2025 ブエルタ・ア・アンダルシア第2ステージ　厳しい登りゴールを制覇したのは?

第1ステージで勝利したRed Bull – BORA – hansgroheのマキシム・ファンジルスは素晴らしかった。

オーバーランして一時ストップした時には、これで勝利はなくなったと思っていたけれど、パヴェル・シヴァコフとティム・ウェレンスに追い付いたのだから凄い。

スプリントでも強い、マキシム・ファンジルスにUAE Team Emirates – XRGの包囲網は全く機能しなかった。

さて、第2ステージでは、マキシム・ファンジルスはリーダージャージをキープできるのだろうか?

 

第2ステージ アルカウデテ～トレデルカンポ　133.2 km

 

第1ステージと同じかと思うコースプロフィール。しかし、ゴールは1.5kmを8%勾配の登りゴール。第1ステージより難易度は高い。

これはUAE Team Emirates – XRGが総力をあげて、Red Bull-BORA-hansgroheを攻撃するコースに見える。

 

1. 2級山岳　Puerto Castillo Locubín (8.2 km・4.9%)
2. スプリントポイント　Valdepeñas de Jaén
3. 2級山岳　Alto de los Villares (8.8 km・5.8%)
4. 2級山岳　Alto de los Villares (8.8 km・5.8%)

 

スタート

快晴の中スタート。

 

オフィシャルスタート。

 

2級山岳　Alto de los Villares (8.8 km・5.8%)

残り75.3kmで、先頭は20人。

 

なんとリーダーのマキシム・ファンジルスは40秒遅れている。

 

マキシム・ファンジルスの後ろはトム・ピドコックだ。

 

先頭ではパヴェル・シヴァコフが前を引き集団を絞っている。

 

パヴェル・シヴァコフの引きであっと言う間に4人に。Decathlon AG2R La Mondiale Teamは、クレモント・ベルテだ。

 

先頭は二人に。

 

 INEOS Grenadiersのブランドン・リベラが追いついた。

 

トム・ピドコックがアタック。マキシム・ファンジルスがマークする。

 

パヴェル・シヴァコフが猛烈な引き。

 

マキシム・ファンジルスとピドコックは29秒差。

 

マキシム・ファンジルスは、先頭から遅れたTotalEnergiesのステフ・クラスを吸収。

 

マキシム・ファンジルスが単独で追い出すが、すぐに捕まる。

 

トム・ピドコック、マキシム・ファンジルス、エンリク・マスは17秒差に。

 

パヴェル・シヴァコフ固定で引いている。

 

パヴェル・シヴァコフ先頭で2級山岳をクリアー。

 

マキシム・ファンジルスは、トム・ピドコックの引きで頂上手前で切れたようだ。

 

トム・ピドコックとエンリク・マスは8秒差。下りのスペシャリストのトム・ピドコックならば追いつきそうだ。

 

残り38.2kmでトム・ピドコックが先頭に追い付く。

 

残り35.5kmでエンリク・マスも追いつく。

 

残り32.3km。マキシム・ファンジルスは33秒差に。

1. パヴェル・シヴァコフ　UAE Team Emirates – XRG
2. トム・ピドコック　Q36.5 Pro Cycling Team
3. クレモント・ベルテ　Decathlon AG2R La Mondiale Team
4. エンリク・マス　Movistar Team
5. ブランドン・リベラ　 INEOS Grenadiers

 

マキシム・ファンジルスは56秒差に。これはリーダージャージを明け渡さないといけない。

 

残り21.8km。マキシム・ファンジルスは集団に戻っている。もう、1分46秒離れているので追いつかない。

 

残り15.5km。トム・ピドコックは補給。

 

このままゴールまで行くとパヴェル・シヴァコフがリーダーとなる。クレモント・ベルテとトム・ピドコックも総合上位にジャンプアップすることになる。

 

残り10.2km。タイム差は1分47秒と変わらない。エンリク・マスは、順調にコンデションを上げているようだけど、ブエルタがメインだろうからちょっと早い。

 

残り4.3km。これからゴールにかけて登りだ。

 

残り2.3km。エンリク・マスが先頭に。

 

かなり狭いみちだ。

 

残り2.1km。これはスプリントで決着か。

 

残り1.6km。かなり登っている。

 

残り1kmのゲートをくぐる。

 

パヴェル・シヴァコフがアタック。

 

しかし、トム・ピドコックがマーク。

 

ゴールスプリントに向かう。

 

クレモント・ベルテ先頭。

 

パヴェル・シヴァコフがタイムを稼ぐために先頭で引く。

 

さあ、トム・ピドコックがスプリント開始だ。

 

トム・ピドコックがもがく。

 

ブランドン・リベラが追い込んでくるが～。

 

トム・ピドコックが勝利を確信。

 

トム・ピドコックが見事に勝利してみせた!

はやくも、今シーズンの4勝目。

 

トム・ピドコックは、昨年までチームメイトだったブランドン・リベラから祝福をうける。

 

リザルト

優勝したQ36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコック

今日は良かった。私は賢く運転し、常に冷静さを保っていた。最後まで完璧にレースをやり遂げした。それが私にとって水曜日との違いだ。

がっかりはしないが、あまりにも愚かな運転をしてしまった。あまりにも熱心になりすぎたが、それは間違いだった。自信過剰だった。

振り返ってみると、それは私にとって現実を思い知らされる出来事だった。とにかく形が良いんだ。それでも、悪い日が続く可能性はある。それは私にとって学ぶべきことだ。

勝つことよりも負けることから多くを学ぶので、数週間後のモニュメントで起こるよりも今起こった方がいいんだ。

ステージ優勝により総合順位を5つ上げて3位となった。残り3日で、首位から32秒遅れですね。

レースはまだ長いし、調子は良いので、様子を見る。今日、このようなレースがいかに早く爆発するかを我々は目の当たりにした。

 

第2ステージ　リザルト

総合

リーダーとなったUAE Team Emirates – XRGのパヴェル・シヴァコフ

 

ポイント賞

山岳賞