Alpecin-Fenix のフリップ・ワルスレーベンは、ステージ優勝したことにより引退撤回を考える

Alpecin-Fenix のフィリップ・ワルスレーベンは、ステージ優勝したことにより引退撤回を考える

2021.08.09

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アークティック・レース・オブ・ノルウェー最終ステージで優勝したAlpecin-Fenix のフィリップ・ワルスレーベン。

実は、このステージレースが始まる前に今シーズン限りで引退を表明していた。まだ、33歳でありシクロクロスからロードに完全に切り替えて3年しかたっていない。

フィリップ・ワルスレーベンは、2021Boucles de la Mayenne (2.Pro)で、プロ初勝利を上げている。これでシーズン2勝目だ。

今回のステージ優勝で少し引退について考えなければならなくなったかもしれない。

ニキ・テルプストラに勝つ

こちらはアークティック・レース・オブ・ノルウェー最終ステージのラスト1kmから

フィリップ・ワルスレーベンは、ニキ・テルプストラの登りのアタックに唯一反応。ラスト1kmからは、ニキ・テルプストラに後ろにつかれている状態。

これで、誰もがニキ・テルプストラの久々の勝利を見ることになると思われたいた。だが、ニキ・テルブストラの最後のスパートにフィリップ・ワルスレーベンは見事に対応。

最後は、スプリントで競り勝った。

実は、リーダーのベン・ヘルマンスのIsrael Start-Up Nationは、最終ラップでは積極的に前を引かなった。

2位とは4秒差だったので、逃げがゴールを奪ってくれれば、ボーナスタイムの心配をしなくて済むからだ。これも、逃げが成功した理由の一つだ。

フィリップ・ワルスレーベンは、元々シクロクロスで活躍してたライダー。2009年世界選手権U23チャンピオンでドイツチャンピオンには6度なっている。

フィリップ・ワルスレーベンは、引退を決意した理由について

プロのサイクリストのスケジュールは常に予測不可能で、とにかく忙しい。妻と子供からの長い分離と厳しいトレーニング。そろそろ次のステップを考える時間だと思う。

と語っていた。

このレースが現役最後のレースと思って走ったが、今は心が揺れているだろう。夢だったグランツールの舞台にも立っていない。

シーズン終了までは、まだ時間があるのでしっかりと考える時間はある。引退の最後のレースが優勝というのもカッコいいけど。