第15ステージは、ベン・ヒーリーが最初からアタックをかけて抜け出した。
優勝候補と言われて、その実力通りの走りを見せるのは素晴らしい。しかも、有言実行だ。
残り70kmでも単独アタックを見せた。だが、その前の1級山岳ヴァリコディ ヴァルカヴァの山岳ポイント前で、エイネルアウグスト・ルビオとベン・ヒーリーが激しくやりあった。
しかし、これでエイネルアウグスト・ルビオは違反となっている。その理由とは?
罰金に~
A spot of argy-bargy between Ben Healy and Einer Rubio for King of the Mountain points ⛰️#giroditalia pic.twitter.com/dfiAUyTG9f
— Eurosport (@eurosport) May 21, 2023
見ていた時には、ベン・ヒーリー側の観客が前に出てきていたので、二人がぶつかったのかと思った。
でも、良く見るとエイネルアウグスト・ルビオは、寄る必要もないのにベン・ヒーリー側に寄っている。
これは、レース中の動作に関する規則違反で、危険な操作でもある。
したがって、陪審員によれば、この作戦は違法であると判断された。エイネルアウグスト・ルビオは、200スイスフランの罰金とUCIポイントを10ポイントも引かれてしまう。
現在、エイネルアウグスト・ルビオは588UCIポイントを獲得している。
この後、二人は山岳賞を巡っても争うかもしれない。現在の順位は
- マッティア・バイス EOLO-Kometa 144ポイント
- エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team 116ポイント
- ティボー・ピノ Groupama – FDJ 114ポイント
- ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost 108ポイント
第16ステージの最初の1級山岳では二人の戦いが再び見られると面白い。トップを取れば40ポイント獲得だ。どちらが取ってもトップとなる。
山岳賞の行方にも、注目しておきたい。
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