ジロ第5ステージは、土砂降りの雨のために落車が頻発した。
Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプールも2度の落車。最初の落車は犬がダヴィデ・バッレリーニにぶつかったためだった。
2度目の落車はいけない。レムコ・エヴェネプールの身体大きなダメージを与えてしまう。幸い、ゴール手前2.4kmでの落車だったのでタイム差なしでのゴールではあったけど。
犬が落車を
🚴♂️🇮🇹 | Oh nee, een hond op de weg. En Remco Evenepoel is een van de grootste slachtoffers!. Hij zit weer op de fiets, maar hoe groot is de schade bij de topfavoriet? 😱😱
📺 Koers kijk je op discovery+ pic.twitter.com/6BoV0j6ZNv
— Eurosport Nederland (@Eurosport_NL) May 10, 2023
上記が一連の落車の様子。ツイッターに切り替えて見て下さい。
先頭のTeam DSMのライダーが犬を指さして注意を促していた。その時には道路端に犬はいたのだけど。何故か、集団が通過しようとすると犬が近づいてくる。
この犬がSoudal – Quick Stepのダヴィテ・バッレリーニにぶつかってしまう。
これでダヴィデ・バッレリーニは落車。
30mも滑ってしまう。この時にバイクも滑ってしまう。
上空からの映像のみなので、レムコがどのように落車したのかはわからない。右側の路肩にいたので、バイクを避けたのだろうか。
レムコは中々立ち上がれなかったので、リタイヤかと思われたほど。その後、なんとかバイクにまたがり走り出している。
この落車では、それほどの身体へのダメージはなかったようだ。スローダウンしている集団に無事に復帰出来ている。
2度目の落車
The fall of Remco Evenepoel seen from above and in slow motion #Giro pic.twitter.com/d7IrQ99gQ3
— Procyclinglover (@procyclinglover) May 10, 2023
2度目の落車は上記の動画のような感じだ。状況としては、レムコ・エヴェネプールが左を向いたことにある。
これで、進路が変わってしまい、後ろからきたTrek-Segafredoのアレックス・キルッシュとマッズ・ピーダスンにぶつかっている。
これについてTrek-Segafredoは、
「キルシュは先頭に立ってマッズ・ピーダスンのスプリントを開始した。彼の仕事は終わったので、彼は右にそれた。
その瞬間、レムコは左を向いていたため、アレックスが見えず、後輪に触れてしまった。不運な転倒で、レムコのフラストレーションは理解できるが、彼は前だけを見据えるべきだった。」
レムコ・エヴェネプールは、サポートカーにも説明。
盛んに、Cofidisのダヴィテ・チモライとヨセフ・チェルニーに手振りで説明している。
斜めに来たんだと、いうような手振りをしている。
そのまま、ゴールしたけれど、かなり怒りが収まらない様子。
チームバスで着替えた後は、すぐにチームカーに。
レムコ・エヴェネプールは、インタビューには一切答えずに、すぐにホテルに向かった。
Soudal – Quick Stepのチームドクターの話では
「最初のクラッシュの後、犬と一緒にレムコは全く大丈夫だった。しかし、2回目以降、彼は右脇腹に大きな痛みを感じた。
彼には筋肉の収縮を伴う大きな打撲傷があり、仙骨に問題がある。しかし、適切なマッサージ、整骨院による治療、そして十分な睡眠の後、状況が良くなることを願っている。
それは朝になれば分かるだろう。」
リタイヤはしないだろうけど、第6ステージのレムコは難しい一日を過ごすことになりそうだ。幸いスプリンターステージだけど、序盤に山がある。
数日は痛みを我慢して走らないといけない。
コメント
総合優勝を狙えるコンディションかどうか気になりますね。アルカンシエルの呪いにならなければいいのですが…。
この先のステージでわかるでしょうけど、間違いなくベストとは言えない。ただ、2回目の落車は不注意でしたね。今日はなんとか走り切れるとおもいますがどうでしょう。