E3サクソクラシックでは、序盤の落車で集団が大きく分かれる。約50人が先行したけれど、これはスポーツマンシップに反する。
マチュー・ファンデルプールもゴール後に不快感を示していた。しかし、このレースでもマチュー・ファンデルプールのレベルの高さは数々の場面で見られた。
まず、テクニック関連から見てみよう。
石畳の登りで服を脱ぐ
MVDP’s technique is the good that he is confident enough to casually taking his vest on an uphill cobbled sector 🤯 #E3SaxoClassic pic.twitter.com/Wnqp7FdQDJ
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) March 28, 2025
マチュー・ファンデルプールは、ゴール手前104kmのオールド・クロス・マウンテンの石畳の登りで初めて集団の先頭に立つ。
しかも、登りで長袖ジャージを先頭で脱ぐという行為をいとも簡単にしているのだ。石畳ならば、走るだけでも大変なのに、登りでジャージを脱ぐとは~。
これがシクロクロス世界選手権7度の王者の余裕の技術というものなのか。
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ここもそうだ。独走をすでに開始していた時だけど、カーブで落車しそうに。咄嗟に足を外してバランスを取って防いでいる。
これも普通のライダーならば、何人かは落車している場面だ。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
この後は、石畳のカーブでは無理をしていない。上記は石畳のカーブでスピードを出しすぎていたので、無理せずオーバーランして落車を防いでいる。
濡れた石畳をなんなくこなすマチュー・ファンデルプール。シクロクロスで培ったテクニックは随所に生かされている。
つば吐き事件
Infelizmente ainda temos estes comportamentos no desporto. 🇳🇱 Mathieu van der Poel isolado na E3 Saxo Classic é cuspido por um espectador.#E3SaxoClassic pic.twitter.com/zEsduBmLTj
— falso plano (@falsoplanoblog) March 28, 2025
これは非常に面白くない場面。道路脇の観客がマチュー・ファンデルプールにつばを吐きかけている。ビールを片手に持っているように見える。
マチューは、これまでも何度も観客からつばを吐きかけられたり、ビールや小便などもかけられている。
何故、こんな仕打ちをうけないといけないのか。節度ある観戦をして貰いたい。
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