2025 アラウルツアー第4ステージ　総合優勝が決まったか?

2024年は第5ステージで登場したハラット・ウエイリッドスカイビューが、今年は第4ステージに登場。

昨年は一発勝負だったけれど、今年は第2ステージでQ36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックが8秒差で総合をリードしている。ここで総合が決まると言ってよい。

 

第4ステージ  マラヤ～ハラット・ウエイリッドスカイビュー　140.9km

 

最後のボーナススプリントが設定されている登りは、2.9kmと短いけど平均勾配12%。だが、最大勾配は22%と殺人級だ。

ボーナススプリントを獲得すれば、ゴールまでは8.5km。やや下っているので少人数でゴールを狙うパターン。

もしくは独走するライダーがいるかな。昨年は、クイーンステージだった。

 

1. スプリントポイント　sprint
2. スプリントポイント　sprint
3. ボーナススプリント　sprint

 

スタート前

さあ、Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックは、初めての総合優勝に前進するか?

 

ニュートラルスタート。

 

見事に何もない。観客なしですもんね。

 

8人の逃げ

当初はイェンス・レインダース、アレクサンドル・ヴィノクロフなど3人が逃げていたけれど、8人に増えている。

1. アレッサンドロ・ロメレ  XDS Astana Team
2. アレクサンドル・ヴィノクロフ　XDS Astana Team
3. イェンス・レインダース　Bingoal Pauwels Sauces WB
4. アンリ＝フランソワ・ルナール＝ハカン Bingoal Pauwels Sauces WB
5. 小石祐馬　JCL Team UKYO
6. Muhammad Shahmir Aiman Abdul Halim(Terengganu Cycling Team)
7. Andreas Miltiadis(Roojai Insurance)
8. Kongphob Thimachai(Roojai Insurance)

 

今日もJCL Team UKYOの小石祐馬がのっている。

 

残り37.1km。集団はQ36.5 Pro Cycling TeamとTeam Jayco AlUlaが引いている。タイム差は1分4秒。

 

あっと先頭で動きが。アレクサンドル・ヴィノクロフは切れている。

 

アレクサンドル・ヴィノクロフは、もう追いつきそうにない。

 

3人が切れて先頭は5人に。

1. アレッサンドロ・ロメレ  XDS Astana Team
2. イェンス・レインダース　Bingoal Pauwels Sauces WB
3. アンリ＝フランソワ・ルナール＝ハカン Bingoal Pauwels Sauces WB
4. 小石祐馬　JCL Team UKYO
5. Muhammad Shahmir Aiman Abdul Halim(Terengganu Cycling Team)

 

残り31.2kmで1分10秒差。

 

アレクサンドル・ヴィノクロフは集団に捕まる。

 

カーブでオーバーランして小石祐馬が落車しそうに。端っこは砂が浮いているので良く滑りそう。

 

総合3位、13秒差のTeam Jayco AlUlaのアラン・ハザリーがパンク。

 

アラン・ハザリーはマキシミリアン・ヴァルシャイドに引いて貰って集団復帰。

 

残り22.1km。1分2秒とタイム差は変わらない。

 

残り15.4kmで41秒差に。

 

逃げていた一人が集団に捕まる。

 

さらに残り11kmで先頭集団も捕まった。

 

残り10.2kmで、すでに10%勾配。

 

トム・ピドコックは、はやくも先頭に出ている。

 

残り10kmで20%勾配に。

 

トム・ピドコック先頭で最大勾配の22%に。

 

トム・ピドコックの後ろは、アラン・ハザリー。

 

トム・ピドコックが仕掛けるか。Bahrain Victoriousのライナー・ケプリンガーが2番手。

 

エディ・ダンバーが落ちた。

 

トム・ピドコックがアタック!

 

独走でゴールまで逃げれるか。

 

総合5位のTudor Pro Cycling Teamのヤニス・ヴォワサールも後ろ。

 

トム・ピドコックは27秒差に。これは単独でいけるかも。

 

ボーナススプリント　sprint

スプリントポイントをトップ通過。

1. トム・ピドコック　Q36.5 Pro Cycling Team　3ポイント・3秒
2. ヨハネス・クルセット　Uno-X Mobility　2ポイント・2秒
3. アラン・ハザリー　Team Jayco AlUla　1ポイント・1秒

 

追走は4人。エディ・ダンバーとライナー・ケプリンガーが少し前。Uno-X Mobilityはヨハネス・クルセット。

 

残り5.6km。24秒差。逃げ切れるか。

 

残り4.2km。タイム差は26秒と変わらない。これはいったか。

 

4人で追うが追いつかない。21秒差。

 

残り2.5kmで21秒差。

 

残り1.7kmで16秒差。追いつかれたら元も子もない。

 

残り1kmだ。

 

残り500m。

 

残り200m。逃げ切った!

 

見事!

 

トム・ピドコックが独走を決めてステージ2勝。そしてタイム差29秒と広げ、ほぼ総合優勝も手中に収めた。

 

トム・ピドコックは12秒差で逃げ切り。

 

2位はTeam Jayco AlUlaのアラン・ハザリー、3位はBahrain Victoriousのライナー・ケプリンガー、4位はUno-X Mobilityのヨハネス・クルセット。

 

リザルト

優勝したQ36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコック

明日のステージを見ると、風が強くなりそうだから、このジャージを着るのはストレスの多い一日になると思う。まだ終わってはいないけど、今までのところこれ以上のことはできなかったと思う。

最後の登りで早々に攻撃を仕掛けましたね。

こうした取り組みのためにたくさん練習した。 それは本当に助かる。すでに過去5分と10分の新記録を達成しているので、体調はとても良い。登りでは自分のペースで走っただけ。

最善の防御は攻撃だと私は思う。それでも、頂上で向かい風が吹くとは思っていなかったので、長い道のりだった。リードを広げ、金曜日に再び優勝することができてとてもうれしい。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

新人賞