イルヌル・ザカリン( Ilnur Zakarin)が2022年シーズンを最後に引退することをインスタで公表した。
2015年から、Team Katushaのエースとして活躍。Team Katusha Alpecinの消滅により、2020年にはCCC Teamに移籍。
だが、1年でCCC Teamも解散してしまう。2021年はロシアのプロチームのGazprom-Rusveloに移籍していたザカリン。
プロとして走るのは2022年が最後のシーズンとなる。
2022年が最後のシーズンに
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ザカリンはインスタの長い投稿で引退について語っている。
このニュースをどう書くか、書いては消し、書き直しては消し、長い間考えていた。
自分の思いをメモリに書き込むことがいかに面白いか。そして、それが私にとってどれほど大切なことか、理解してほしいのです。
12歳のときに初めてセクションに来たとき、連れて行ってもらえなかったのを覚えている。
私は一生懸命にトレーニングをして、自分ができることを証明した。そして、それがきっかけでサイクリングに目覚めた。
毎年毎年、父や母に自慢できるような素晴らしい成果を考えていた。最初の10年間は、最初のトレーナーであるNurullin G.がついていて、彼は「忍耐と努力で目標に到達できる」と言ってくれた。
そして、妻のヴィカがやってきて、甘い夢が始まった。どれだけ彼女が必要だったか。
最初の勝利が始まり、多くの苦労を重ね、また勝利する。夢だと思っていたのに、夢の中で浮き沈みがあるんですね。
なんというか、目覚めたくなかったんだ。
そして、目が覚めたとき、もうひとつの人生を考えたんだ。家族ともっと一緒にいられること、子供の成長を毎日見られること。人生は多面的であり、一つの目標にのみ力を注ぐのは愚かなことであるため、他の面白いことをすること。
今シーズンは、私のスポーツ人生において最後のシーズンとなる。
皆さんの応援がいつも私の力になっていますし、2022年のためにベストを尽くします。
イルヌル・ザカリンの最後の勝利は2019ジロ・デ・イタリア第13ステージにさかのぼらないといけない。
ロシアのプロチームのGazprom-Rusveloはグランツールに招待されることもない。
ジロでステージ2勝、2017ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合3位となったが、以前の力が発揮出来ているようには見えない。
2022年は、なんとかチームに勝利をプレゼントして終わって貰いたいですね。
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