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シクロクロスの帝王の息子、ティボー・ネイスがロードへの道を

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Photo by Stephanie LeBlanc on Unsplash
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シクロクスの帝王、スヴェン・ネイスの息子ティボー・ネイスが19歳にして、Trek-Segafredo入りだ。

まずは、8月1日からトレイニー(研修生)として走る。そして、2023年から2年契約でワールドツアーチームで走ることになる。

常々、シクロクロスよりロードのほうが才能があるとみていたのだけど、これでロードに本格参入となる。

 

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2年契約 冬はシクロクロスへ

 

ティボー・ネイスは、幼いころからシクロクロスをしている。まあ、父親がスヴェン・ネイスなので当然ですね。

ユースでは、ベルギー選手権を3度制覇。ヨーロッパ選手権、2020世界選手権ジュニア王者にもなっている。

ただ、シクロクロスでは父親の功績に到達するのは、どうかなと言った感じがしていた。しかし、ロードは違う。

父親は、シクロクロスとマウンテンバイクでは、驚異的な走りと記録を残したが、ロードでは良い成績は上げていない。

ティボー・ネイスはロードの才能は素晴らしいものがあり、2021ベルギー選手権U23で2位となり、2021欧州選手権U23で優勝。

 

続く、2020世界選手権U23で6位。

2021年では、アントワープ・ポート・エビックで、3位となっている。これも、足を使いまくっての結果なので凄いことだ。

 

続く、フレーシュ・ドゥ・スゥドでは総合優勝。2クラスのレースならば群を抜いている。

 

ティボー・ネイスのレース予定

 

ティボー・ネイスは現在、Baloise – Trek Lionsで走っている。シクロクロスが専門のチームで、トーン・アールツ、ラース・ファンデルハースなどがいる強豪チームだ。

 

  • 6月6日  ロンド・ファン・リンブルフ
  • 6月11日   ドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラント
  • 6月12日   エルフステッドロンデ・ブルージュ
  • 6月15日 バロワーズ・ベルギー・ツアー
  • 7月23日  ツール・ド・ワロニー
  • 8月18日  ツール・ド・ラブニール

 

Trek-Segafredに8月から入るが、最初のレースはネイションズカップのツール・ド・ラブニールだ。未来の選手がプロを目指すレースで、その後にプロで活躍する有力選手が歴代優勝者に名前を連ねている。

  • 2021 トビアスハラン・ヨハンネセン
  • 2019 トビアス・フォス
  • 2018 タデイ・ポガチャル
  • 2017 エガン・ベルナル
  • 2016 ダヴィ・ゴデュ
  • 2015 マルク・ソレル
  • 2014 ミゲルアンヘル・ロペス
  • 2013 ルーベン・フェルナンデス
  • 2012 ワレン・バルギル
  • 2011 エスデバン・チャベス

 

ティボー・ネイスは、ここに名前を並べることが出来るだろうか。ここでは、プロとして良い成績をあげないといけない。ただ、ベルギー代表チームで走るのでユニフォームはTrek-Segafredoではない。

ティボー・ネイスは、ロードでの活躍を期待したい若手の一人となりそうだ。

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