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2022 ジロ・デッラッペンニーノ  イタリアのアペニン山脈の山岳コースを制したライダーは?

海外情報
Photo by Stephanie LeBlanc on Unsplash
この記事は約12分で読めます。

イタリアのワンデーレース。ジロ・デッラッペンニーノ。Giro dell’Appennino(1.1)

 

過去の優勝者

  • 2021 ベン・ヘルマンス
  • 2020 イーサン・ヘイター
  • 2019 マティア・カッタネオ
  • 2018 ジュリオ・チッコーネ
  • 2017  ダニロ・チェラーノ 2020引退
  • 2016  セルゲイ・フィルサノフ 2018引退
  • 2015 オマール・フライレ
  • 2014 ソンニ・コルブレッリ
  • 2013  ダビデ・ムチェッリ 2014引退
  • 2012  ファビオ・フェリーネ

 

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パストゥラーナ~ジェノヴァ 191.7km

コースプロフィール photo uspontedecimo

 

パストゥラーナからスタートして、アペニン山脈を経て、海辺のジェノヴァに向かうコース。

 

  1. スプリントポイント Pasturana
  2. スプリントポイント   Carrosio
  3. 山岳ポイント   Franconalto  5.5km・6.8%
  4. スプリントポイント  Borgo Formari
  5. 山岳ポイント   Crocetta d’Orero 5km・6.7%
  6. スプリントポイント  Casella
  7. スプリントポイント   Pedemonte
  8. スプリントポイント Genove Portedecino
  9. スプリントポイント  Campomorone
  10. 山岳ポイント  Pietralavezzara   6.2km・7.7%
  11. 山岳ポイント  Madonna della Guardia  6.9km・7.9%
  12. スプリントポイント  Genove-Bolzaneto

 

注目のライダーは

  •  Israel – Premier Tech  サイモン・クラーク
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ルイス・メインチェス
  •  UAE Team Emirates アレッサンドロ・コーヴィ
  •  Drone Hopper – Androni Giocattoli ナットネル・テスファション
  •  EOLO-Kometa 
  •  Team Arkéa Samsic 二コラ・エデ
  •  Work Service Vitalcare Vega ダビデ・レベリン

 

スタート前

YouTube動画より スクリーンショット以下同様

イタリアのレースということで、鉄人ダビデ・レベリンがインタビューを受ける。両足骨折からようやく復帰レースだ。

 

 

イタリアは快晴。

 

0kmで一度止まってからスタート。

 

9人の逃げ

スタートから9人の逃げが出来てい。だが、残り88kmで捕まってしまう。

  1. Pietro Aimonetto(Beltrami TSA – Tre Colli)
  2. Alessandro Motta(Biesse Carrera)
  3. Gabriele Petrelli(Cycling Team Friuli ASD)
  4. Mattia Viel(D’Amico – UM Tools)
  5. Paul Wright(Mg.K Vis-Color for Peace-VPM)
  6. Davide Baldaccini(Team Corratec)
  7. Lukas Meil​​er(Team Vorarlberg)
  8. Kyrylo Tsarenko(Gallina Ecotek Lucchini Colosio)
  9. Riccardo Ricci(Work Service Vitalcare Vega)

 

山岳ポイント  Madonna della Guardia  6.9km・7.9%

新たな先頭集団は9人。

 

先頭からルイス・メインチェスがアタック!

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのルイス・メインチェスがペースを上げる。

 

一旦まとまったところで、Team Arkéa Samsicのアレックス・キルシュがアタック!

 

すぐに、二人となる。

  1. アレックス・キルシュ Team Arkéa Samsic
  2. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux

 

追走を邪魔するのは、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのゲオルク・ツィンマーマンと、Team Arkéa Samsicのアレッサンドロ・ヴァーレ。

 

追走からDrone Hopper – Androni Giocattoliのナットネル・テスファションが追ってくる。

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのゲオルク・ツィンマーマンが切れてしまう。

 

先頭は二人が追いついて4人に。

  1. アレックス・キルシュ Team Arkéa Samsic
  2. アレッサンドロ・ヴァーレ Team Arkéa Samsic
  3. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  4. ナットネル・テスファション Drone Hopper – Androni Giocattoli

 

Israel – Premier Techのサイモン・クラークは追走集団に取り残されている。

 

先頭には、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのゲオルク・ツィンマーマンも追いついて5人。

そこから、Team Arkéa Samsicのアレッサンドロ・ヴァーレがアタック!

 

すぐにルイス・メインチェスがチェックに入る。

 

二人の戦いとなるのか。

  1. アレッサンドロ・ヴァーレ Team Arkéa Samsic
  2. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux

 

ジロでも逃げに乗っていたナットネル・テスファションが追走。

 

3人が追走。

  1. アレックス・キルシュ Team Arkéa Samsic
  2. ゲオルク・ツィンマーマン Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  3. ナットネル・テスファション Drone Hopper – Androni Giocattoli

 

追走からアタックをかけたゲオルク・ツィンマーマンが単独で先頭二人を追う。

 

おっと、ゲオルク・ツィンマーマンがマシントラブルだ。

 

カメラが切り替わると、先頭にナットネル・テスファションが追いついている。

 

3人が最後の山岳ポイントを通過する。

 

アレックス・キルシュが追いついて、先頭は4人に。

  1. アレックス・キルシュ Team Arkéa Samsic
  2. アレッサンドロ・ヴァーレ Team Arkéa Samsic
  3. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  4. ナットネル・テスファション Drone Hopper – Androni Giocattoli

 

下りきって4人。

 

約1分あったタイム差を下りでサイモン・クラークがつめてきた。

 

サイモン・クラークとBardiani-CSF-Faizanèアレッシオ・マルティネッリも追いつく。

 

このまま行くとTeam Arkéa Samsicが二人いるので有利。

 

後続からIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのゲオルク・ツィンマーマンが追いつきそうだ。

 

残り10.4kmで、ゲオルク・ツィンマーマンも追いついて先頭は9人に。

 

残り7.5km。このままスプリントへと向かうのか?

 

先頭で二人が牽制かなと思っていると。

 

ルイス・メインチェスが後ろの様子を見てアタック!

 

Team Arkéa Samsicは後手に回ったか。

 

Team Arkéa Samsicのアレックス・キルシュが先頭が追うが、もう豆粒だ。

 

ルイス・メインチェスは、残り5.2kmで17秒もタイム差を開く。

 

後ろは、ゲオルク・ツィンマーマンが先頭交代をさせない。

 

残り3.4kmで38秒までタイム差を開く。これは決まりだ。

 

ルイス・メインチェスはゴール手前から万歳するほどの余裕でゴール!

 

2位グループのスプリントは、Drone Hopper – Androni Giocattoliのナットネル・テスファションが、ゲオルク・ツィンマーマンをまくらせなかった。

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxは、ワールドツアーチームとしての面目を保った形か。ルイス・メインチェスは、2015年のコッピ・エ・バルタリ第4ステージの勝利から7年振りの勝利。

今年は、ツール・ド・フランスとブエルタに出場予定だが、この勝利は自信になったのでは。総合を狙うライダーでも、勝利というのは中々得られないものだ。

30歳となった、ルイス・メインチェスもこれでキャリア4勝目となった。

 

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リザルト

ルイス・メインチェスのコメント(チーム公式サイトより)

このような強力なチームの一員になれたことは、信じられないような気持ちだ。スタート直後からコービー・ホーセンスとシモーネ・ペティッリがレースをコントロールし、最後の上り坂で僕が交代してハードなレースを強いられた。

コースはクインテン・ヘルマンズとロレンツィオ・ロタにとてもよく合っていて、最初の目標は彼らにジェノヴァ中心部に向かう最後の平坦パートを集団でスタートする機会を与えることだった。

しかし、最終的には違う結果になり、私は他の3人の選手と一緒にレースをリードすることになった。

ゲオルク・ツィンマーマンが合流できるように、少しペースを落とした。私はまだ良い脚を持っていたし、彼がいれば簡単に抜け出せるだろう。

彼がジャンクションに入ったとき、私たちはライバルが躊躇していることに気づいた。ゲオルグは私に100%の力を発揮させ、こうして7年ぶりの勝利に向けて単独走行したのだ!

この勝利は少し予想外だった。だからこそ甘美な味わいだった。ここ数週間は、アンドラでのチーム高地合宿など、自分のフォームを作るために多くの努力をした。

みんなが意欲的に取り組んでいるのを見て、私も嬉しくなった。今週はいい結果で報われたし、今の調子でもっといい瞬間を迎えられたらと思う。 クリテリウム・デュ・ドーフィネには、さらに自信を深めて臨むよ。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 125 4:56:30
2
 TESFATSION Natnael
Drone Hopper – Androni Giocattoli 85 1:37
3
 ZIMMERMANN Georg
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 70 ,,
4
 CLARKE Simon
Israel – Premier Tech 60 ,,
5
 VERRE Alessandro
Team Arkéa Samsic 50 ,,
6
 DOUBLE Paul
Mg.K Vis-Color for Peace-VPM 40 ,,
7
 MARTINELLI Alessio
Bardiani-CSF-Faizanè 35 ,,
8
 MORENO Iván
Equipo Kern Pharma 30 ,,
9
 RIES Michel
Team Arkéa Samsic 25 ,,
10
 COVI Alessandro
UAE Team Emirates 20 4:42
11
 GARAVAGLIA Giacomo
Work Service Vitalcare Vega 15 ,,
12
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 10 ,,
13
 EDET Nicolas
Team Arkéa Samsic 5 ,,
14
 ZANA Filippo
Bardiani-CSF-Faizanè 5 ,,
15
 CASALLAS Yeisson Ferney
Colombia Tierra de Atletas – GW Bicicletas – Shimano 5 ,,
16
 DINA Márton
EOLO-Kometa 3 ,,
17
 GAROSIO Andrea
Biesse – Carrera 3 ,,
18
 GUERIN Alexis
Team Vorarlberg 3 4:46
19
 REBELLIN Davide
Work Service Vitalcare Vega 3 ,,
20
 UMBA Santiago
Drone Hopper – Androni Giocattoli 3 9:21

ダビデ・レベリンは、50歳で19位。復帰レースでも力を見せてくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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