ベルギーのワンデイレース、ドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラント。Dwars door het Hageland(1.Pro)
14の石畳のセクターのある非常に厳しいコース。実にコースの4分の1に当たる41kmは未舗装の道路。ほこりに、砂利、石畳の登りと大変だ。
過去の優勝者
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2021 ラスムス・ティレル
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2020 ジョナス・リッカールト
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2019 VANBILSEN Kenneth
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2018 NEILANDS Krists
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2017 マチュー・ファンデルプール
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2016 ニキ・テルプストラ
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2012 STEVENS Timothy
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2011 HABEAUX Grégory
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2010 AMORISON Frédéric
2017年にはマチュー・ファンデルプールが優勝。昨年はチームメイトのジョナス・リカールトが優勝している。
アールスコート~ディースト 177km
全長 177 キロのコースうち、14 のストリップにまたがる合計 41kmの未舗装と石畳。
これらのうち、グルートブルックストラート(Grootbroekstraat) は 5400 mで最長となる。
フィニッシュへの最後の登りは、オールセインツ・マウンテン(Allerheiligenberg) としても知られるディースト城塞(シタデル)に登ってゴールとなる。
ライダーは、石畳の小道を通ってディーストの村の中心部から出て、急な左カーブで斜面の最も急な部分を上がる。
最後の 700 mは、登っているのでスプリンターには厳しいコースだ。
- Grootbroekstraat – 5,400 m 残り140.3km
- Demervallei Aarschot – 3,300 m 残り131.5km
- Demerdijk Zichem – 4,000 m 残り117.9km
- Citadel – 1,000 m 残り109.6km
- Grootbroekstraat – 5,400 m 残り78.4km
- Demervallei Aarschot – 3,300 m 残り69.6km
- Demerdijk Zichem – 4,000 m 残り55.9km
- Citadel – 1,000 m 残り47.6km
- Prinsenbos – 1,800 m 残り43.6km
- Demerdijk Zichem – 4,000 m 残り32.6km
- ディースト城塞– 1,000 m 残り24.3km
- Prinsenbos – 1,800 m 残り24.3km
- Demerdijk Zichem – 4,000 m 残り9.3km
- ディースト城塞– 1,000 m
注目のライダーは
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Uno-X Pro Cycling Team ラスムス・ティレル
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Quick-Step Alpha Vinyl Team イブ・ランパールト
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Lotto Soudal アルノー・デリー、ヴィクトール・カンペナールツ、ティム・ウェレンス、フロリアン・フェルメルシュ
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Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux タコ・ファンデルホールン、クイントン・ヘルマンス
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Cofidis マキシミリアン・ヴァルシャイド、ピート・アレハールト
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Israel – Premier Tech セップ・ファンマルク
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Team BikeExchange – Jayco カーデン・グローブス
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UAE Team Emirates パスカル・アッカーマン、フェルナンド・ガビリア、ミッケル・ビョーグ
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Alpecin-Fenix ティム・メルリエ、ジャンニ・フェルメルシュ
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Team Arkéa Samsic コナー・スウィフト、アモリ・カピオ
- Baloise – Trek Lions ティボー・ネイス
スタートリストを確認すると、UAE Team Emiratesのマキシミリアーノ・リケーゼも出場している。ジロ・デ・イタリアで引退かと思われていたけど、今シーズン一杯は走るようですね。
これは、相棒のフェルナンド・ガビリエにとっては有難いことでしょう。是非、二人で勝利を。
スタート前
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのエースナンバーはイブ・ランパールト。さて、調子はいかに。ファンとパチリ。
石畳と言えば、昨年のパリ~ルーベ2位のLotto Soudal、フロリアン・フェルメルシュも有力。
少し注目しているのはトレックに移籍が決定したティボー・ネイス。今日はシクロクロスの強みを生かせるのでは。
Alpecin-Fenixののコナー・スウィフトには、是非アタックを期待。
前年優勝のラスムス・ティレルは、このレース以降パットしていない。
ベルギーは快晴の中スタート。
一旦止まってオフィシャルスタート。
4人の逃げ
4人が逃げている。
- Jens Reynders (Sport Vlaanderen)
- Ward Huybs (Baloise-Trek)
- Kobe Vanoverschelde (Tarteletto)
- Joseph Thomas (Minerva)
さらに一人合流して先頭は5人に。
- Jens Reynders (Sport Vlaanderen)
- Ward Huybs (Baloise-Trek)
- Kobe Vanoverschelde (Tarteletto)
- Joseph Thomas (Minerva)
- DANIELS Simon(Tarteletto – Isorex)
Baloise – Trek LionsのRONHAAR Pimが落車。再び走りだす。シクロクスでも活躍する選手だ。
Grootbroekstraat – 5,400 m 残り78.4km
おっと、先頭を走るライダーがパンクでサポートカーを呼んでいる。
かなり走ってから、シマノのサポートバイクからホイールを貰う。
集団はLotto Soudalのヴィクトール・カンペナールツが引く。残り74.2kmでタイム差は2分11秒。
先頭はパンク二人で3人に。どうしても、パヴェの上を走るとパンクしてしまう。
- Jens Reynders (Sport Vlaanderen)
- Joseph Thomas (Minerva)
- DANIELS Simon(Tarteletto – Isorex)
Alpecin-Fenixが先頭でペースを上げる。集団は二つに分断されている。
こちらは集団からちぎれてメンバー。Israel – Premier Techが多数いる。
Demervallei Aarschot – 3,300 m 残り69.6km
砂塵を上げてベースが上がりまくる。集団を絞るつもりだ。
Lotto Soudalのティム・ウェレンスもペースを上げる。
前でペースが上がる。
Team Arkéa Samsicのコナー・スウィフトがアタック!
先頭集団でパンクした二人が復帰。
コナー・スウィフトにトム・デヴリーント (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)が追いつく。
コナー・スウィフトは追いつかれる。
集団はアタックの掛け合いで、先頭に近づいている。次の逃げを作るみたいだ。
最強の逃げ屋、タコ・ファンデルホールンとヴィクトール・カンペナールツも仕掛ける。まあ、当然逃がして貰えない。
先頭まで19秒。カウンターアタックに備えて道端一杯に。歩道を走っているけどいいのか?
Lotto Soudalが次のセクターに向けて位置取りを行う。
Demerdijk Zichem – 4,000 m 残り55.9km
集団は長く伸びている。後方にいたら間違いなく中切れの餌食となる。
先頭は3人となって頑張るが14秒しかない。
先頭もばらけ始める。
さあ、アタックが掛かり始める。まずは、ティム・ウェレンスだ。
いい感じで抜け出したけど、後ろにも見えている。
集団は逃げを一人づつ捕まえながら進む。ティム・ウェレンスのアタックで集団は絞られている。一列棒状だ。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのミケル・モルコフも切れた。
Citadel – 1,000 m 残り47.6km
集団は石畳の登りを走る。
逃げている先頭に追いついた。
残り2周
逃げを捕まえて、振り出しに戻った。
おっと、イブ・ランパールトがパンク。中々サポートカーが来ない。
これは痛い。1分くらいのタイムロスだ。
二人がアタック。Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのロイック・ヴリーヘン。
Prinsenbos – 1,800 m 残り43.6km
後方が追いついてきた。
またも、ティム・ウェレンスがアタック!
後ろには、Team Arkéa Samsicのジャンニ・フェルメルシュ。タコ・ファンデンホールンなどがいる。
これは勝ち逃げになるか。
- ティム・ウェレンス Lotto Soudal
- フロリアン・フェルメルシュ Lotto Soudal
- タコ・ファンデルホールン Intermarché – Wanty – Gobert Matériau
- ファピオ・ファンデンボッシュ Alpecin-Fenix
先頭4人は、残り32.4kmで32秒までタイム差を広げる。カメラの調子が悪くて中々映像が入ってこない。
Demerdijk Zichem – 4,000 m 残り32.6km
Team BikeExchange – Jaycoのカーデン・グローブスが落車しそうに。彼は、Alpecin-Fenixに移籍するという噂がある。ティム・メルリエの代わりらしい。
集団はTeam Arkéa Samsicのコナー・スウィフトが引して、カーデン・グローブスを捕まえる。
4人もタイム差を広げることが出来ない。29秒のままだ。
集団はコナー・スウィフト単独で引いていて、タイム差を縮めている。
タイム差22秒まで縮まる。これは一回捕まえのか。
残り25kmで22秒まで詰めてきた。Alpecin-Fenixが後ろでフタをしている。イブ・ランパールトはパンクから復帰。かなり足を使ったのでは。
コナー・スウィフトが単独で引きだした。
ディースト城塞– 1,000 m 残り24.3km
さあ、先頭は石畳に入った。
残り1周
先頭がゴールラインを通過。
コナー・スウィフト先頭で、12秒差。
後ろに集団が見えてきた。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのピーター・セリーがパンク。
先頭は6秒まで迫られる。ここまで引いたコナー・スウィフトは降りて行った。
Prinsenbos – 1,800 m
先頭はセクターに。
Alpecin-Fenixのティム・メルリエがカーブで落車。シクロクロスライダーでも落車はする。完全に止まってしまった。
パリ~ルーベで痛めた肘にまだサポーターが巻かれている。
集団はどのチームが追いだすか。
残り17km。中々、後ろを追いつかせない。
イブ・ランバールトが自ら集団を引き始める。これはチームメイトのためか。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamが先頭を追い詰める。
先頭は捕まった。
ここから、振り出しだ。
後方で落車が。
なんと、Team Arkéa Samsicのコナー・スウィフトだ。接触したようだ。勿体ない。
こうなると、石畳でアタックをかけて抜け出すパターンか。
Alpecin-Fenixのオスカル・リースベークがペースアップ。
オスカル・リースベークが反対側に振って後ろを伺う。
前でペースが上がり続ける。
オスカル・リースベークが先頭交代すると、誰もついていけなかった。スルスルと抜け出た感じだ。
一度、後ろを振り向いて間が空いているのを確認すると踏み込んだ。誰もが見送りモードだ。
Quick-Step Alpha Vinyl Team先頭で追う。
あ~、なんとティム・ウェレンスが切れてしまう。
オスカル・リースベークは10秒差をつけた。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamが引き続けるが追いつかない。
残り3.2km。オスカル・リースベークの後ろに集団は見えない。
Alpecin-Fenixが追走を邪魔している。
集団から単独のアタックがかかるが、これはAlpecin-Fenixは追わない。
残り1.8kmで20秒差まで開いた。
集団から、逃げていたライダーは捕まる。
ディースト城塞– 1,000 m
オスカル・リースベークがディースト城塞の登りに入る。
この石畳の登りで最後だ。
ここでAlpecin-Fenixのジャンニ・フェルメルシュが先頭を引きだす。何故?
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのフロリアン・セネシャルにAlpecin-Fenixのジャンニ・フェルメルシュがマークして走る。
城門に入った。二人がオスカル・リースベークの後ろに迫る!
オスカル・リースベークがゴール前で後ろを振り返るが二人は見えない。
ジャンニ・フェルメルシュがフロリアン・セネシャルを抜いて2位だ。
Alpecin-Fenixがワン・ツーだ。
オスカル・リースベークは、29歳にしてプロ初勝利!
アシストとして走ることがほとんどなので、勝利を任されて走ることはない。今回は、後ろにチームメイトが多くおり追走を邪魔してくれたのが大きい。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのフロリアン・セネシャルは3度パンクしたが、3位に入った。
気になるのは、2位となったジャンニ・フェルメルシュだ。チームメイトが勝ったのに、このボーズは何だ。多分、自分が勝つべきだろうという意味なのか。
最後も自分が先頭に立って追っている場面もあったし。チームからの指示があったのかはわからない。
リザルト
オスカル・リースベークのコメント
ジャンニ・フェルメルシュは最初は私たちの率直な男であり、彼も標的にされた。しかし、チームでは、決勝戦で戦術的なゲームをプレイするのに十分なライダーがいた。
しかし、最初のセクションからそれは多忙で、ますます多くのライダーが乗り降りしたので、明らかでなかった。それは攻撃者の利益になった。
しかし、その日の最後の未舗装のストレッチでのあなたの加速は、攻撃のようにも見えませんでしたが。
そうです、直前に攻撃された。彼らはすぐに私のホイールに飛び乗って、グループを残した。しかし、すべてが閉じられ、私たちが飲み込まれた瞬間、すべてのライダーが左側通行で、自分が右側通行だった。
それで考えて、試してみたんだ。スペースも確保できたので、見送ると思った。
チームメイトのジャンニ・フェルメルシュが最後に非常に接近するのを見ましたが。その時、あなたはどう思いましたか?
それ自体は私にとってそれほど重要ではなかった。私たちが勝利のために乗り、自分自身を失うことにならない限り、私にとっては問題はない。
オランダ選手権で繰り返しますか?
もちろん、最初のプロの勝利は特別だ。あまり勝てないけど、この気持ちが好きだね。今回が私の最後ではないことを願っている。
あなたは何度も勝利に近かった。昨年のジロでヴィクトール・カンペナーツと逃げて2位でした。
それについては考えていない。実際にはほとんど前向きに考えている。私は自分がしなければならないことに集中し、完璧ではなかったものをあまり振り返りたくない。
もう1つの素晴らしい栄誉は、昨年のオランダ選手権での銅メダルです。勝てる日もそう遠くはありません。
チャンピオンシップには間違いなくチャンスがある。Jumbo-Vismaが余っているので、読むのはいつも難しいコースだ。しかし、体調が良ければ、多くのことが可能だ。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
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1 |
RIESEBEEK Oscar
|
Alpecin-Fenix | 200 | 4:06:59 |
2 |
VERMEERSCH Gianni
|
Alpecin-Fenix | 150 | 0:01 |
3 |
SÉNÉCHAL Florian
|
Quick-Step Alpha Vinyl Team | 125 | 0:03 |
4 |
VAN TRICHT Stan
|
Quick-Step Alpha Vinyl Team | 100 | 0:06 |
5 |
VLIEGEN Loïc
|
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | 85 | ,, |
6 |
DE LIE Arnaud
|
Lotto Soudal | 70 | ,, |
7 |
DEVRIENDT Tom
|
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | 60 | ,, |
8 |
ALLEGAERT Piet
|
Cofidis | 50 | ,, |
9 |
RUSSO Clément
|
Team Arkéa Samsic | 40 | 0:09 |
10 |
TILLER Rasmus
|
Uno-X Pro Cycling Team | 35 | ,, |
11 |
MERTENS Julian
|
Sport Vlaanderen – Baloise | 30 | ,, |
12 |
VERMEERSCH Florian
|
Lotto Soudal | 25 | 0:12 |
13 |
VANMARCKE Sep
|
Israel – Premier Tech | 20 | ,, |
14 |
AERTS Thijs
|
Baloise – Trek Lions | 15 | 0:13 |
15 |
JAUREGUI Quentin
|
B&B Hotels – KTM | 10 | ,, |
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