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2024 ジロ・デ・イタリア第1ステージ 早くも総合で遅れたライダーは?

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Photo credit: alessmile ♥ on VisualHunt
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ジロ・デ・イタリアは、第1ステージから厳しいレース展開に。

ゴール手前3kmにあるサンヴィートの壁で、タデイ・ポガチャルはついに逃げを捕まえた。だが、その前から総合では遅れている選手がいた。

第1ステージから脱落したライダーは誰だろうか?

 

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テイメン・アレンスマン  INEOS Grenadiers

 

テイメン・アレンスマンは、ゴール手前25kmのマッダレーナ峠で遅れだした。

その時点では、登りの頂上までまだ3kmあった。テイメン・アレンスマンは、事前にINEOS Grenadiersの共同リーダーとして名前が挙がっていた。

ゲラント・トーマスとともに、アレンスマンは総合優勝を狙う予定だったが、それはすでに難しい。

テイメン・アレンスマンは、昨年のジロ・デ・イタリアで総合6位。 INEOS Grenadiersは、ヨナタン・ナルバエスがマリアローザをゲットしたが、チームとしては戦略を大きく変えなければならない。

テイメン・アレンスマンは、スーパーアシストとなりそうだ。

 

ロマン・バルデ Team dsm-firmenich PostNL

 

ロマン・バルデは、テイメン・アレンスマンと並んで、ジロ・デ・イタリアの開幕ステージで大きな敗者となった。

マッダレーナ峠で、ロマン・バルデはすでに遅れていた。実は、ロマン・バルデは、チームに無線で体調が良くないと伝えている。

クリス・ハミルトンとケヴィン・ヴェルマーケがアシストしていたが、集団の後方であえいでいた。

結局ロマン・バルデは39位で57秒遅れでなんとか踏みとどまっている。3週間のステージではどうしても体調の悪い時もある。だが、よりによって初日にそれが現れるとは~。

ロマン・バルデは直前のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで2位となっており、タデイ・ポガチャルから、ゲラント・トーマスとなんで名指しで調子の良い選手と言われていたのに、これは残念。

第2ステージの登りゴールまでにコンデションが上がってくれば良いのだけど。

 

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ VF Group – Bardiani CSF – Faizanè

 

メイン集団の後方にいたVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのドメニコ・ポッツォヴィーヴォは落車に巻き込まれてしまう。

大きなケガはなかったけれど、なんとか集団後方まで追い付いたが、ゴールは34位で57秒遅れに。ロマン・バルデと同じタイムとなっている。

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、ジロ・デ・イタリアでトップ5のフィニッシュを数回獲得しており、最高の記録は2018年に総合5位。2022年も総合8位となっている。

まだ、3週間あるので挽回は可能だけど、落車のダメージが心配される。41歳のドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、古巣で最後のジロとなる。チームの期待に応えたいところだが。

 

トースタイン・トレーエン Bahrain Victorious

Bahrain Victoriousトースタイン・トレーエンは、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォと同じ場所で落車。

動画では、すぐに走り出しているように見えたが、膝を激しく打ち付けてしまった。チームの報告では、かなり厳しいとのこと。

15分4秒遅れの172位でなんとかゴールしている。トースタイン・トレーエンは、今シーズンUno-X Mobilityから移籍。

 

アントニオ・ティベッリを山岳でアシストするキーパーなのに序盤でリタイヤとなると厳しい。

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