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UAEツアー第6ステージ スプリンターステージを制したのは誰だ?

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UAEツアーも残り2ステージとなった。

今日と明日はスプリンターのためのステージ。世界最高峰のスプリンターの競演が見られることだろう。

今日はとくにドバイ市内でのレースなので、見ごたえもあるのでは。ここまで勝利を上げていないチームはなんとしても爪痕を残したいところだ。

 

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Stage 6»Deira Island›Palm Jumeirah(165k)

第6ステージ photo RCS

 

今日のステージは、いつもの砂漠の真っただ中を走るレースではなくてドバイの市内を走るコース。これなら選手も少しは、気がまぎれるというものだ。

最後は、人工島のパーム・ジュメイラでゴールする。これまでのスプリンターステージでは、マチュー・ファンデルプールの逃げ切りを除くと、サム・ベネットが1勝を上げている。

果たして今日の勝利は誰となるだろうか?

 

逃げは6人

photo tiq-cyclingストリーミングより 以下同様

 

今日もスタート直後から4人が逃げ始め、更に二人が合流して6人の逃げとなっている。アレクセイ・ルチェンコは昨日ゴール手前250mで捕まってしまったが、今日も逃げに乗るとは~。

しかも、今日は逃げの名手スペインチャンピオンジャージを着ているアレクセイ・ルチェンコも一緒に逃げているから心強いだろう。

  1. トニー・ガロパン(Tony Gallopin)AG2R Citroën Team
  2. アレクセイ・ルチェンコ(Aleksej Loetsenko)Astana – Premier Tech
  3. ルイスレオン・サンチェス(Luis Léon Sanches)Astana – Premier Tech
  4. マチュー・ラダニュ(Matthieu Ladagnous)Groupama – FDJ
  5. アッティラ・ヴァルテル(Attila Valter)Groupama – FDJ
  6. イニーゴ・エロセギ(Inigo Elosequi)Movistar Team

 

集団の中ほどで、中央分離帯にぶつかったようだ。結構なライダーがからんで落車している。

マッテオ・モスケッティ(Trek – Segafredo)が一番被害が大きかったようだが、この後無事に復帰している。

と、思ったら情報ではマッテオ・モスケッテイとフロリアン・ストーク(Team DSM)はリタイヤしてしまった。

 

逃げのタイム差は全く変わらない。多分、3分以上は与えて貰えないだろう。スプリントで決着をつけたいチームが多すぎる。

 

スプリントポイントまで、まだ距離があるが先頭にはクイックステップが集まって引いている。先頭は、シェーン・アーチボルト。

 

BORAも先頭を引き始めた。後方では30秒ほど遅れて走っているグループがいる。少しぺースが上がった時に横風があったようだ。ほどなくして再合流。

 

中間スプリントは、トニー・ガロパンがトッブ通過。

ここまで、114km走ってアベレージは48.7km/hという超高速。凄いスピードで走り続けている。私なら一瞬でもこんなスピード出ない!

 

巨大なランウドバウトで後方の集団が見えはじめた。ラスト27kmで18秒。そろそろ捕まるタイミングか?

 

残り、25kmを切った所で吸収された。みんな素直にあきらめている。誰か一人くらい、ソロで走り続けるということはしないんだね。

 

アレハンドロ・バルベルデが先頭付近に陣取っている。今年のUAEでは山岳でも全く前に出てこなかった。流石に年なのかな?

 

ラスト22kmからソロアタックを果敢にきめたドミトリー・グルズジェフ(Dmitriy Gruzdev)Astana – Premier Tech。22秒までタイム差を開く。

 

集団はモビスターが牽引。

 

ドミトリー・グルズジェフは、8秒差で逃げ続ける。アスタナは逃げにも二人乗せていたけど勝利がないからねえ~。

完全に泳がされているけど、仕方ない。ドミトリー・グルズジェフは、人工島のパーム・ジュメイラをカメラが映している時に捕まってしまう。

 

道路一杯に広がって、各チームがトレインを組む。まだ、クイックステップやロットは上がってきていない。

 

トンネルを抜けて、クリス・フルームが先頭に立つかと思ったら、囲まれてしまう。

 

5kmを切ってクイックステップが先頭に。後ろはイネオスのルーク・ロウ。

 

カレブ・ユアンはラスト3kmでもまだ中ほどに位置している。結構激しくぶつかって位置取りしている。

 

ラスト2kmからは、Team BikeExchangeがカーデン・クローブスのために引きまくる。これはラスト1km手前まで続く。

 

BORAのマーティン・ラースが良い引きを見せていたが、その後ろにはミケル・モルコフがサム・ベネットを引いている。これは必勝態勢か?

ディビット・デッカーは、その後ろからスプリントを狙う。

 

ミケル・モルコフのアシストを受けた、サム・ベネットがまたも勝利だ~。

後ろでは、ミケル・モルコフも腕を上げている。2位はエリア・ヴィヴィアーニが追い込んだ。パスカル・アッカーマンはこぶしを上げて悔しがっている。

 

 

なんと、サム・ベネットが連勝してしまうなんて。このUAEツアーでスプリントで2勝した選手はいない。サム・ベネットが初めての2勝したスプリンターとなる。

ひょっとして明日も勝利してしまうかも。それくらい今のサム・ベネットは強い!

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第6ステージリザルト
Rnk Rider Team Time
1  BENNETT Sam Deceuninck – Quick Step 3:32:23
2  VIVIANI Elia Cofidis, Solutions Crédits ,,
3  ACKERMANN Pascal BORA – hansgrohe ,,
4  DEKKER David Team Jumbo-Visma ,,
5  GAVIRIA Fernando UAE-Team Emirates ,,
6  NIZZOLO Giacomo Team Qhubeka ASSOS ,,
7  GROVES Kaden Team BikeExchange ,,
8  GREIPEL André Israel Start-Up Nation ,,
9  BOL Cees Team DSM ,,
10  MØRKØV Michael Deceuninck – Quick Step ,

総合

Rnk Rider Team Time
1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 20:41:59
2  YATES Adam INEOS Grenadiers 0:35
3  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 1:02
4  HARPER Chris Team Jumbo-Visma 1:44
5  POWLESS Neilson EF Education – Nippo 1:46
6  SKJELMOSE JENSEN Mattias Trek – Segafredo 2:37
7  CARUSO Damiano Bahrain – Victorious 2:39
8  CATTANEO Mattia Deceuninck – Quick Step 3:53
9  FERNÁNDEZ Rubén Cofidis, Solutions Crédits 4:13
10  MASNADA Fausto Deceuninck – Quick Step 6:30

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 2 ▲1  DEKKER David Team Jumbo-Visma 57
2 1 ▼1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 51
3 8 ▲5  BENNETT Sam Deceuninck – Quick Step 40
4 3 ▼1  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 35
5 11 ▲6  GALLOPIN Tony AG2R Citroën Team 33
6 12 ▲6  VIVIANI Elia Cofidis, Solutions Crédits 33
7 4 ▼3  YATES Adam INEOS Grenadiers 28
8 5 ▼3  GANNA Filippo INEOS Grenadiers 21
9 6 ▼3  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 21
10 7 ▼3  VINGEGAARD Jonas Team Jumbo-Visma 20

ポイント賞はディビット・デッカーが返り咲き。明日もスプリンターステージなので決まりかな。サム・ベネットが連勝すると…。

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  POGAČAR Tadej UAE-Team Emirates 20:41:49
2 2  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 1:12
3 3  POWLESS Neilson EF Education – Nippo 1:56
4 4  SKJELMOSE JENSEN Mattias Trek – Segafredo 2:47
5 5  HIGUITA Sergio EF Education – Nippo 9:57
6 8 ▲2  DE BOD Stefan Astana – Premier Tech 12:44
7 7  VANHOUCKE Harm Lotto Soudal 13:15
8 9 ▲1  MÄDER Gino Bahrain – Victorious 13:24
9 10 ▲1  BATTISTELLA Samuele Astana – Premier Tech 14:12
10 11 ▲1  ROCHAS Rémy Cofidis, Solutions Crédits 14:16

 

 

 

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