軽量化に興味のある人ならば、良く知っているDarimoから超軽量のアルミステムが発表された。
Darimo Carbonが、CNC加工された軽量なIX2ALアルミステムを待望のリリースしたことで、もはやカーボンに限定されるものではなくなった。
数シーズン前から、プロマウンテンバイカーのアルミ製ステムのプロトタイプを目にしていたので、発売は当然の結果だ。
しかし、Darimoがエリートマウンテンバイクレーサーのためにコックピットポジションを改良している間、工房ではカスタマイズ可能なアルミ製ステムを加工、テスト、改良し、消費者にも提供できるようにしていた。
Darimo custom IX2ALアルミステム
Darimoは、オリンピックに出場するマウンテンバイカーに -40°ステムの製作を依頼されていた。
そしてDarimoは、可能なサイズごとに異なる金型を開発する代わりに、アルミニウム製のCNC機械加工デザインを改良し、一度に1本ずつ作ることができるように改良。
ISOテストに合格した後、Darimoは100mmステムの重量をわずか82gと発表している。
この投稿をInstagramで見る
その結果、IX2ALアルミニウムステムは、重量や剛性を犠牲にすることなくフィット感を追求するプロのためのソリューションと、消費者にとってもカスタマイズ可能なオプションとして開発された。
Darimoは、37種類の標準サイズ(重量は52g~99gの幅広いレンジ)でこの軽量ステムを提供している。
長さ、角度、クランプサイズ、より重いライダー補強、アルマイトカラー、そしてあなたの名前を刻むことも可能だ。
Darimo超軽量カスタムIX2ALアルミステムは、カーボンセーフなクランプのための一体型フェイスプレートデザインを採用し、2本のM4チタンフェースプレートボルトで固定されている。
このデザインは、48mm幅の31.8mmクランプエリアに自然なヒンジを組み込み、バーの出し入れを容易にする。
Ellipseのような軽量なロード用ハンドルバーでも使用可能だが、大型のエアロセクションバーはハンドルバーが通らないので使用不可とのことだ。
IX2ALは-6°、-12°、-17°、-25°の角度と40-130mmまでの10mm刻みの長さが標準装備されている。
また、ステムサイズに応じたバースタックとリーチインパクトを計算するための、便利な寸法表も用意されている。
もちろん、この広い範囲以外のものが必要な場合は、想像できるほとんどのサイズをカスタムメイドすることも可能。
Darimo IX2AL 価格
- クランプ径:31.8mm
- 角度:-6º、-12º、-17ºy-25º
- 長さ:40-50-60-70-80-90-100-110-120-130mm
- ステアリング直径:1-1 / 8 “(25.4 o 1-1 / 4″として注文されている他の直径)
- クランプ幅:48mm
- スタックの高さ:38mm
Darimo IX2ALアルミステムは、グロスブラックアルマイト、マットブラックアノ(もう少し灰色っぽい)、ナチュラルアノシルバー仕上げから選択でき、標準サイズは200€(約2万7千円)で販売されている。
Darimoはスペインで機械受注生産もしているので、希望すれば標準サイズのステムに名前を刻印することも可能。
アルミステムならば、同等な重量で安価なものもあるけれど、刻印とかまでカスタマイズとなると中々ないですね。
コメント
アルミはこの辺が限界みたいですね
EXTRALITEの実測値よりわずかに重い程度にまで仕上がってます
綺麗ですね
特にシルバー
欲しくなります
TIKOさん、その通りですね。ただ、結構アルミの割には高いかな。
コストパフォーマンスでいくと、TNIですがね。TNI Helium6が100mmで90gでから、結構軽いのは驚き。
ああ確かに若干高いかも
TNI良いですよね
良く出来ていて安価な部品が多いです
ちな、チタンのこのステム、鋳造で美しいデザインで
個人ビルダーやハンドメイドの中小チタンメーカーでの採用も多い
隠れた名品です
https://www.trisports.jp/products/6797/
チタンというところが渋い。中々良いデザインで確かに美しい。キラリとシルバーで光る部分があると目立ってよさそうです。
気軽にステムが変えられ無いのは如何でしょうか?
確かにそうですね。ハンドルが限定されるのがなんとも~