2024 アークティック・レース・オブ・ノルウェー第1ステージ　初日のリーダーは?

2013年から始まっているアークティック・レース・オブ・ノルウェー。Arctic Race of Norway(2.Pro)

世界で最も美しい景色の中を走るレースとしても有名。ノルウェーは、世界有数のアトランティックサーモンの生産国であり、世界で2番目に大きい魚介類の輸出国。

2019年まではサーモンが山岳賞の景品として送られていた。

 

過去の優勝者

• 2023　 ステューブン・ウィリアムズ   
  
• 2022    アンドレアス・レックネスン
  
• 2021　 ベン・ヘルマンス
• 2019　アレクセイ・ルチェンコ
• 2018　 セルゲイ・チェルネツキー
• 2017　ディラン・トゥーンス
• 2016　ジャンニ・モスコン
• 2015　レイン・タラマエ
• 2014　 ステファン・クライスヴァイク
• 2013　 トール・フルーホスト　

 

第1ステージ ボードー ～ログナン　155.5km

 

前半は平坦。海岸線を走るコース。天気が良いといいのだけど。決戦は8.5kmある2級山岳だ。総合勢が顔を出してくる初日のステージだ。

 

1. スプリントポイント　Øyjorda
2. 2級山岳　Kvikstadheia (2.1 km・6.3%)
3. スプリントポイント　Enge
4. 3級山岳　Misvær (2.2 km・5.3%)
5. スプリントポイント　Kåsmo
6. 2級山岳　Ljøsenhammeren (8.5 km・3.5%)

 

注目のライダーは

• Uno-X Mobility　アレクサンダー・クリストフ、マグナス・コルトニールセン、アンドレアス・レックネスン、ラスムス・ティレル
  
• Israel – Premier Tech　ジョセフ・ブラックモア、クリス・フルーム、トム・ファンアスブロック
• Astana Qazaqstan Team　クリスティアン・スカローニ、サムエーレ・バティステッラ、マックス・カンター
• Team dsm-firmenich PostNL　ケヴィン・ヴェルマーケ
• Cofidis　ベン・ヘルマンス
• Arkéa – B&B Hotels　クレモン・シャンプッサン、ヴィンチェンツォ・アルパネーゼ
• Team Jayco AlUla　マウロ・シュミット、ヘスス・ダビッド・ペーニャ
• Lotto Dstny　パスカル・エーンクホーン
• TotalEnergies　ピエール・ラトゥール、マチュー・ブルゴドー
• Q36.5 Pro Cycling Team　ジャンルーカ・ブランビッラ
• VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ、サミュエル・ゾッカラート
  

 

スタート

ツール・ド・フランスに出場できなかった、クリス・フルームがインタビューに。

 

Uno-X Mobilityからは、アレクサンダー・クリストフが登場。Astana Qazaqstan Teamからは、クリスティアン・スカローニがインタビューを受けていた。

 

ニュートラルスタート。

 

5人の逃げ

5人が逃げに。

1. パスカル・エーンクホーン　Lotto Dstny
2. イェル・ヨハンニンク　TDT – Unibet Cycling Team
3. ミケル・レテギ　Equipo Kern Pharma
4. ネイサン・スミス　Team Novo Nordisk
5. Kalle Kvam(Team Coop – Repsol)

 

スプリントポイント　Øyjorda

ポイント獲得順位は

1. パスカル・エーンクホーン　Lotto Dstny　3ポイント・3秒
2. ミケル・レテギ　Equipo Kern Pharma　2ポイント・2秒
3. Kalle Kvam(Team Coop – Repsol)　1ポイント・1秒

 

5人のタイム差は、残り84.2kmで1分37秒と少ない。

 

集団はのんびりと追っている。

 

2級山岳　Kvikstadheia (2.1 km・6.3%)

2級山岳に。

 

ポイント獲得順位は

1. イェル・ヨハンニンク　TDT – Unibet Cycling Team　5ポイント
2. ミケル・レテギ　Equipo Kern Pharma　3ポイント　
3. Kalle Kvam(Team Coop – Repsol)　1ポイント

 

集団はUno-X Mobilityが引いている。

 

集団はTeam Jayco AlUlaが引き出した。

 

先頭から集団が見えてきた。

 

スプリントポイント　Enge

スプリントポイントを通過。

1. パスカル・エーンクホーン　Lotto Dstny　3ポイント・3秒
2. ミケル・レテギ　Equipo Kern Pharma　2ポイント・2秒
3. イェル・ヨハンニンク　TDT – Unibet Cycling Team　1ポイント・1秒

 

逃げはあと一人だけ。

1. Kalle Kvam(Team Coop – Repsol)

 

単独なので、もう少し逃げれそう。

 

3級山岳　Misvær (2.2 km・5.3%)

3級山岳に。

 

またも、単独で逃げが。

1. Fougner Eivind Broholt (Team Coop – Repsol)

 

クリス・フルームは今回もエースナンバー。

 

ポイントをそのまま通過。その後、捕まる。

 

スプリントポイント　Kåsmo

スプリントポイント獲得順位は

1. マグナス・コルトニールセン　Uno-X Mobility　3ポイント・3秒
2. マウロ・シュミット　Team Jayco AlUla　2ポイント・2秒
3. ケビン・フェルマーケ　Team dsm-firmenich PostNL　1ポイント・1秒

 

下りで少し抜け出している。

 

また、集団に。

 

2級山岳　Ljøsenhammeren (8.5 km・3.5%)

ここからが決戦の場だ。

 

TotalEnergiesのトーマス・ボネが単独で抜け出した。

 

かなり引き離している。

 

15秒まで開いていたけど、9秒まで縮まった。

 

あっという間に捕まった。

 

4人が少し抜け出した。

 

TDT – Unibet Cycling Teamのイェル・ヨハニンクがトップ通過。

1. イェル・ヨハニンク　TDT – Unibet Cycling Team　5ポイント
2. ルカ・コルナギ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　3ポイント
3. シモン・ペロー　Tudor Pro Cycling Team　1ポイント

 

集団もまとまっているので、スプリントとなりそう。

 

下りでも大集団のまま。

 

残り11.3km。

 

残り6.9km。Uno-X Mobilityが先頭を引く。

 

さあ、残り5km。

 

残り3.8km。

 

残り1.6k。Uno-X Mobilityが先頭。

 

Uno-X Mobilityが先頭を支配。アレクサンダー・クリストフをセットアップだ。

 

アレクサンダー・クリストフが準備OK。

 

マグナス・コルトニールセンからアレクサンダー・クリストフが発射!

 

アレクサンダー・クリストフが先頭でゴールに。

 

アレクサンダー・クリストフがゴールを落とした!

 

37歳の大ベテランがまたもUno-X Mobilityに勝利をもたらせた。今シーズン5勝となる大活躍だ。アレクサンダー・クリストフは、初日のリーダージャージも勝ち取っている。

 

リザルト

優勝したUno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフ

ツール・ド・フランスを終えて、体調は良好だ。登り坂をこなすのは少々大変だったが、トレーニングで出した数字を考えると、乗り切れるだろうとわかっていた。

チームは最後の数キロで私を非常に良い位置に連れて行ってくれた。私は適切なタイミングでスプリントを開始することができた。最後の直線で、何人かの強い選手が一方から私を追い抜こうとしたが、状況は常にコントロールできていると感じた。

ラスムス・ティレル をチームを統率する役割に据えた。私たちは「トップチーム」を編成しており、純粋な助っ人は一人もいない、本当に強いチームだ。

ラスムスはほとんどの牽引をしなければならなかったが、彼は一人でそれをこなせるほど強いんだ。

決勝戦では多くの選手が残っていたので、彼だけでなくチームの他のメンバーも非常に印象的なプレーを見せた。

個人的には明日のステージ優勝を目指したいが、チームの優先事項は総合優勝だ。明日はスタートから数キロが厳しく、強力な逃げ集団が抜け出す可能性があるため、非常に厳しいステージになる可能性がある。

その準備が必要だが、必要なら逃げ集団に加わる優秀な選手がいる。私はあまり恐れていないが、このミッドナイト サン ジャージを守るのは難しいかもしれない。

 

2位　Cofidisのミラン・フレティン

自分の結果には満足している。もちろん、2位ならレースに勝てた可能性もありますが…。

Uno-Xは今日、完璧で力強いレースをしたと思う。最後の1キロは少し孤独だったが、ステージ全体を通しての感触には非常に満足している。1か月半ぶりのレースで、この期間に高地トレーニングキャンプを行ったため、体調は良いと感じている。

特に最後の20キロは緊張するステージだった。ペースが速かったにもかかわらず、速いライダーのほとんどは最後の登りまで生き残り、スプリントへの追い込みは非常に慌ただしかった。

残り500メートルで少し追い込まれ、思ったほど早くスプリントを開始できなかったと思う…。でも、この2位は自分にとって良い結果だと断言する。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞