2022ジロ・デ・イタリアの3週間のUCIポイント獲得状況ではBORA-hansgroheが断トツだった。
これは、マリアローザをジェイ・ヒンドレーが獲得したので当然の結果だ。
では、ジロ・デ・イタリアの賞金の分配はどうなっただろうか。
ジロの賞金総額はツール・ド・フランスほどではないが、150万ユーロ(約2億1千万円)と、3週間の労働にしては悪くない金額。
ジロ・デ・イタリア TOP10賞金獲得ライダー
優勝したジェイ・ヒンドレーが、265,000ユーロと最も多くの賞金を手にした。もちろん、これはライダーやスタッフに分配されるけど、個人的な小切手としては最高額となる。
2位のリチャル・カラパス133,000ユーロ、3位にはミケル・ランダ68,000ユーロと続いている。
ステージ優勝、順位、その他3週間のジロのルート上に散らばった賞金で、3人ともさらに多くの賞金を手にしている。
ステージ優勝者は11,010ユーロ、マリアローザを着用すると毎日2,000ユーロが支給される。
また、2022年のジロの最高地点である、チマコッピを最初に通過した、UAE Team Emiratesのアレッサンドロ・コーヴィには、5,000ユーロが贈られた。
- ジェイ・ヒンドレー BORA-hansgrohe €291,770(約4070万円)
- リチャル・カラパス INEOS Grenadiers €160,108(約2230万円)
- ミケル・ランダ Bahrain Victorious €73,761(約1000万円)
- アルノー・デマール Groupama – FDJ €65,741(約920万円)
- フアン・ロペス Trek-Segafredo €55,301(約770万円)
- クーン・ボウマン BORA-hansgrohe €44,273(約620万円)
- マチュー・ファンデルプール Alpecin-Fenix €44,183(約610万円)
- サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious €31,587(約440万円)
- ヤン・ヒルト Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux €29,355(約410万円)
- フェルナンド・ガビリア UAE Team Emirates €25,697(約360万円)
少し驚きは、10位のフェルナンド・ガビリア。ポイント賞2位に加えて、コツコツと中間スプリントのポイントを狙っていたのも効果があったようだ。
チームの獲得状況
ジロ・デ・イタリアのチーム別の賞金獲得状況は
- Bora-Hansgrohe, €346,645(約4,800万円)
- Ineos Grenadiers, €180,363(約2,500万円)
- Bahrain-Victorious, €159,666(約2,230万円)
- Trek-Segafredo, €92,936(約1,300万円)
- Intermarché-Wanty-Gobert, €83,004(約1,150万円)
- Jumbo-Visma, €79,377(約1,100万円)
- Alpecin-Fenix, €78,161(約1,090万円)
- Groupama-FDJ, €68,822(約960万円)
- UAE Team Emirates, €57,476(約800万円)
- Team DSM, €53,169(約740万円)
- BikeExchange-Jayco, €46,931(約655万円)
- Quick-Step Alpha Vinyl, €39,362(約550万円)
- Astana Qazaqstan, €29,235(約410万円)
- Drone Hopper-Androni Giocattoli, €28,557(約400万円)
- Lotto-Soudal, €26,755(約370万円)
- EOLO-Kometa, €23,183(約320万円)
- EF Education-EasyPost, €21,742(約300万円)
- Cofidis, €18,959(約260万円)
- Bardiani-CSF-Faizanè, €18,599(約260万円)
- Movistar, €15,8348(約220万円)
BORA-hansgroheは、4800万円と断トツ。ライダーとスタッフで60人としたら、一人80万円のボーナスが貰える。実際には、もっと多いかも。これは嬉しいですね。
Movistar Teamが最も少ないとは~。アレハンドロ・バルベルデ頼みだったので仕方ないかも。
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