レース前に、隠れることは出来ず脚がものを言うだろう、と言っていたSoudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプール。
アタックをかけることもなく、1級山岳スロール峠から遅れてしまう。まだ残り54kmもゴールまである地点でのことだ。
これは、もう表彰台どころではないと思っていたのだけど。
驚異的な粘り
A true champion that never gives up 💪#WayToRide #TDF2025
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— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) July 17, 2025
イラン・ファンワイルダーがいたために、かなりの間引いて貰うことができている。さらに逃げに入っていたマキシミリアン・シャフマンも少しレムコをアシスト。
下りではリスクをおかして猛追。最大1分30秒差を縮めてメイン集団に戻っている。しかし、オタカムでは登り始めて1kmで遅れだす。ここからは粘りの走りでステージ7位。
Red Bull – BORA – hansgroheのフローリアン・リポウィッツに49秒差まで迫られているけれど、第13ステージは得意のタイムトライヤルだ。調子が戻れば大丈夫のはずだ。
今日の走りについては?
ああ、最高の日ではなかった。それは本当だ。明らかに。自分との精神的な戦いだった。あきらめていないよ。より、大きな計画を念頭においている。
今日は諦めるのが一番簡単だったが、自分はそれには賛成ではない。
最終的には、タイムロスは最小限に抑えられているようです。
自分はそれを賞賛に値すると思っている。スロール峠ですでに1分30秒遅れていた。タデイ・ポガチャルには多くのタイムを失ったが、ヨナス・ヴィンゲゴーにも奪われた。
でも、1分20秒くらいかな。明らかに今日は最高の日ではなかった。これが、自分のツールの最悪の日だった。これ以上はない。それは良いニュースとなるはずだ。
明日のタイムトライヤルでは一番人気です。何が出来る?
明日の秘密? えっと、スタートから3kmは平坦だ。その後8kmを登り、最後の2km、特に最後の2kmは本当に難しくなるだろう。
幹線道路から外れる。下から上に進むだけ。出来るだけ早く運転する。暑さも高さもあるので爆発しないように努める。もちろん、もっと速くなりたいと思っている。
平坦よりもワット数を上げて走らないといけない。分析を進めて出来る限りのことをする。
レムコ・エヴェネプールは、山岳タイムトライヤルの経験が少ない。ジュニア時代にあったそうだけど、一日で体調が戻るだろうか。ヨナス・ヴィンゲゴーとのタイム差は1分14秒。これが縮まると面白いのだけど。
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