Q36.5 Pro Cycling Teamは、エースのトム・ピドコックのためのメンバー構成を発表している。
トム・ピドコックのブエルタでの狙いは?
Q36.5 Pro Cycling Team
The countdown is on.
Our 8-rider line-up for the 2025 Vuelta a España
Pidcock, de la Cruz, Howson, Zukowsky, Christen, Camprubí, González, Azparren.#RaceSharp https://t.co/HReAcWHK4E
— Q36.5 Pro Cycling Team (@Q36_5ProCycling) August 19, 2025
111.トム・ピドコック
112.ダビ・デラクラス
113.ザビエル・ミケル・アスパレン
114.ファビオ・クリステン
115.ダミアン・ホーゾン
116.ニコラス・ズコウスキー
117.ダビ・ゴンザレス
118.マルセル・カンプルビ
トム・ピドコック
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トム・ピドコックは、2度のMTBオリンピックチャンピオン、2024 アムステルゴールドレース優勝という成績を残しながら、 INEOS Grenadiersを退団。
Q36.5 Pro Cycling Teamに移籍して、絶対的エースとしての地位を確保した。チームからのアシストを得ての2025年の成績を振り返ると。
シクロクロスをパスして高地トレーニングから参戦したアラウルツアー第2ステージで勝利。
第4ステージで、9kmの独走を決めて2勝目。総合優勝も果たし一気に3勝をあげた。
続く、ブエルタ・ア・アンダルシア第2ステージでも勝利。
そして、ストラーデビアンケではタデイ・ポガチャルよりも先にアタックをかけて二人逃げ。最後は力負けしたが、2位を確保した。
その後の成績は
- ティレーノ〜アドリアティコ 総合6位 ポイント賞2位・山岳賞3位
- ブランバンツ・パイル 11位
- アムステルゴールドレース 9位
- フレッシュ・ワロンヌ 3位
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ9位
優勝こそないけれど、エースとして十二分の走りをみせている。2020 ジロ・デ・イタリアU23では総合優勝していたトム・ピドコックだったけれど、さすがに疲れがありジロでは総合16位に留まる。
2025 アークティック・レース・オブ・ノルウェー第3ステージでシーズン5勝目。ただ、この上りではスプリンターのコービン・ストロングが粘り2位に入り、総合トップとはなれなかった。
ブエルタでは、総合トップ10を狙ってくるはずだ。
トム・ピドコックのコメント
今年のコースは非常にバラエティに富んでいるが、上りフィニッシュが多いブエルタらしいコースだ。僕のような選手に適したプロフィールのステージがたくさんあるし、僕の住んでいるところから近いアンドラのステージもある。
ジロから学び、今回は高地キャンプやノルウェーの北極圏レースなど、徹底的な準備に時間を割くことができた。総合クラスでどんな走りができるか楽しみだ。
そのために、それぞれに強みを持つライダーが揃った強力なチームがある。充実したグループであり、準備も万全だ。今週土曜日のピエモンテでのスタートが本当に楽しみだ。
正直に言うと、ジロでは疲れていた。グランツールに向けての最良の準備とは言えなかった。今回は違う結果になることを願っている。
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