トム・デュムランが自身のソーシャルメディアで2022年一杯で引退することを表明。
私がスポーツのためにすること、残すこと、そしてその見返りのすべてが、ここしばらくの間、バランスを失っていた。
トム・デュムランが自転車競技をやめると発表したのは、今回が初めてではない。
2021年初頭、オランダ人は休養が必要であることを発表。2020年の非常に困難な1年を経て、彼はバッテリーを充電する必要があった。
しかし、その4ヵ月後、再びレースへの意欲が戻ってきた。デュムランは復帰すると、すぐにオランダ選手権タイムトライアルのタイトルを獲得した。
夏には、東京オリンピックのタイムトライアルで銀メダルを獲得。列車は再び動き出したようで、すぐにグランドツアーでの活躍が期待されるようになった。
慎重な野心を持ってジロをスタートしたが、エトナで失敗した。
背中が痛くて、第14ステージで幻滅した。その彼が、今シーズンを最後に、必ずバイクを手放すと宣言したのだ。
美しい時もあるが、悔しい時も非常に多い
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— Tom Dumoulin (@tom_dumoulin) June 3, 2022
インスタグラムとfacebookでトム・デュムランは以下ように投稿
2020年の終わりから2021年の初めにかけて、私は自分の影でしかなく、休息を取ることにした。
しばらくしてサイクリストを続けることにしたのは、オリンピックに出たいという思いと、サイクリングへの愛と、自分でも驚くことが多いが、非常にくつろげるサイクリングという特別な世界への情熱からだ。
それでも、時折、とても素晴らしい走りを見せてくれた。オリンピックで銀メダルを獲得できたことは、私にとって大きなほこりだ。
しかし、美しい時もあれば、非常に多くの場合、特に今年は、身体の疲れを感じる、もどかしい道でもあったんだ。
負荷が大きくなると、疲労や痛み、怪我に悩まされる。100%の献身、スポーツのために行うこと、そしてその見返りとして得るもの、この2つが、ここしばらくの間、私の中でバランスを失っていた。
必要な忍耐力と非常に慎重なアプローチがあれば、いずれは回復できるだろうが、それは成功の保証のない低い道だろう。
私はこの道を選ばないことにする。その代わり、仕事をやめて未知の新しい道を歩む。
チームと一緒に、数ヶ月間の素敵で楽しい、そしてできれば成功するような計画を立てようと思っている。
オーストラリアで開催される世界選手権では、最後にもう一度、タイムトライアルで活躍したいと思う。
この後どうするかはまだわからないし、知りたくもない。でも、サイクリングが好きだから、これからも何らかの形でサイクリングに携わっていくつもりだ。
私は幸せ者であり、すでに自分のキャリアを誇りをもって振り返っている。過去11年間、この素晴らしい冒険を経験し、共感し、助けてくれたすべての人に感謝する。
ここ数年いつも私のためにそこにいてくれたすべてのチームメイト、チームリーダー、介護者、メカニック、他のスタッフとスポンサーに感謝する。
長年私を支えてくれたすべてのサイクリングフォロワーにも感謝します！サイクリングは時々私に血と汗と涙を要した、しかしそれはとても美しくそして特別でした！
ありがとう、ありがとう、ありがとう！トム。
決意は固いのだろう。この数週間は、いくつかのチームからオファーが届いていた。Team BikeExchange – Jayco、Trek-Segafredo、Alpecin-Fenix、Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux、BORA-hansgrohe、Israel – Premier Techなど。
だが、他のチームで走ることもなく2022年でレースから引退してしまう。あまりにも早い決断だが、こればかりは仕方がない。
休養宣言から帰ってきてくれただけでも良かった。
残るレースを楽しんで走って貰いたい。特に、世界選手権個人タイムトライヤルではベストな体調で望んで欲しい。
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