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2021ツール・ド・ポローニュ第1ステージ 登りスプリントを勝ったスプリンターは誰だ?

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Photo credit: bro_fot on VisualHunt
この記事は約12分で読めます。

昨年の第1ステージでは、ファビオ・ヤコブセン(Deceuninck – Quick Step)とディラン・フルーネウェーヘン(Team Jumbo-Visma)が絡んだゴールスプリントでの大落車が発生。

以前から下りゴールでスピードが出過ぎて危ないという話が出ていた。プラステックのゲートは簡単に壊れてしまいファビオ・ヤコブセンは選手生命にかかわる事故となる。

これを受けて、ディラン・フルーネウェーヘンは、9か月の出場停止。

ファビオ・ヤコブセンは何度も手術を繰り返して、ツール・ド・ワロニー第2ステージで復帰後の勝利をようやく上げることが出来た。

この事故を受けてUCIは、ゴールレイアウトの規則を変更。そして、ポローニュの第1ステージも昨年の下りゴールから登りゴールへと変わっている。

 

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第1ステージ ルプリン~ヘウム 216.4km

第1ステージ photo tourdepologne

 

丘陵ステージに変更された第1ステージは、ゴール前500mも登っている。短いので、なんとかスプリンターが勝てるコースという感じだ。

 

  1. スプリントポイント バトシュ
  2. 3級山岳 Błażek 0.6km・5.7%
  3. 3級山岳 アントリン 0.5km・5.4%
  4. スプリントポイント ゴジシュフ
  5. 3級山岳 ホシュニャ・アブラモフスカ 1.6km・5.3%
  6. スプリントポイント  フウォプクフ
  7. スプリントポイント  クラスニスタフ

 

ゴール手前3km  photo tourdepologne

 

ゴール手前の登り始めに8%という勾配がある。ただ、距離は短いので一気に登れるスプリンターならばゴールにからめるだろう。

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

このレースには、EF Education-Nippoから別府史之も出場している。これは楽しみだ。

 

2018年総合優勝のミハウ・クフィアトコフスキ。今回は同胞のミハウ・ゴワッシュが引退レースのなるので是非勝ちたい所だ。

 

第1ステージのスタート。昨年総合優勝したレムコ・エヴェネプールはデンマークツアーに出場。

Deceuninck-Quick-Stepは、ジョアン・アルメイダで総合を狙う。第6ステージにはTTがあるので逆転可能だ。

 

3人の逃げ

ローリングスタートの後は、解説やら、地元の紹介で画面が切り替わると3人の逃げが既に決まっていた。

  1. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech)
  2. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash)
  3. ミハウ・バルタ (Poland)

 

集団は、ポーランド選抜が固めている。Bahrain Victoriousは、マテイ・モホリッチがメンバーに入っている。また、得意の逃げからの勝利が見られるかな。

 

集団は、Deceuninck-Quick-Step、UAE Team Emirates、Bahrain Victoriousが引いている。先頭は、ティム・デクレルク。いつもの光景だ。

 

スプリントポイント バトシュ

スプリントポイントはエフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech)が1位通過。

2021カザフスタンのロードチャンピオン。TTも2位の21歳だ。

  1. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech) 3ポイント 3秒
  2. ミハウ・バルタ (Poland) 2ボイント 2秒
  3. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash) 1秒 

 

3級山岳 Błażek 0.6km・5.7%

3級山岳通過。

  1. ミハウ・バルタ (Poland) 3ポイント
  2. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash) 2ポイント
  3. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech) 1ポイント

 

3級山岳 アントリン 0.5km・5.4%

ここもエフゲニー・フェドロフが1位通過。

  1. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech) 3ポイント
  2. ミハウ・バルタ (Poland) 2ボイント
  3. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash)

 

スプリントポイント ゴジシュフ

2度目のスプリントポイントもエフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech)が1位通過。全部取るつもりかな。

  1. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech) 3ポイント 3秒
  2. ミハウ・バルタ (Poland) 2ボイント 2秒
  3. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash) 1秒 

 

ティム・デクレルク先頭。Team Qhubeka NextHashは、逃げているショーン・ベネットのために先頭交代する3人の後ろに陣取っている。

 

Fumyは集団後方にいる。

 

3級山岳 ホシュニャ・アブラモフスカ 1.6km・5.3%

ここはバルタ・ミハウがロングスプリントで先着。ミハウ・バルタは、2020年までTeam CCCに在籍。現在は、Global 6 Cyclingで走っている。

2019ボーランド選手権で優勝しているライダーだ。

  1. ミハウ・バルタ (Poland) 3ポイント
  2. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash) 2ポイント 
  3. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech) 1ボイント

 

スプリントポイント  フウォプクフ

ここもミハウ・バウタが1位通過。

  1. ミハウ・バルタ (Poland) 3ポイント
  2. ショーン・ベネット (Team Qhubeka NextHash) 2ポイント 
  3. エフゲニー・フェドロフ (Astana – Premier Tech) 1ボイント

 

別府史之は、最後尾でのんびり走っている。まだ、レースは始まらない感じか。

 

先頭まで40秒となった所で集団からアタックがかかる。残り51kmあるので次の逃げを狙っている。

 

あっという間に、後続が追いついてくる。

 

次々と後ろから追走が合流してくる。

 

集団も後ろに見えているので、これは決まらないだろう。

 

Israel Start-Up Nationの、アレクシー・ルナールが落車。チェーンが外れたか。

 

結局、逃げは捕まり集団は振り出しに戻る。ゴールまで48kmもあるので次の逃げが出来るはずだ。

 

スプリントポイント  クラスニスタフ

石畳のスプリントを征したのは、ミハウ・クフィアトコフスキだ。

  1. ミハウ・クフィアトコフスキ INEOS Grenadiers 3ポイント 3秒
  2. マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious 2ポイント 2秒
  3. エミルス・リエピンス Trek-Segafredo 1ポイント 1秒

 

Team Jumbo-Vismaのヨス・ファンエムデンのアタックで3人の逃げが出来る。

  1. ヨス・ファンエムデン Team Jumbo-Visma
  2. アントワーヌ・デュシェーヌ Groupama-FDJ
  3. トム・スクーリー EF Education-Nippo

 

集団も追っているが44秒までタイム差が広がる。

 

残り25kmで37秒のタイム差。逃げ切れる感じではないけど、どこまで行けるかな。

 

集団は15秒差まで詰めてきた。こうなるといつでも捕まえることが出来る。あまり、早く捕まえると次の逃げが出来るので泳がせるかな。

 

Team Qhubeka NextHashのキリアン・フランキーニーが落車。かなり痛そうにしている。

股関節骨折、複数の肋骨の骨折、鎖骨の骨折で当分はレースにも出れない。

 

残り15.3kmで3人は捕まる。もう、ここからは誰も逃がさないだろう。

 

Deceuninck-Quick-Stepは、アルバロホセ・ホッジ、BORA-hansgroheは、パスカル・アッカーマンで勝利を狙う。

 

イネオスが集団を先頭を引く。石畳の登りだ。

 

ウルフパックのミッケルフレーリク・ホノレがアタックをかけるがすぐに捕まる。

 

ウルフパックのイアン・ガリソンが先頭を引く。

 

残り、1.7kmでイネオスが先頭。

 

イネオスは先頭から外れる。

 

マテイ・モホリッチが先頭に出る。

 

ここから、ウルフパックのアルバロホセ・ホッジがロングスプリントだ。

 

完全にアルバロホセ・ホッジが抜け出た。

 

これはホッジの勝利か?

 

だが、後ろからBahrain Victoriousのヒィル・バウハウスが追ってくる。

 

両者ハンドルを投げた~。

 

 

あ~、勝ったのはフィル・バウハウスだ~!

フィル・バウハウスは今シーズン6勝目。第1ステージからリーダージャージも獲得となった。ツアー・オブ・スロベニアでも2勝しており、今シーズン絶好調だ。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第1ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 50 50 5:01:24
2
 HODEG Álvaro José
Deceuninck – Quick Step 20 30 ,,
3
 HOFSTETTER Hugo
Israel Start-Up Nation 8 18 ,,
4
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo   13 ,,
5
 DEKKER David
Team Jumbo-Visma   10 ,,
6
 SMITH Dion
Team BikeExchange   7 ,,
7
 RICKAERT Jonas
Alpecin-Fenix   4 ,,
8
 GHIRMAY HAILU Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   3 ,,
9
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   2 ,,
10
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   1 ,,

総合

Rnk Rider Team UCI Time
1
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious   5:01:14
2
 HODEG Álvaro José
Deceuninck – Quick Step   0:04
3
 FEDOROV Yevgeniy
Astana – Premier Tech   ,,
4
 HOFSTETTER Hugo
Israel Start-Up Nation   0:06
5
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   0:07
6
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   0:08
7
 LIEPIŅŠ Emīls
Trek – Segafredo   0:09
8
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo   0:10
9
 DEKKER David
Team Jumbo-Visma   ,,
10
 SMITH Dion
Team BikeExchange   ,,

ポイント賞

Rnk Rider Team Points
1
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 20
2
 HODEG Álvaro José
Deceuninck – Quick Step 19
3
 GARRISON Ian
Deceuninck – Quick Step 19
4
 HOFSTETTER Hugo
Israel Start-Up Nation 18
5
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo 17
6
 DEKKER David
Team Jumbo-Visma 16
7
 SMITH Dion
Team BikeExchange 15
8
 RICKAERT Jonas
Alpecin-Fenix 14
9
 GHIRMAY HAILU Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 13
10
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 12

山岳賞

Rnk Rider Team Points
1
 PALUTA Michał
Poland 8
2
 FEDOROV Yevgeniy
Astana – Premier Tech 5
3
 BENNETT Sean
Team Qhubeka NextHash 5

 

 

 

コメント

  1. er4b より:

    アッカーマンは残り50Kmくらいのところで体調不良でDNFしちゃったので、NORAはしかたなくシュヴァルツマンで勝負したみたいですね。

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