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2022UAEツアー第2ステージ  2日連続のスプリンターステージを制したのはなんと~

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Photo credit: liptak.de on Visualhunt.com
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UAEツアーの2日目もスプリンターステージ。

逃げが成就することはないので、最後のスプリント勝負に興味は集まる。

1日目はジャスパー・フィリップセンが獲得したけど、2日目は誰が最速でゴールを駆け抜けるだろうか?

 

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第2ステージ  アルフダイリアット島~アブダビ防波堤 176km

コースマップ photo theuaetour

 

第1ステージはひたすら砂漠の中を走っていたけど、第2ステージはドバイ市内を走る。スタートはアルフダイリアット島。

ルートは最初にスタイリッシュなシェイクザイード橋とカリーファシティのショッピングエリアに向かう。最後はアブダビ防波堤でフニッシュ。

 

第2ステージ photo theuaetour

 

高低差はほとんどない。オールフラットと言っても良いコース。総合勢は全く関係なくスプリンターだけがゴールを狙う。

 

  1. スプリントポイント アルワスバキャメルトラック
  2. スプリントポイント ヤスマリーナサーキット

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

まさか2年連続でブロチームのAlpecin-Fenixが総合リーダージャージを獲得するとは~。

今日のジャスパー・フィリップセンはどうかな。気になるのはヘルメット。換気ベンドが少なくてかなり、エアロに作られているみたい。

 

サム・ベネットは、ゴール手前数キロまで集団の後ろで楽をしていた。まあ、これだけ道端が広ければ位置取りする必要もないしね。

昨日の2位から、さらに順位を上げるとしたら優勝しかないけど。

 

フィリッポ・ガンナにリードアウトして貰ったエリア・ヴィヴィアーニ。表彰台は確保したけど、欲しいのはワールドツアーレースでの勝利だろう。サングラスが気になりますね。どこのだ?

 

マーク・カヴェンディシュは、囲まれてしまってスプリント出来ず。トレインが出来なかったですからね。今日のカヴはどうかな。

 

タデイ・ポガチャルは今日もアシストですね。

 

     

ロットは何を目指して走るのだろう。カレブ・ユアンを連れて来なくっちゃあねえ~。

 

インターミディエイトスプリント(中間スプリント)ジャージを着ているディミトリ・ストラコフ。今日も逃げに乗るのかな。

 

さあ、スタート。気温25度だけど、風が今日は強い。

 

スタートからロシアのGazprom – RusVeloのライダー二人が飛び出す。

  1. 82 ミハエル・ククルレ Gazprom – RusVelo
  2. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo

 

これに後方からチームメイトが合流。全員Gazprom – RusVeloで占められた。

  1. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo
  2. 82 ミハエル・ククルレ Gazprom – RusVelo
  3. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo

 

パヴェル・コチェトコフは2020年までCCC Teamで走っていたライダー。第1ステージでも逃げていた。2016年のロシアロードチャンピオン。

 

 

ミハエル・ククレレは、2021チェコのロードチャンピオン。

 

ディミトリ・ストラコフは、中間スプリントジャージを着ている。

これはポイント賞とは別に、中間スプリントだけで争われるジャージ。逃げないと貰えないと言うやつだ。ボーナスタイムも獲得しているので、総合3位。

 

スプリントポイント Moreeb Dune

ここはチームのインターミディエイトスプリントジャージを守るために、ディミトリ・ストラコフが1位で通過。

これで、3秒獲得でタイム差1秒の総合2位だ。

  1. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo 8ポイント・3秒
  2. 81 ミハエル・ククルレ Gazprom – RusVelo 5ポイント・2秒
  3. 82 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo 3ポイント・1秒

 

残り61.4kmでタイム差は1分。

 

マーク・カヴェンディシュは後ろで話しながらヒラヒラしている。

 

Gazprom – RusVeloには、イルヌル・ザカリンがいるのだけど、ブエルタ・バレンシアナの第3ステージで落車して顎を7針縫っている。

さらに脳震盪の症状があるので今回来ていない。今年で引退を表明しているので是非見たかったのだけど。

 

途中、風で集団が割れるけど元に戻る。

 

スプリントポイント Liwa

ディミトリ・ストラコフがトップ通過でさらにボーナスボイント3秒獲得。これでバーチャルリーダーだ。

このまま集団ゴールすると総合トップ。だけど、ゴールも着順にはいらないと無理だろう。

  1. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo 8ポイント・3秒
  2. 81 ミハエル・ククルレ Gazprom – RusVelo 5ポイント・2秒
  3. 82 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo 3ポイント・1秒

 

Groupama-FDJのクレマン・デイヴィーが落車。パンツが破れたまま走ることに。

 

3人は目的を達成したので、もう頑張って逃げる必要はない。あとは集団ゴールするだけだ。チームとしては大成功だ。

 

逃げは残り36kmで吸収。

 

ガンナとヴィヴィアーニが集団先頭に。時速28km/hくらいで進んでいる。みんな最後のペースアップに備えて休憩中か。

 

あまりにも遅いので、ジャスパー・フィリップセンはバイクを降りて歩いている(^^;

トイレ休憩しているライダーが多いので、集団はゆっくりだ。

 

トム・デュムランはヨス・ファンエムデンと話しながら走っている。明日のタイムトライヤルの順位はどうかな。

 

残り23kmを切って、急激にベースアップ。

 

FDJが集団先頭を引く。アルノー・デマールはスプリント勝利出来るかな。

 

これは危ない。急に狭くなるとわからないですよね。

 

今日はサム・ベネットも早くから集団先頭付近に位置している。今日のゴールはあまり広くない。

 

Israel Start-Up Nationのルディ・バルビエがパンク。スピードが上がっている時に痛い。

 

モビスターのスプリンター、マックス・カンターはバイク交換して集団を追っている。これはスプリントの足が無くなってしまう。

 

ここは大通りなので広いけど、フニッシュは少し狭いので位置取りが大切だ。

 

残り4.8km。モビスターとイネオスが先頭に。

 

ラスト3.1kmでTeam DSMが先頭。

 

 

ラスト1.2kmでTeam BikeExchange – Jaycoが先頭。

 

カーブを曲がってGroupama-FDJが前だ。

 

サム・ベネットがダニー・ファンポッペルにひかれて良い位置か。

 

しかし、ここでサム・ベネットの後ろからマーク・カヴェンディシュが早掛けする。ここから左にカーブしているので、早めに仕掛けたのは正解か。

 

距離があるが、マーク・カヴェンディシュが前に出た。

 

ジャスパー・フィリップセンとマーク・カヴェンディシュの争いだ。

 

後ろから、オラフ・クーイも伸びてくる。

 

やや早めに発射したマーク・カヴェンディシュがこらえる。

 

マーク・カヴェンディシュは、ジャスパー・フィリップセンをまくらせない。マーク・カヴェンディシュがスプリント勝利だ~!

 

マーク・カヴェンディシュは、これでオマーンの勝利に続いてシーズン2勝目。スプリンターのためのステージはあと2つある。

ジャスパー・フィリップセンとの戦いは、さらに続いていくことになるが、他のスプリンターも黙ってないはずだ。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第2ステージ リザルト

マーク・カヴェンディシュのコメント

ここで勝つことができると思っていたが、今日のチームのやり方はそうだった。

チームの3分の1は、1年目のプロであり、これは彼らのキャリアの1番目または2番目のレースであり、彼らがどのように戦うかを見ていてた。だが、今日乗った彼らはベテランのプロのようだった。 

それは1日後です…昨日はうまくいかなかったので、今日は誰もパニックにならなかった。

彼らの仕事は私をできるだけ新鮮にさせることだった。彼らはそれを行い、幸いなことに、私はそれをとてもうまくやった。 300〜250m前から逆風に入る可能性がある。

通常、それは逆風になるが、非常にうまく配置されたので、ラインまでそれを維持するエネルギーがあると確信していた。

非常に幸運だった。フィリップセンが私に近づいてきたのを感じたね。彼の調子が良いことを知っているので、彼を抑えて勝利を収めることができてうれしかった。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 40 4:20:45
2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 15 ,,
3
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates 6 ,,
4
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma   ,,
5
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   ,,
6
 MALUCELLI Matteo
Gazprom – RusVelo   ,,
7
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo   ,,
8
 DEVRIENDT Tom
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
9
 SCHWARZMANN Michael
Lotto Soudal   ,,
10
 VAN DEN BERG Marijn
EF Education-EasyPost   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 6 9:03:03
2 3 ▲1
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo   0:04
3 19 ▲16
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:06
4 2 ▼2
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe   0:10
5 13 ▲8
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates   0:12
6 4 ▼2
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers   ,,
7 84 ▲77
 KUKRLE Michael
Gazprom – RusVelo   ,,
8 5 ▼3
 TONELLI Alessandro
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,
9 6 ▼3
 VERVLOESEM Xandres
Lotto Soudal   0:14
10 9 ▼1
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   0:16

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 36
2 2
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 32
3  
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 20
4 3 ▼1
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 16
5 13 ▲8
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates 13
6 4 ▼2
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers 12
7 9 ▲2
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 12
8 11 ▲3
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 12
9 7 ▼2
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo 11
10  
 KUKRLE Michael
Gazprom – RusVelo 10

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 9:03:03
2 2
 VERVLOESEM Xandres
Lotto Soudal 0:14
3 4 ▲1
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 0:16
4 3 ▼1
 KANTER Max
Movistar Team ,,
5 6 ▲1
 VAN DEN BERG Marijn
EF Education-EasyPost ,,
6 8 ▲2
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost ,,
7 12 ▲5
 STANNARD Robert
Alpecin-Fenix ,,
8 5 ▼3
 MILAN Jonathan
Bahrain – Victorious ,,
9 13 ▲4
 DAINESE Alberto
Team DSM ,,
10 16 ▲6
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost ,,

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