UCIは2021年6月1日から規則1.3.006bisの修正により、Jumbo-VismaやCANYON//SRAMが使用する、リアルタイムでエネルギー消費量のわかるデバイスのレース中の禁止を発表していた。
これにはクリス・フルームも安全性の観点からも残念なことだとコメントしていた。
このリアルタイム血糖値モニターをストラーデビアンケで使用したTeam Jayco AlUlaのクリステン・フォークナーが失格となってしまった。
写真から判断か
Kristen Faulkner risks disqualification from Strade Bianche over glucose monitor https://t.co/gCbMK4X6JE pic.twitter.com/GG5InHXkUy
— The Cycle Collective (@cyclecollective) March 10, 2023
ストラーデビアンケが始まる前に、一部の観客は、フォークナーが血糖値モニターを装着していることに気づいた。
それは、血液中のグルコースレベルを測定および監視するために使用できるアボットセンサーだ。
上の写真で拡大された部分に装着されている。よほど精通していないとわからないと思うけど。
この画像が流通したので、UCIが調査したということだ。
UCI規則では、「代謝値を含む他の生理学的データを記録する装置は、競技では許可されていない」と述べられている。
これに関してTeam Jayco AlUlaは声明をだした。
Team Jayco AlUlaの反応
— Team Jayco AlUla (@GreenEDGEteam) March 14, 2023
Team Jayco AlUlaは、ソーシャル メディアでフォークナーの失格に対応した。
「Team Jayco AlUlaは、 2023年3月4日に開催されたUCI女子ワールドツアーのイベント、ストラーデビアンケでのクリステン・フォークナーの3位入賞が破棄されたことをUCIから知らされた。
Jayco AlUla は、 UCI 規則の条項 1.3.006bis に基づく決定を認め、受け入れます。チームとライダーはこの状況の全責任を負い、この不運な結果についてお詫び申し上げます。」
すんなりと認めた訳だ。このモニターがあったらから3位になれたとは思えないけど、なんでもかんでも禁止するのはどうかと思う。
以下は、Amazonで販売されている血糖値測定器。
クリステン・フォークナーが使用していた、Abbott Libre Sense Glucose Sport Biosensorについては以下で説明しているので参考までに。
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