UCIは4月1日から施行する安全規則に対する罰則について発表。
これは厳しい処置だ。
UCIの罰則
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ポジションについて明確にガイドラインで示されている。
真ん中のように、顔をハンドルに近づけるのはOK。前腕をポイントにしてハンドルサポートはしてはいけないとなっている。
一番右側のサドルのない部分まで、身体を下げてもダメなようだ。
スーパータックとボトルのポイ捨ての場合
- 1回の違反 30秒のペナルティ
- 2回の違反 2分のペナルティ
- 3回の違反 追放
これは厳しい。現在のUAEツアーでは、前腕をハンドルバーに置くポジションやスーパータックも見られている。
ライダーは、つい癖で出てしまうだろうから気を付けないといけなくなる。
UCI規則の更新には、
ライダーはあらゆる状況で自転車を完璧に操る必要があり、同時に経験の浅いサイクリストに例を示す必要があります…サポートのポイントとしてのみ必要な位置を尊重する必要がある。ペダル、ハンドルバーの手、そしてサドルのシート。
マアチュアサイクリストの手本にならなければいけないということだろう。
現に、コメント欄で頂いたように、日本のトップロードレースでもスーパータックで先頭復帰するという例がある。
事故の予防という観点からも必要な処置ということだ。
環境問題に対する取り組み
UCIはまた、仕上げゾーンのルートバリアの材料、構造、および構成に関する設定基準と要件を検討している。
上記のような例ならOKだ。フェンスが途切れたり、ゲートがコース内にある場合には許可されなくなる。
また、ライダーの安全性向上と環境問題への取り組みを図り、レースルートに沿って30〜40kmごとに「トラッシュゾーン」を設置する。
これらのゾーンの外でアイテムを捨てて捕まると、自転車で禁止された位置を取るのと同じ制裁が課せられる。
自転車ロードレースの場合、町を通り抜けため、自治体の協力も不可欠だ。クリーンな自転車のイメージを保つためにも、環境のために厳しくなるのは当然だろう。
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