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2023 ジロ・デ・イタリア第5ステージ マーク・カヴェンディシュのゴール前の大落車について

海外情報
Image by succo from Pixabay
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雨により多くのライダーが落車したジロ・デ・イタリア第5ステージ。

ゴール手前、2.4kmではレムコ・エヴェネプールが2度目の落車。

そして、ゴールでは4番手につけていたマーク・カヴェンディシュが大落車。なんと、フェンスの端から端まで滑ってしまう大落車に。

これによる被害の状況と降格についての情報を。

 

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被害を受けたライダーは

このツイートがわかりやすい

 

ゴール前先頭から、カーデン・グローブス、ジョナサン・ミラン、マッズ・ピーダスン、マーク・カヴェンディシュと続いていた。

だけど、マーク・カヴェンディシュは、スプリントを始めた時に白線で滑ってしまう。

そのために、スプリントをあきらめスピードを緩めていた。だが、Team DSMのアルベルト・ダイネーゼが斜めに走って、マーク・カヴェンディシュのホイールに当たってしまった。

少し、カヴも右によったことも当たった原因ではあるだろう。

 

フィリッポ・フィオレッリ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè

 

マーク・カヴェンディシュは、左のフェンス際に。その時に、Green Project-Bardiani CSF-Faizanèのフィリッポ・フィオレッリにぶつかっている。

よく見て欲しいのは、スマホが壁から出ていて、顔にぶつかっている。そのためスマホは大破。道路に散乱する事態に。

 

 

フィリッポ・フィオレッリは、ゴール後に、「スマホが顔に当たったけれど、なんとか直立を保つことが出来た。ただ、手首をフェンスに当ててしまって、少し痛いね。」

落車しなかったのは本当に良かった。

 

デビット・デッカー Team Arkéa Samsic

 

斜めに滑っていったマーク・カヴェンディシュは、反対側のフェンスまで。これにより、Team Arkéa Samsicのデビット・デッカーは一回転して落車。

デビット・デッカーは、インスタグラムで、「幸いなことに、すべてが比較的順調のようだ。他の皆さんも元気でいることを願っています。」と述べているので、大丈夫そうだ。

自分で歩いて、チームバスに行っている。

 

アンドレア・ヴェンドラーメ AG2R Citroën Team

 

アンドレア・ヴェンドラーメは、良くない結果に。担架に乗せられて病院に直行している。

チームからの報告では、左肩の肩鎖関節分離症と縫合が必要な傷があると書かれている。

アンドレア・ヴェンドラーメのコメントは

「ゴールを越えた後に転んでしまった。時速60kmで到着したが、そこでカベンディッシュがクラッシュした。彼の自転車は道路の左側に投げ出され、私は彼を避けることができなかった。

結局柵の中に入ってしまった。今夜は医療スタッフとともに、自分自身の治療に最善を尽くします。

明日はスタート地点に立つことを願っている。それが今後数時間の私の目標だ。このジロを離れなければならないのは悲痛なことだろう。」

かなりの痛みもあるはずで、無理はしないほうが良さそうだが。

この落車でEOLO-Kometaのミルコ・マエストリもケガをしている。

 

マーク・カヴェンディシュは

 

マーク・カヴェンディシュは、事故に巻き込まれた他のライダーの無事を願うと述べ、ステージ優勝者のカーデン・グローブスに祝福の意を伝えた。

カヴは、アルベルト・ダイネーゼに対する批判は一切行わず、電話をかけてきたことを話している。

 

「ハーイ、皆さん、今ホテルに戻ってきた。傷はきれいになり、膝は少し痛んでいるが、何も壊れていないと思う。まだ確認していないが、あまり痛みはない。

気力が少し落ちただけです…私は完璧な位置にあり、スプリントのためにペダルを漕いでいた。

後輪は白線の上にあり、ペダルを踏んでいるときにホイールが滑ってしまった。

その後の状況は…全力疾走です。アルベルト・ダイネーゼから電話があった。ご存知のとおり、これはスプリントの一部だ。

他の転倒者が無事であることを祈るばかりです。担架などを見た。ということで、もう一度挑戦してみる。カーデン・グローブスにもおめでとうございます。」

Team DSMのアルベルト・ダイネーゼは、降格処分となっている。

落車したスプリンター達が、第6ステージのゴールで姿を見せることがあるだろうか。回復するには時間がかかるだろうけど、なんとか無事にスタートして貰いたい。

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