ハンガリーのシクロクロス女性チャンピオンのブランカ・カタバス(Kata Blanka Vas)は6月1日より、ワールドチームSD Worxに移籍する。
ブランカ・カタバスは東京オリンピックにMTBで出場する予定であり、SD Worxをスボンサーするスペシャライズドにとっても重要な問題だ。
3種目をこなす万能ライダー
この投稿をInstagramで見る
プランカ・カタバスは2021ハンガリー選手権でも優勝しており、ロードでも実力をつけている。シクロクロスではU23世界選手権でも表彰台にたっており、エリートクラスで2度優勝。
ブランカ・カタバスが所属していたロードチーム、Doltcini – Van Eyck Sportは、マネージャーが女性ライダーの体重が増えていないか、下着姿の写真を要求したりして、UCIの倫理規定に違反した罪で有罪判決を受けている。
このチームから移籍したことは精神的にも良かっただろう。
ブランカ・カタバスは以下のように語っている。
チームは私に3つの分野を組み合わせる自由を与えてくれる。シクロクロス、マウンテンバイク、またはロードが私に最も適しているかどうかはまだわからない。
今後数年間でそれを発見したいと思っています。
その見方では、マチュー・ファンデルプールは私にとって良い例です。彼は、特定の年齢まで、これら3つの分野を組み合わせて成長し、サイクリングの世界トップに成長できることを示している。
まだ、19歳と若いので無限の可能性を秘めている。女性でも3種目をこなすライダーが増えてくるかもしれない。
ブランカ・カタバスは3月にコロナ陽性となっており、現在は治っているが5月にはハンガリーのMTB予選を勝ち残らなくてはならない。その後はシクロクロスに焦点を合わせるという。
ロードでの走りも期待したいところだ。
コメント