ロードバイクの情報を発信しています!

ジロ・デ・イタリア第11ステージ ミニストラーデ・ビアンケのコースで総合は大シャッフル!

海外情報
Photo credit: Frags of Life on Visualhunt
この記事は約18分で読めます。

ジロ・デ・イタリアも第2週に突入。第2週は16ステージまでの6日間と短い。あまりにも第1週が濃密だったからかな。

第11ステージは、ミニストラーデ・ビアンケのコース。合計35.2kmの未舗装のグラベルロードが待っている。

これは、2010年のモンタルチーノステージで登場したグラベルロードの2倍の距離。前回は大雨の中でのレースでライダーは泥だらけ。

このステージで優勝したカデル・エヴァンスはF1カーをラリーに連れていくようなものだとコースについて語っている。エヴァンス自身ワールドクラスのマウンテンの選手だったことも勝利に貢献している。

今回は、乾燥した状態になると予測されているけど、厳しいステージになることは間違いない。

 

トーマス・デヘントはツイッターで以下のような投稿をしている。

明日は、このタイヤを試してみようと(^^;

 

スポンサーリンク

第11ステージ ペルージア〜モンタルチーノ 162㎞

第11ステージ photo giroditalia

 

ウンブリア地方にあるペルージャから白い砂利道に到着する前に、約40kmのフラットな道をひた走る。ここでのアタック合戦はし烈だろう。

上のコースマップのグレーの部分が未舗装路。第1セクターは下っているのでそれほどでもないだろう。ただ、落車やパンクのリスクは高い。

問題は、第2セクターの3級山岳だ。

 

第2セクター3級山岳photo giroditalia

 

3級山岳パッソ・デル・ルーム・スベントの前半が厳しい。最大勾配16%が砂利道なのだから、ここで遅れた場合にはかなりのタイム差がつくはずだ。

3級山岳頂上からゴールまでは40km。最後の3級山岳も同じ名前だが、こちらは最後は普通の舗装路となっている。

登りに入る前は5kmほどグラベルロードだが、平坦なので問題ない。

 

3級山岳 3級山岳photo giroditalia

ゴールまで逃げ切るならば、ここの登りでアタックだろう。最大勾配12%を含む9.1%勾配の部分があり厳しい登りだ。

この3級山岳を越えるとゴールまでは3.8km。十分逃げきれる距離となる。

 

ゴールプロフィール photo giroditalia

だが、最後は最大勾配12%となっており、フニッシュでも差がつくことが予想される。誰が最初に飛び込んでくるだろう。

 

スタート前

photo cycling tosay ストリーミングより 以下同様

 

ミニストラーデ・ビアンケのコースで、インタビューされているのはアルベルト・ベッティオル。2020年のストラーデ・ビアンケでは4位にはいっており、今日のステージでも最後まで残ることが予想されている。

 

ミケル・ランダにマテイ・モホリッチまで失ってしまったBahrain Victorious。幸いなことにマテイ・モホリッチは脳震盪も骨折もなく、首も大丈夫ということで一安心。

総合では、ダミアーノ・カルーゾが7位。チームは、全力でカルーゾをアシストすることになるだろう。幸也の姿が今日もみれるかな。

 

今日からサガンがマリア・クチラミーノで登場。楽しみなのはバイクをどこまでカスタマイズしているのか。バーテープとサドルくらいかな。

 

天候は晴れ。気温18℃。ゴール付近は15℃。第11ステージスタートでの4賞は

  • マリア・ローザ(総合) エガン・ベルナル(Groupama-FDJ)
  • マリア・チクラミーノ(ポイント賞)  サガン(BORA-hansgrohe)
  • マリア・アッズーラ(山岳賞) ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)
  • マリア・ビアンカ(新人賞) レムコ・エヴェネプール(Deceuninck-Quick-Step)

 

逃げは11人

ファーストアタックを決めたのは、タコ・ファンデルホールン(Intermarché-Wanty-Gobert)。毎ステージやってくれますね。

 

これにドリース・デポンド(Alpecin-Fenix)が反応。

 

逃げたいメンバーが全開で引いて、あっという間に先頭集団が出来上がった。だが、今日の逃げ切りはどうかな~。

 

集団は横一列で見送りモード。トーマス・デヘントは先頭に。逃げ切れないと思っているのか、チームメイト2人に逃げを任せている。

 

エガン・ベルナルが後方から上がっている。トイレでもないだろうし、なんだったのかな。

 

逃げには、ロットから165.  Roger Kluge(ロジャー・クルーゲ)と168.  Harm Vanhoucke(ハーム・ファンフック)の二人が乗っている。

ロットは3人がすでにリタイヤ。

  • 161. Caleb Ewan(カレブ・ユアン)
  • 162. Jasper De Buyst(ジャスパー・デブイスト)
  • 166.  Tomasz Marczynski(トーマス・マルチンスキー)

カレブ・ユアンは、エディ・メルクスとアクセル・メルクスの親子から、ジロをバカにしていると批判を受けて、かなりショックをうけた様子。

膝が痛いんじゃあ走れないですよね。本人が一番悔しいと言ってますしね。

 

集団は、イネオスが引くけどタイム差は、すでに8分以上となっている。

 

先頭にベルナルがいないと思ったら、また後ろから上がっている。ルイスレオン・サンチェスと一緒だ。

 

サガンのバイクは、何もしてないみたい。ヘルメットのカラーを変えてますね。

 

  

ベルナルのバイクは、一部ピンクに変わっている。

 

逃げ集団は順調にタイム差を広げて、残り107kmで12分まで開いてきた。結構逃げれそうだ。

 

タコ・ファンデルホールン(Intermarché-Wanty-Gobert)が、サボートカーで補給。残り98.5kmでタイム差は13分4秒まで広がっている。

総合に関係ある選手は入っていないので、イネオスもそんなに速いペースで引かない。

 

残り75kmで14分15秒。イネオスは全く追いつこうとしないので、逃げ切りをさせてくれるのかな。

 

第1セクター

先頭はいよいよ白い道に入っていく。砂ぼこりが結構たつ。

 

集団も第1セクターに向けて先頭開始だ。サガンも前に上がっている。

 

先頭は人数が少ないから、砂ぼこりもあまりひどくないかも。でも、集団で走ると後ろは大変なことになりそう。

 

第1セクター前で位置取り争いが激しい。

 

集団が第1セクターに突入だ。

 

後ろは前が見えないのではないかというほどの砂ぼこり。

 

フィリッポ・ガンナがエガン・ベルナルをガンガンに引く。二人は前に飛び出るほどだ。

 

ガンナの引きで中切れだ。後ろにレムコ・エヴェネプールが取り残されている。

 

全然見えないけど、フィリッポ・ガンナはオーバーペースでカーブを曲がり切れなくなる。片足外してなんとかクリアー。それだけ凄いペースで引いている。

 

レムコ・エヴェネプールはやばい。チームメイトに引かれているが、あきらかに遅い。

 

フィリッポ・ガンナの引きで集団は完全に分裂。

 

エガン・ベルナルはサガン、ヴィンチェンゾ・ニバリなどのメンバーでレムコのグループを引き離すことに成功。

 

後続のレムコグループは全開で前を追う。

 

その後、なんとか追いつくことが出来た。

 

第2セクター

先頭は第2セクターにはいる。

 

集団から、ジョージ・ベネット(Team Jumbo-Visma)と、トビアス・ファス(Team Jumbo-Visma)の二人が飛び出る。

これはトビアス・ファスの総合ジャンプアップのためだ。

 

第3セクター

先頭はタコ・ファンデルホールン(Intermarché-Wanty-Gobert)が切れて10人。残り21.8kmで7分9秒のリードがあるので逃げ切りは確実だ。

 

ジョージ・ベネットとトビアス・ファスは捕まる。ジョージ・ベネットは、そのまま集団の前で走る。

 

なんと~、レムコ・エヴェネプールがまたも遅れた~。やはりグラベルロードは得意ではないようだ。

しかも、周りにはアシストがいない。先ほどの追走で使い切ってしまっている。

 

無線で聞いたであうろ、エガン・ベルナルは先頭でベースを上げまくる。これはチャンスだ。

 

イネオスは、ジャンニ・モスコンがいる。これはベルナル有利。すでに30秒のタイム差がついた。

 

 

先頭は、ロットのロジャー・クルーゲが切れて8人となっている。

 

レムコ大ピンチだ。残り13kmで50秒のタイム差がついた。途中で無線も外していた。

 

前からアルメイダが降りてきてくれた。これでタイムが縮まるはずだ。

 

第4セクター

最後の3級山岳を前にして二人が飛び出た。ドリース・デポンド(Alpecin-Fenix)だ。うしろは、アレッサンドロ・コーヴィ(UAE Emirates)。

 

 

集団はモビスターが引く。ベルナルは3番手だ。

 

先頭はマウロ・シュミットが追いついて3人に。

  • 22.  Dries De Bondt(ドリース・デポンド)Alpecin-Fenix
  • 206.  Mauro Schmid(マウロ・シュミッド)Team Qhubeka ASSOS
  • 223.  Alessandro Covi(アレッサンドロ・コーヴィ)UAE Emirates

 

3級山岳

エガン・ベルナルも先頭を引いてペースを上げる。すでにレムコと1分10秒のタイム差となる。

 

レムコは、アルメイダにずっと引いて貰っている。舗装路では前に出るが、グラベルロードでは先頭交代も出来ない。

 

ペッリョ・ビルバオがダミアーノ・カルーゾのために集団を引く。

 

登りでベルナルも先頭を引く。少しでもレムコとのタイム差をつけておきたい。

 

ジロ2回の覇者、ヴィンチェンツォ・ニバリが集団から切れてしまう。

 

エマヌエル・ブッフマンがアタックをかけている。これは良いペースだ。現在総合13位の1分47秒遅れ。逃げ切れれば、一気に総合上位だ。

 

先頭はドリース・デポンドが登りで切れて2人に。

  • 206.  Mauro Schmid(マウロ・シュミッド)Team Qhubeka ASSOS
  • 223.  Alessandro Covi(アレッサンドロ・コーヴィ)UAE Emirates

 

ベルナルがアレクサンドル・ウラソフを抜いてアタックだ!

 

先頭二人はラスト1km。

 

エガン・ベルナルは10秒前を行く、エマヌエル・ブッフマンに一気に追いつく。アレクサンドル・ウラソフは後方。

 

先頭二人は、最後の登りを上がる。

 

さあ、先行するのは、マウロ・シュミッド(Team Qhubeka ASSOS)。

 

二人は並んでスプリント!

 

勝ったのはマウロ・シュミッド(Team Qhubeka ASSOS)だ!

スイス出身の21歳。2019スイスU23チャンピオン。2018年Tour of Black Sea (2.2)でも総合2位となっておりオールラウンドに力の発揮できるタイプ。Swiss Racing Academyの出身だ。

本人はトラック競技もしておりTTが得意。しかし、これは快挙と言っても良いだろう。Team Qhubeka ASSOSに貴重な2勝目をプレゼントした。

2週間前にジロに行くように言われたという。第10ステージでは散々だったが、グラベルトレイルが好きなので、ブレイクアウェイに入りたいと思っていたそうだ。

休息日1日で一気に回復してしまうとは、若いっていいな。

 

エガン・ベルナルは最後のスプリントも譲らない。最後まで貪欲にタイムを勝ち取っていく。

 

レムコ・エヴェネプールは、アルメイダに引かれてゴール。26位で帰ってきた。総合でも7位に後退してしまう。ベルナルとのタイム差は2分22秒と開いた。

レムコの弱点がグラベルロードだったとは~。まあ、走ったことがないのでは対処しようもないですよね。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

※スマホの場合には、横にスワイプして見て下さい

第11ステージ リザルト

RnkRiderTeamUCIPntTime
1 SCHMID MauroTeam Qhubeka ASSOS100804:01:55
2 COVI AlessandroUAE-Team Emirates40500:01
3 VANHOUCKE HarmLotto Soudal20350:26
4 DE BONDT DriesAlpecin-Fenix12250:41
5 GUGLIELMI SimonGroupama – FDJ418,,
6 BATTAGLIN EnricoBardiani-CSF-Faizanè 150:44
7 KLUGE RogerLotto Soudal 121:23
8 GAVAZZI FrancescoEOLO-Kometa 101:37
9 VAN DER HOORN TacoIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux 81:43
10 NAESEN LawrenceAG2R Citroën Team 61:59
11 BERNAL EganINEOS Grenadiers 53:09
12 BUCHMANN EmanuelBORA – hansgrohe 43:12
13 VLASOV AleksandrAstana – Premier Tech 33:32
14 CARUSO DamianoBahrain – Victorious 23:35
15 YATES SimonTeam BikeExchange 1,,
16 FOSS TobiasTeam Jumbo-Visma  ,,
17 GUERREIRO RubenEF Education – Nippo  3:39
18 CARTHY HughEF Education – Nippo  3:41
19 CICCONE GiulioTrek – Segafredo  4:56
20 BETTIOL AlbertoEF Education – Nippo  ,,

総合

RnkPrev▼▲RiderTeamUCITime
11 BERNAL EganINEOS Grenadiers2042:35:21
23▲1 VLASOV AleksandrAstana – Premier Tech 0:45
37▲4 CARUSO DamianoBahrain – Victorious 1:12
46▲2 CARTHY HughEF Education – Nippo 1:17
59▲4 YATES SimonTeam BikeExchange 1:22
615▲9 BUCHMANN EmanuelBORA – hansgrohe 1:50
72▼5 EVENEPOEL RemcoDeceuninck – Quick Step 2:22
84▼4 CICCONE GiulioTrek – Segafredo 2:24
918▲9 FOSS TobiasTeam Jumbo-Visma 2:49
1011▲1 MARTÍNEZ Daniel FelipeINEOS Grenadiers 3:15

総合ベルナル以外、大きく変動。エマヌエル・ブッフマンが一気に6位に入ってきた。

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11 SAGAN PeterBORA – hansgrohe108
22 GAVIRIA FernandoUAE-Team Emirates91
33 CIMOLAI DavideIsrael Start-Up Nation91
45▲1 VIVIANI EliaCofidis, Solutions Crédits79
56▲1 NIZZOLO GiacomoTeam Qhubeka ASSOS76
616▲10 GAVAZZI FrancescoEOLO-Kometa42
77 MOSCHETTI MatteoTrek – Segafredo42
88 TAGLIANI FilippoAndroni Giocattoli – Sidermec39
99 FIORELLI FilippoBardiani-CSF-Faizanè39
1010 GROENEWEGEN DylanTeam Jumbo-Visma36

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11 BOUCHARD GeoffreyAG2R Citroën Team51
22 BERNAL EganINEOS Grenadiers48
33 MÄDER GinoBahrain – Victorious44
44 MOLLEMA BaukeTrek – Segafredo23
55 CICCONE GiulioTrek – Segafredo20
66 GOOSSENS KobeLotto Soudal18
77 GAVAZZI FrancescoEOLO-Kometa17
88 ALBANESE VincenzoEOLO-Kometa16
99 TAARAMÄE ReinIntermarché – Wanty – Gobert Matériaux13
1010 EVENEPOEL RemcoDeceuninck – Quick Step13

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11 BERNAL EganINEOS Grenadiers42:35:21
23▲1 VLASOV AleksandrAstana – Premier Tech0:45
32▼1 EVENEPOEL RemcoDeceuninck – Quick Step2:22
46▲2 FOSS TobiasTeam Jumbo-Visma2:49
55 MARTÍNEZ Daniel FelipeINEOS Grenadiers3:15
64▼2 VALTER AttilaGroupama – FDJ3:51
78▲1 ALMEIDA JoãoDeceuninck – Quick Step7:04
87▼1 HINDLEY JaiTeam DSM7:55
99 TEJADA HaroldAstana – Premier Tech27:51
1010 FORTUNATO LorenzoEOLO-Kometa27:54

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました