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2024 パリオリンピック女子ロードレース 典型的な~

海外情報
UnsplashAlexander Kaganが撮影した写真
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女子の個人タイムトライヤルはオーストラリアのグレース・ブラウンが獲得。

女子もチーム最大で4人まで。4人いる国はベルギー、オランダ、スイス、イタリアとなる。日本からは、与那嶺絵里が出場する。

男子の新城幸也は、8分57秒遅れの56位で完走している。

 

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パリ~パリ 157.6km

コースマップ photo ioc

 

パリからスタートして、50kmの周回をしたあとに、モンマルトルの登りで決戦となりそう。男子と同じく3回、モンマルトルの登りを上がる。

 

コースプロフィール photo ioc

 

  1. ギャルド峠(2 km・5.3%)
  2. Côte de Port-Royal (0.9 km・5.2%)
  3. Côte de Cernay-la-Ville (0.4 km・5.7%)
  4. Saint-Rémy-lès-Chevreuse (1 km・5.9%)
  5. Côte de Châteaufort (1 km・5.1%)
  6. Côte du Pavé des Gardes (1.3 km・6.3%)
  7. 石畳 モンマルトルビュート (1.4 km)
  8. モンマルトルビュート (1.1 km・5.8%)
  9. 石畳 モンマルトルビュート (1.4 km)
  10. モンマルトルビュート (1.1 km・5.8%)
  11. 石畳 モンマルトルビュート (1.4 km)
  12. モンマルトルビュート (1.1 km・5.8%)

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

ニュートラルスタート。

 

日本代表の与那嶺絵里は最後尾付近。

 

オフィシャルスタートとなったけれど、誰もアタックはなし。

 

ブルキナファソの、アワ・バモゴが単独アタック。国内チャンピオンに2度なっている選手。

 

ギャルド峠(2 km・5.3%)

東京の時と違って、スタートアタックもなく、逃げも一人だけとは~。

 

もう、捕まってしまった。

 

また、単独アタック。スロバキアのノラ・ジェンチュショヴァ。22歳だけど、スロバキアのTT王者に4回、ロード王者に3回なっている。

 

優勝候補のベルギー代表、ロッテ・コペッキーはボトル補給。バイクはSpecialized。

 

集団から一人追走に。アフガニスタンのユルドゥズ・ハシミ。妹はIsrael Premier Tech Rolandと契約している。

 

アフガニスタンのユルドゥズ・ハシミの妹、ファリバ・ハシミも追走に出た。

  1. Tserakh Hanna (Individual Neutral Athletes)
  2. Nguyễn Thị Thật (Vietnam)
  3. ファリバ・ハシミ (アフガニスタン)

 

アフガニスタンの姉妹はようやく合流。

  1. Tserakh Hanna (Individual Neutral Athletes)
  2. Nguyễn Thị Thật (Vietnam)
  3. Rotem Gafinovitz(イスラエル)
  4. ファリバ・ハシミ (アフガニスタン)
  5. ユルドゥズ・ハシミ(アフガニスタン)

 

残り108.5km。ようやく先頭に追い付く。先頭は6人に。タイム差は4分9秒。

 

UAE Team Emiratesのフィン・フィッシャーブラックの妹、ニアム・フィッシャーブラックがパンク。

 

マシントラブルなので、一緒に走っている選手が背中を押してくれる。

 

結局、止まって少し遅れる。

 

ウズベキスタンの選手が追走していたけれど、集団に捕まった。

 

逃げに乗っているアフガニスタンのユルドゥズ・ハシミは、メディカルチェックに。膝の調子が悪いのかな。

 

Côte du Pavé des Gardes (1.3 km・6.3%)

残り69.2kmで、3分17秒差に。

 

登りで二人が前に。

  1. Tserakh Hanna (Individual Neutral Athletes)
  2. ファリバ・ハシミ (アフガニスタン)

 

おっと落車。

  •  Mena Milagro (Costa Rica)
  •  Vanpachtenbeke Margot (Belgium)

 

ディフェンディングチャンピオンのアナ・キーゼンホファーが切れてしまった。

 

集団のペースが上がっている。

 

先頭は4人。残り59.2kmで1分16秒差に。

 

市内のサーキットに入ってきた。

 

先頭は、アフガニスタンのユルドゥズ・ハシミだけに。

 

先頭は二人に戻っている。

 

先頭の二人は、捕まってしまった。

 

優勝候補のロッテ・コペッキーが先頭集団にブリッジ中。落車の影響受けて先頭に入れなかった。

 

先頭集団ができている。10人だ。

 

先頭には優勝候補のロッテ・コペッキーも入った。

 

与那嶺絵里は、48秒遅れのメイン集団にいる。

 

先頭では次々にアタックがかかる。オランダはマリアンヌ・フォスが入っている。

 

モンマルトルビュート (1.1 km・5.8%)

ここから絞り込みとなる。

 

一人飛び出している。

 

英国の、ジョルジ・ファイファーだ。

 

ジョルジ・ファイファーは捕まり9人に戻る。

 

英国の二人が追いつきそう。

  1.  Henderson Anna (Great Britain)
  2.  Deignan Elizabeth (Great Britain)

 

マリアンヌ・フォスを含む3人が抜け出す。

 

先頭はシクロクロスも走る、ブランカ・カタバス。

 

25秒開いた。

  1. マリアンヌ・フォス オランダ
  2. ブランカ・カタバス ハンガリー

 

残り12.3km。二人は27秒差。

 

追走は5人。

 

モンマルトルビュート (1.1 km・5.8%)

タイム差は、31秒に。

 

ロッテ・コペッキーは二人で追走に。

  1. クリステン・フォークナー 米国
  2. ロッテ・コペッキー ベルギー

 

6秒差で前が見えている。

 

残り5.5km。6秒差が中々縮まらない。

 

残り4.5km。目の前だ。

 

残り3.1kmで追いついた。ここで、クリステン・フォークナーがアタック!

 

あ~、3人がお見合いしてしまう。よくあるパターンだ。

 

あ~、これは離れた。

 

残り2km。決まりだ。クリステン・フォークナーは、スプリントでは勝てないので勝負に出たのだけど、見事に作戦成功だ。

 

クリステン・フォークナーは、優勝に向かってひた走る。

 

決まりだ。

 

優勝候補のロッテ・コペッキー、マリアンヌ・フォス、カタバスとお見合い状態が続く。もうメダル争いしか残っていない。

 

 

クリステン・フォークナーは、ノーリアクションでゴールを駆け抜けた!

 

普段は、EF-Oatly-Cannondaleで走る31歳の米国人。金メダルなので何か、アクションは欲しかったところ。

 

クリステン・フォークナーは、ゴールを大きく越えてから手をあげた。

実は、最初は彼女の出場枠は当初、水曜日のオリンピックトライアスロンに初出場するテイラー・ニブのために予約されていた。

しかし、彼女は自転車競技のパートで3度クラッシュし、最終的には涙を流して棄権しなければならなかった。クリステン・フォークナーは、代役で数日前に出場が決定している。

クリステン・フォークナーは、4年前までニューヨークでベンチャーキャピタリストとして生計を立てており、高収入。

ハーバード大学在学中は、ボート選手。ニューヨークに引っ越しするとボートに乗ることができず、ロードバイクを試すことに。趣味だったけれど、2年前にフルタイムのプロとなっている。

2023 ストラーデビアンケでは3位となったけれど、リアルタイム血糖値モニターを使ったとして失格となっている。

 

メダル争いは、ロッテ・コペッキー先頭でスプリント。最後は横一線。

 

手前のマリアンヌ・フォスが銀メダル。ロッテ・コペッキーが銅メダル。私が応援していたカタバスは4位に終わってしまった。

しかし、典型的なレースの終わり方だったと言ってもよい感じだ。

 

リザルト

金メダルのクリステン・フォークナー

夢が叶ったような気分だ。数年前、大きなリスクを冒してまで夢を追い求めた。そして今、それが叶い、世界で最高の気分だ。どう表現していいかわからないよ。

この勝利は驚きですか?

かなり期待していたんだ。2日後にチーム・パシュートをやるんだ。メダルの可能性が十分にあると感じられた時だけ、ロードレースに参加したいと思っていた。

それがここに来た唯一の理由だ。タフなレースになることは分かっていたけれど、ここに来たからには、そういう大きな野心を抱いていた。チームメイトにもそう約束していたんだ。

3人を出し抜くのに時間がかかりましたね。

コペッキーが協力したがらない瞬間がいくつかあった。コペッキーは勝ちたかったし、前に行きたかった。でも、スプリントでは普通なら誰にも勝てないから、それでもアタックしなければならないこともわかっていた。

アタックするのに最適な場所は、僕らが一緒になった直後だった。みんな疲れていたし、私にとってはチャンスだった。レイトアタックは今年すでに何度か試していた。よく練習していたので、とても快適だった。そしてうまくいった。

ゴールでは、熱狂的なシーンも歓声を上げることもありませんでしね。

優勝は確信していたけれど、正直なところ、いったい何が起こっているんだろう?何が起こったのかを理解するには、あまりにも大きすぎて、処理することができなかった。

数分間、ダブルチェック、トリプルチェックを繰り返したわ。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 FAULKNER Kristen
United States 600 3:59:23
2
 VOS Marianne
Netherlands 475 0:58
3
 KOPECKY Lotte
Belgium 400 ,,
4
 VAS Blanka
Hungary 325 ,,
5
 GEORGI Pfeiffer
Great Britain 275 1:21
6
 GARCÍA Mavi
Spain 225 1:23
7
 RÜEGG Noemi
Switzerland 175 2:04
8
 NIEWIADOMA Katarzyna
Poland 150 2:44
9
 LONGO BORGHINI Elisa
Italy 125 3:05
10
 LACH Marta
Poland 100 3:27
11
 WIEBES Lorena
Netherlands 85 3:31
12
 DEIGNAN Elizabeth
Great Britain 70 3:34
13
 HENDERSON Anna
Great Britain 60 ,,
14
 ANDERSSON Caroline
Sweden 50 ,,
15
 DYGERT Chloe
United States 40 3:40
16
 LIPPERT Liane
Germany 35 4:04
17
 MAJERUS Christine
Luxembourg 30 5:00
18
 CHABBEY Elise
Switzerland 30 ,,
19
 JACKSON Alison
Canada 30 ,,
20
 LELEIVYTĖ Rasa
Lithuania 30 ,,
21
 GÅSKJENN Ingvild
Norway 30 ,,
22
 HANSON Lauretta
Australia 20 ,,
23
 BROWN Grace
Australia 20 ,,
24
 GHEKIERE Justine
Belgium 20 ,,
25
 CECCHINI Elena
Italy 20 ,,
26
 YONAMINE Eri
Japan 20 ,,
27
 BERTEAU Victoire
France 20 ,,
28
 SCHWEINBERGER Christina
Austria 20 ,,
29
 LUDWIG Cecilie Uttrup
Denmark 20 ,,
30
 BERG EDSETH Marte
Norway 20 ,,

 

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