リッチー・ポートは来年TREKから、 INEOS Grenadiers に移籍する。
リッチー・ポートと言えば、シーズン開幕のツアー・ダウンアンダーのウィランガヒルでは6連覇を果たすほどの走りを見せている。
だが、来年のツアー・ダウンアンダーは開催されない。
それでもリッチー・ポートはオーストラリアに帰って、検疫をうけている最中。彼が出場する最初のレースはサントス・サイクリングフェスティバルだからだ。
サントス・サイクリングフェスティバルに出場
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ツアー・ダウンアンダーは開催されないが、これに変わる4日間のサントス・サイクリングフェスティバルで、ポートはオーストラリア代表選考に参加する。
現在、検疫で14日間の自粛中のポートは、ステージレースが開催されることを喜んでおり、
オーストラリアのサイクリングファンに挨拶するのを楽しみにしている。南オーストラリア政府が後ろ盾になっているのは良いことだと思う。
と語った。
リッチー・ポートは、コロナのロックダウン中に、マイケル・マシューズ(Sunweb)と散歩していて罰金を受けたりしていた。まあ、嫌になりますよね。
子供が生まれたこともあり、家族と共にオーストラリアに帰っている。
ダウンアンダーの代わりにサントス・サイクリングフェスティバルがあるのは渡りに船だっただろう。
ウィランガヒルも登場
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サントス・サイクリングフェスティバルは様々な種目のレースが行われる。
ロードレースは4日間のステージレース。
- Seppeltsfield – Tanunda (男子: 106,8 km, 女子: 80,7 km)
- Birdwood – Lobethal (男子: 116 km, 女子: 97,3 km)
- McLaren Vale – Willunga Hill (男子: 88,2 km, 女子: 48,8 km)
- Victoria Park Adelaide (クリテリウム)
3日目のステージでは、しっかりとウィランガヒルが登場する。2014年から2019年までリッチー・ポートは負け知らずの場所。
昨年は、最速タイムで上がったけれども、マシュー・ホームズ(Lotto Soudal)にステージは取られてしまった。
プロとアマチュアが混合で走るが、Mitchelton-Scottも地元なのでチームを送り込んでくるだろう。
イネオスはスペインのマヨルカチャレンジからスタートする。リッチー・ポートは特別にチームから許可された訳だ。
元ライダー兼レースディレクターのスチュアート・オグレディは、
リッチーと家族が特別な年を経てオーストラリアに戻ってきたことを嬉しく思う。ツールで彼が獲得した美しい3位を祝福する絶好の機会だ。
リッチーが大会に参加しているという事実は、組織としての私たちにとって大きな意味がある。彼の参加により、若くて才能のあるライダーは、国内で最高のサイクリストの1人と一緒に乗ることができる。
と、オグレディは熱心に語っている。
オーストラリアは時差が少ないので、YouTubeとかで放送してくれると昼の休憩時間に見れて良いのですけどね。
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