BORA – hansgroheもメンバーが非常に良い。総合上位に食い込むためにアシスト陣は強力。
注目は、未来のエース、シアン・エイテブルック20歳がグランツール初出場で、どこまで上位に食い込めるか。アレクサンドル・ウラソフのアシストとなると別だけど。
BORA – hansgroheのメンバー
Vamos a la playa! #LaVuelta23 🇪🇸
Here‘s our lineup for @lavuelta 2023:👉🏼 Emanuel Buchmann
👉🏼 Nico Denz
👉🏼 Sergio Higuita
👉🏼 Lennard Kämna
👉🏼 Jonas Koch
👉🏼 Cian Uijtdebroeks
👉🏼 Aleksandr Vlasov
👉🏼 Ben Zwiehoff #borahansgrohe #bandofbrothers #grandtour #roadcycling pic.twitter.com/sCaIcvgSAC— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) August 23, 2023
エマヌエル・ブッフマン
ニコ・デンツ
ヨナス・コッホ
シアン・エイテブルックス
アレクサンドル・ウラソフ
セルジオ・イギータ
レナード・ケムナ
ベン・ツボィホフ
今回BORA – hansgroheは、スプリンターは連れてきていない。あまくで山岳での成績を目指すメンバーに見える。
アレクサンドル・ウラソフ
アレクサンドル・ウラソフは、2022年にAstanaから移籍して5勝を上げる活躍を見せている。
- 2022 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第3ステージ優勝・総合優勝
- 2022 ツール・ド・ロマンディ第5ステージ優勝・総合優勝
- 2022 ツール・ド・スイス第5ステージ優勝
- 2022 ツール・ド・フランス 総合5位
2023年シーズンのここまでの成績は
- ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ 総合5位
- ティレーノ〜アドリアティコ 総合9位
- ツアー・オブ・アルプ 第5ステージ総合7位でリエージュ〜バストーニュ〜リエージュのためにDNS
- ジロ・デ・イタリア第10ステージ DNF
- サン・クラシカ・サンセバスチャン 3位
- ブエルタ・ア・ブルゴス 総合2位
ジロ・デ・イタリアでは、レース途中リタイヤ。のちの検査でコロナが見つかっている。これでは仕方ない。
ステージ優勝や総合優勝はないけれど、直前のブエルタ・ア・ブルゴスでは、第3ステージで、プリモッシュ・ログリッチとタイム差なしのステージ2位。
最終第5ステージも、プリモッシュ・ログリッチ、アダム・イェーツと同タイムのステージ3位。最終的に総合2位で終えている。とても調子は良い状態だ。狙うは表彰台の一角か。
シアン・エイテブルックス
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17歳の時にBORA-hansgroheと契約していたシアン・エイテブルックス。
シアン・エイテブルックスの2021年シーズンは、ドイツを拠点とするTeam AutoEderに参加。これはBora-HansgroheのU19のジュニアチーム。
2021年初戦のGrand Prix West Bohemia (1.1)で70kmの独走勝利を決めている。
2022年シーズンは、2月のサウジツアーでサルモネラ菌に感染し、その直後にコロナにかかったにもかかわらず、3月にイタリアで開催されたフォーエバー・アルフレッド(1.1)で7位入賞を果たす。
4月にはツアー・オブ・アルプス(2.Pro)で総合16位、その5週間後にはツアー・オブ・ノルウェー(2.Pro)で総合8位、さらに夏にはシビウ・サイクリングツアー(2.1)で表彰台を獲得。
チームメイトのジョバンニ・アレオッティ、ハーム・ファンフック(Lotto Soudal)に次ぐ3位で終えて、新人賞も獲得している。
2023年シーズンの成績は
- ツアー・オブ・オマーン 総合9位
- ボルタ・ア・カタルーニャ 総合9位
- ツール・ド・ロマンディ 総合6位
- ツール・ド・スイス 総合7位
気が付けば、山岳ステージでは必ずトップ選手の中に混じって走る姿が確認されるほどに。そして、20歳でグランドツアー初挑戦となる。
ブエルタ挑戦は、すでにチームから打診されており、シーズン序盤からそれに向けて調整をしている。3週間は未知のチャレンジとなる。
セルジオ・イギータ
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セルジオ・イギータの今回のブエルタでの立場はどうなるのだろう。2023年シーズンの成績は
- ブエルタ・ア・サンファン 総合3位
- ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ 総合11位
- グラン・プレミオ・ミゲル・インドゥライン 2位
- イツリア・バスクカントリー 第5ステージ優勝・総合6位
- ツール・ド・ポローニュ 総合19位
共同エースとしてアレクサンドル・ウラソフと共に走るのか、それともレーナード・ケムナと共にステージ優勝を狙っていくのか、走りだしてみないとわからない。
ただ、山岳アシストに回るとアレクサンドル・ウラソフには心強い。
ベン・ツボィホフ
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マウンテンバイク出身で、2021年にBORA – hansgrohe入りしたベン・ツボィホフ。
何気に2023年の成績はいい
- ツアー・オブ・オマーン総合15位
- UAEツアー 総合8位
- コッピ・エ・バルタリ 総合7位
- ツアー・オブ・ノルウェー 総合12位
- ツアー・オブ・スロベニア 総合7位
- チェコツアー 総合2位
チェコツアーでは、チームのフローリアン・リポウィッツをアシストしての総合2位。プロロードでの勝利はまだだけど、時間の問題のような感じだ。
2021ブエルタでは総合47位でゴールしている。山岳でのアシストが見られるだろう。
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