赤い提灯、トラクターなどと言われ、ツール・ド・フランスに限らず、常に集団の先頭を引く姿が見られたLidl – Trekのティム・デクレルク。
このティム・デクレルクの姿は今シーズンで見納めとなる。
自転車競技は想像以上のものを与えてくれた
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ティム・デクレルクは、ザ・トラクター(El Tractor)と呼ばれ、レースをコントールしチームを勝利に導く。自分自身が勝つことはない。
2011年にベルギー選手権U23で優勝。プロでの最も成績の良いのは2020ブルッヘ〜デ・パンネ (1.UWT)で2位。2019ヴォルタ・アン・アルガルヴェ(2.HC)で山岳賞となったくらいだ。
クラシックが得意なのだけど、自分のために走れるレースはない。それでもチームになくてはならない存在だった。
ティム・デクレルクのInstagramの投稿
長年にわたりプロサイクリストとしての人生を歩ませていただいたが、今シーズンをもって、この愛すべき人生の章を閉じる時が来た。
サイクリングは私に想像以上のものを与えてくれた。忘れられない思い出、信じられないようなハイ&ロー、そして一生続く友情。
走らせていただいたすべてのチーム、そばにいてくれたすべてのチームメイト、日々サポートしてくれた献身的なスタッフ、そして何よりも家族、特に妻@traceydebruyneに心から感謝したい。
あなたの無条件のサポート、忍耐、そして毎晩の目覚ましが、すべてを可能にしてくれた。
私はこの旅を誇りに思い、一瞬一瞬に感謝し、次に何が起こるかワクワクしている。
新たな冒険へ ❤️ #thankyou #rookuitdebuzze
ティム・デクレルクは、体育学と理学療法学の修士号を取得しようとしてる。レース引退後の人生のほうが長いよとデクレルは語っている。36歳なので、次の人生を生きることになる。
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