Soudal – Quick Stepがようやくメンバーを発表。
ミケル・ランダはジロ第1ステージの落車から復帰は出来なかった。山岳クライマーであるルイス・フェルファークも間に合わない。
昨年のツールではミケル・ランダがアシストしてくれたが、今年の決勝ではどうだろうか。2年連続の表彰台獲得となるか。
Soudal – Quick Stepのメンバー
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Here are the eight Soudal Quick-Step riders ready to show the Wolfpack spirit at the biggest race in the world this July – the fascinating and stunning @LeTour pic.twitter.com/mZmod5ECiQ
— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) July 1, 2025
レムコ・エヴェネプール
マティア・カッタネオ
パスカル・エーンクホーン
ティム・メルリエ
ヴァランタン・パレパントル
マキシミリアン・シャフマン
ベルト・ファンレルベルフ
イラン・ファンワイルダー
移籍で獲得したマキシミリアン・シャフマン、ヴァランタン・パレパントルの奮起に期待したい。あとはイラン・ファンワイルダーの足にかかっているのか。ベテランのマティア・カッタネオが最後の砦となるのか。
レムコ・エヴェネプール
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2022ブエルタ・ア・エスパーニャ覇者。ツール・ド・フランスはこれで2回目の出場となる。
2024ツール・ド・フランスでは第2ステージから総合2位。第7ステージの個人タイムトライヤルで優勝。山岳ではタデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーとの差を見せつけられたけれど、表彰台獲得に新人賞獲得。
直後のパリオリンピック、タイムトライヤルとロードの2冠達成。


世界選手権個人タイムトライヤルでも2年連続の優勝。
2024年シーズンは、ツール、オリンピック、世界選手権と3度のピークを作り出し最高の結果をたたき出した。
だが、2024年のオフに郵便局の配送車にぶつかり交通事故。
出遅れたレムコだったが、初戦のブランバンツ・パイルでワウト・ファンアールトをスプリントで破って勝利。2022 ツール・ド・フランスのポイント賞を獲得したワウトを破ったのは大きい。
続くアムステルゴールドレースでは3人のスプリントで先行して3位。これは仕方ない。
ツール・ド・ロマンディ第5ステージの個人タイムトライヤルで勝利。総合5位となる。
問題はタデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴーとツール前に激突したクリテリウム・デュ・ドーフィネだ。第5ステージの個人タイムトライヤルで一気にトップにたったけれど、第5ステージのゴール前で落車。
さらにこの第5ステージで、 ルイス・フェルファークが鎖骨骨折。ツールの重要な山岳アシストがいなくなる。
レムコは、残りの山岳ステージでアレルギーの影響もあり、Red Bull – BORA – hansgroheのフローリアン・リポウィッツにも抜かれて総合4位のフニッシュとなる。
レムコ・エヴェネプールのコメント
自分にとって2度目のツール・ド・フランスで、ベルギーから遠くないグランデパールを楽しみにしている。 でも一番大事なのは、レース前半でタイムを落とさないこと。
昨年と同じように、1日1日を大切にしながら、ステージ優勝を果たし、GCでも良い結果を残したい。
ティム・メルリエ
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ティム・メルリエは2021年以来のツール・ド・フランス。ただ、今年ミケル・ランダと ルイス・フェルファークが出場できていたならば、メンバーに入っていたかどうかは定かでない。
チームはティム・メルリエのためにリードアウトのベルト・ファンレルベルフもメンバーにいれた。目標は第1ステージのマイヨジョーヌ獲得となる。
スプリンターには第1週しかチャンスが見当たらない。最速のスプリンターの座をかけて必ず勝利しなければならない。
ライバルはLidl – Trekのジョナサン・ミラン、元チームメイトのAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンとなりそうだ。
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