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2024 ツール・ド・フランス第17ステージ レムコを追わなかったヨナス・ヴィンゲゴーの理由とは?

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Photo credit: Herr Olsen on VisualHunt.com
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第17ステージで、Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーは、レムコ・エヴェネプールに総合でのタイム差を縮められた。

わずか12秒差だが、最終タイムトライヤルの長さを考えると楽観はしていられない。そもそも、こうなったのは、タデイ・ポガチャルが1級山岳ノワイエでサプライズアタックをかけたからに他ならない。

Lidl – Trekがジュリオ・チッコーネのために引き出したので、ある程度は予想していただろうけど。

3級山岳シュペルデヴォリュイで、レムコ・エヴェネプールがアタックをかけた時には、ヨナス・ヴィンゲゴーは追わなかった。その理由についてヨナス・ヴィンゲゴーは答えている。

 

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追わなかった理由

 

タデイ・ポガチャルが1級山岳ノワイエでアタックをかけた時には、ヨナス・ヴィンゲゴーが最初に反応。だけど、レムコ・エヴェネプールがヨナス・ヴィンゲゴーを抜いてタデイ・ポガチャルを追う場面が見られた。

ヨナス・ヴィンゲゴーはレムコに追い付いたけれど、そのまま遅れるのかと思ったほど。

タデイ・ポガチャルを追うのに、逃げに入っていたワウト・ファンアールトがいたのは好都合だった。ワウト・ファンアールトとマッテオ・ヨルゲルソンが下りで、タデイ・ポガチャルを追う。

これで、なんとかタデイ・ポガチャルとの差を詰めることに成功している。レムコと二人で追っていたならば、最後の登りでタデイ・ポガチャルの逆襲アタックを受けていたかもしれない。

ただ、レムコ・エヴェネプールのアタックにはヨナス・ヴィンゲゴーは反応しなかった。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

総合勢の争いも起こると思ってましたか?

UAE Team Emiratesの走りを見る限り、期待はしていなかった。でも、Lidl – Trekが抜けたとき、可能性はあると思った。他のチームがレースを難しくすれば、彼も行くだろうと予想しなければならない。

 

下りでタデイ・ポガチャルにに追いつきましたが、最後の登りで、レムコ・エヴェネプールが逃げましたね。何故、追わずに待ったのでしょうか?

本当はタデジが追うと思っていたんだけど、幸運にもチームメイトが一緒だった。

今日はチームメイトに感謝しなければならない。特にクリストフ・ラポルト、ワウト、マッテオ・ヨルゲルソン。彼らは最後の登りで重要な仕事をしてくれた。

 

トリッキーなツールのフィナーレに向けて、まだ何かを持っているのだろうか?

僕はまだ良くなっていると感じている。そうだね。今日はベストな日じゃなかったかもしれないけど、でも、時々悪い日もあるものさ。

 

ワウト・ファンアールトとクリストフ・ラポルトが逃げに入っていたのは、前待ちの作戦も含まれていたということだ。二人がいなかったら、タデイ・ポガチャルとのタイム差を縮めるのに多大な力を使っていたはず。

ただ、レムコは追わないといけなかったかもしれない。ヨナス・ヴィンゲゴーの話では、やはり少し調子は良くなかったようだ。

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