった。最大は10000フランの罰金なので安く済んでよかった。

Team Jumbo-Vismaはリーダージャージを失い、罰金までかせられる二重の苦しみの日となってしまった。

 

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